高橋浩

 特別支援学校を定年退職し、一般社団法人大和伸進会の協力を得て関西発達臨床研究所と児童発達支援「きんぎょ」を開設して1年を経過しました。35年間の教員生活は、日々感動の連続で「こんな仕事、他にないね」って思っていました。今の仕事に移って子どもたちの変化に日々感動しています。元々、感動しやすいタイプなのかも知れません。学校勤務の頃は、個々に合わせた課題設定をして、その課題を達成させることを目標とするような指導を行ってきました。何故うまくできないのかを分析し、改善しながらできることを目指してきました。今は少し違っていて、その子が自分の力を発揮できるようになるために、どんな支援ができるのかを考えています。いっしょになって遊びながら、或いは遊びを応援しながら、子どもたちと思いを共にしています。ちょっとしたことに、子どもと共に感動している自分がおかしくもありますが、楽しくて仕方ありません。

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