南縁草の会

南縁草(なんえんそう)の会
落語をこよなく愛するメンバーが集まりました。

・・・素晴らしい栴檀(せんだん)の木の根元に、南縁草(なんえんそいう)という雑草が生えていた。これを取り去れば栴檀が引き立つと思いそうしたところ、一晩のうちに栴檀が枯れてしまった。調べて見ると、栴檀は南縁草を肥やしにし、南縁草は栴檀から落ちる露で育っていた事が分かったのだった・・・
古典落語の「百年目」という噺に出てくる「南縁草(なんえんそう)」です。噺のなかでは、栴檀の檀(だん)と南縁草の南(なん)から「旦那」ということばができた(だんなん→だんな)なんて話も。
南縁草あってこその栴檀、そして栴檀が育つことで南縁草も育つ。これからおおきな栴檀の木に育っていく若手噺家さんに少しでも養分を。

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