伊藤 直樹(北里大学 東洋医学総合研究所)

2001年北里大学薬学部卒業(薬剤師)。2003年同大学大学院修士課程修了。同大学東洋医学総合研究所にて漢方薬の基礎研究に従事(上級研究員)。2010年博士(薬学)取得。2012年から約1年半米国テキサス大学に研究留学。帰国後、同所に復職。研究の他に、学生の研究指導、講義など教育にも従事。研究のモットーは、先入観に捕らわれず、自分の目で確かめること。
私は高校まで岐阜で過ごし、都会に憧れ東京の大学に進学しました。野球肘や大学受験失敗など挫折を経験しながら、野球で培った精神力と粘り強さを武器に大学時代に体験した漢方薬の効果に魅了され、漢方研究の世界に飛び込んできました。研究では留学時代に身につけた研究手法を駆使しながら、主に精神症状などに有効な漢方薬の薬効解析などを行っています。近い将来、今よりももっと漢方薬が人々の心身の健康に寄り添うものになっていることを夢見て、日々研究に励んでいます。

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