広島大学原医研附属被ばく資料調査解析部

当部は、大学に附置された放射線医科学分野の研究所として日本で最大規模の
広島大学原爆放射線医科学研究所に所属する1部門です。

当部では、前身の原爆医学標本センターが1967年に設立されて以来、
原子爆弾や 放射線による被災や人体への影響に関する幅広い資料を
継続的に収集、整理するとともに、それらの資料を活用した
研究を行ってきました。

なかでも当部が保管している、原子爆弾で被爆された方々(原爆被爆者)の
臓器や組織の標本の数は、関連する資料としては世界で最大規模のもので,
他にはほとんど存在しない貴重な資料です。

当部では、保管する資料をもとにした研究に加え、2017年8月より
広島大学医学資料館で開催した「爆心地から生きる」展など、
資料の展示も定期的に行い、一般の皆様に対する公開も進めております。

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