大会事務局 田村洋介

2011年3月に起きた東日本大震災が起きたのは、私が初めて事務局として関わった第10回大会の前日準備中でした。事務局のある宮城県で起きているその現実をテレビ中継で見ながら、家族や知り合いの無事を願いつつ準備に取り組んだこと、参加者にも影響が出ており、開催するかどうかの決断に迫られるなか、極限状態での開催となったことは今でも忘れられません。あれから9年が経ち、今回のコロナショックの最中では私の祖母も寝たきりで介護を受けています。3月中旬からは身内であっても施設内への立ち入りや面会ができない状況が続いていますが、このような非常事態であっても施設を閉鎖せず、全力で介護を続けてくださるみなさまには本当に感謝しかありません。介護現場の最前線で働く人たちの気づきや経験の共有機会をこれからも大会やセミナーを通して全力でサポートさせていただければ幸いです。

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