特定非営利活動法人 VERSTA

 当法人が支援活動を行っているブラジルは世界第2位の森林面積を有しているが、森林違法伐採面積が世界1位となっており、森林の再生・保全と違法伐採防止の両立が政策的課題となっています。ブラジルでは、森林の再生・保全と違法伐採防止を両立させる手法として、日系移民が開発したアグロフォレストリー(AF)という林業と農業の混合農法(同国第1回技術大賞受賞)が注目されています。
 当法人の支援活動は、同国森林面積第2位の大西洋沿岸林(Mata Atlântica)において、同沿岸林自生種ジュサラ椰子を主樹とするAFを導入支援することにより、同沿岸林の再生・保全と違法伐採の両立並びに気候変動抑制への貢献を目指しています。
 2019年末現在、ジュサラ椰子AF+二次林モデル圃場面積は13.49ha(0.1349km²:東京ドーム3個分)、AF栽培本数は13,132本に達しています。

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