京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ

京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ 4枚目
京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ
京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ 2枚目
京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ 3枚目
京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ 4枚目
京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ
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京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ 3枚目
京都大原で野菜と人を育むつくだ農園|古民家を有機農業の拠点、野庵へ 4枚目

支援総額

3,845,000

目標金額 3,000,000円

支援者
166人
募集終了日
2023年10月31日

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2023年09月04日 09:00

【つくだ農園をもっと知る】人と田んぼについて

人と田んぼについて

 

田んぼにはかならず人が要る

人にも必ず田んぼが要る

 

私たちは2009年、師匠から独立して有機JAS認証を取得し、本格的に有機農業を始めました。それまでは週に1回程度だった野菜の販売も、大原地区に直売所が開設されたことによってほぼ毎日出荷できるようになり、忙しくなってきていました。

 

野菜づくりが楽しくて楽しくて、毎日朝早くから夜遅くまで農業に向き合っていました。するとやがて、空いている農地を耕してほしい、こちらの畑も管理してほしいと地域の方々にお声がけいただく機会が増え、気がつくと管理している畑の面積もずいぶんと増えていました。

 

この頃から、つくだ農園で働いてみたいと、アルバイトやインターンに応募してくる方々が出てきました。自分たち二人だけでするには農地が増えすぎていて、お手伝いの方が必要だと感じていた頃でもあり、さっそく一緒に働いてもらうことにしました。

 

また、せっかくなら将来有機農業で独立したいと考える人と一緒に農作業がしたいと思うようになりました。自分たちもそうであったように、農家になるためには農家に習うのが一番良いと思っていたからです。師匠が惜しみなく教えてくれた技術を、自分たちもまた次の人たちに伝えてきたいと考えたからでもありました。

 

2021年度の研修生たちと畑で集合写真。

 

2017年ごろから始まった研修生の受け入れ。現在までに9名が独立、もしくはつくだ農園で継続的に働いてくれています。

 

つくだ農園のHPでは、彼ら彼女らの現在の農園情報なども掲載していますのでぜひご覧ください。「つくだ農園HP研修生について」

 

「人」と「田」と書いて「佃」。研修生を雇用して人を育てるようになった頃、「つくだ」という言葉に含まれる、人と田んぼの関係に気がつきました。

 

自分たちが有機農業を続けるためにも、そして、有機農業だけでなく農業という産業が持続的であるためにも、担い手となる農家を育てて増やしていかなくてはいけないと考えています。

 

オーナー制度、そして農業塾へ

 

有機農業を学びたい人は、農家になりたい人たちばかりではありませんでした。

 

独立して間もない頃は、農業機械を買う余裕がなく手作業が多い私たちでした。そこで考えたのが、「機械」がなくても「機会」を増やそう!と始めた野菜オーナー制度です。

 

野菜は、人参、じゃがいも、玉ねぎといった誰もが知っている食べやすい野菜で取り組みました。この3種の野菜は実は、人手がないと作るのがが大変な反面、みんなでやると楽しい作業であっという間に終わるという野菜でもあります。

 

例えば、玉ねぎオーナー制度では、1口オーナーになれば、苗の定植、玉ねぎの収穫作業に参加することができて、10キロ分の玉ねぎをもらえる、と設定しました。

 

農家は農作業を手伝ってもらえるし、オーナーさんは自分たちの玉ねぎを苗から育てる経験ができるという制度です。10キロ分の作業だけをするのではなく、それ以上の定植や収穫作業をしてもらうことでお互いにメリットがあるという仕組みでした。

 

    

2012年ごろ。ジャガイモオーナーでの作業の様子。春に定植して、初夏に収穫しました。

 

人参、じゃがいも、玉ねぎの3種はそれぞれに生育季節が異なっており、うまい具合に年間を通じてオーナー制度に参加してもらうことができました。5年ほど続いたオーナー制度でしたが、私の妊娠や出産、そして子育ての時期とも重なり、幼い子供をおんぶしながらオーナー制度の管理をするのが難しくなっていました。

 

一度オーナー制度を休止し、つぎに2019年から開催したのは農業塾でした。

 

これは、有機農業を1年を通じて学ぶことのできる体験型の講座でした。貸し農園のようにそれぞれやるのではなく、みんなで1つの場所を耕します。春夏野菜をつくったら、同じ圃場で今度は秋冬野菜を育てます。そうすることで、普段私たち農家がしている農業にかなり近い農作業体験をすることができます。

 

当初は大人だけを対象にしていた農業塾ですが、2020年に家族での参加も受け入れ始めると参加希望者がぐっと増加しました。10組限定の枠はすぐ埋まって、登録人数は50名近くになりました。子どもも大人も一緒になって、毎月2回で年間20回一緒に農作業をしました。最後の方には、みんなとっても仲良くなり、一つの大きな家族のようでした。

 

 

有機農業に関わりたい人は、農家になりたい人ばかりではなかったのです。

 

有機野菜を食べたいと思う人の多くは、作ってみることにもとても高い関心があることがわかりました。そして、野菜作りを体験すると、よりいっそう有機農業への理解が深まり、私たちつくだ農園を支えてくれる心強い理解者になってくださることがわかりました。

 

また、農業塾参加者は、有機農業だけでなく農業そのものへの関心も涵養され、身近な場所にある田んぼや畑を大切にしたいという気持ちが芽生えるということが、事後アンケートの回答からも明らかになりました。

 

農業塾は、2022年の開催をもっていったん休止しています。新しい拠点が完成したら、そこで新たなプログラムを編成し再開する予定をしています。

 

リターン

5,000+システム利用料


【1】オリジナルポストカード (梢夏子さん書き下ろし)

【1】オリジナルポストカード (梢夏子さん書き下ろし)

つくだ農園のパンフレットのイラストなどを手がける梢夏子さんオリジナル書き下ろしのつくだ農園ポストカードに、お礼のメッセージを書いてお届けいたします。

●ホームページへのお名前掲載
●オリジナルポストカードの感謝状

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


【2-A】つくだ農園のおすすめ野菜ボックス

【2-A】つくだ農園のおすすめ野菜ボックス

つくだ農園の人気No,1商品「有機野菜10品セット」をお届けします。1年を通じてお届けしている、旬の野菜だけを詰め合わせた野菜ボックス。その中で、夏野菜もしくは冬野菜のいずれかの詰め合わせをお送りいたします。

●ホームページへのお名前掲載
●オリジナルポストカードの感謝状
●有機野菜10品入り野菜ボックス(夏野菜 or 冬野菜)※
----------
※冬野菜の場合は、2023年11月〜2024年2月の間、夏野菜の場合は2024年7月〜8月の間にお届けいたします。
※繁忙期のため2023年12月20日〜2024年1月13日および2024年8月12日〜18日は出荷いたしません。
※野菜の数は必ず10品ですが、シーズンによっては同じ野菜が2袋入る場合がありますのでご了承ください(例:菜の花2袋ほか8種類の合計10品、オクラ2袋他8種類の合計10品など)

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000+システム利用料


【1】オリジナルポストカード (梢夏子さん書き下ろし)

【1】オリジナルポストカード (梢夏子さん書き下ろし)

つくだ農園のパンフレットのイラストなどを手がける梢夏子さんオリジナル書き下ろしのつくだ農園ポストカードに、お礼のメッセージを書いてお届けいたします。

●ホームページへのお名前掲載
●オリジナルポストカードの感謝状

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


【2-A】つくだ農園のおすすめ野菜ボックス

【2-A】つくだ農園のおすすめ野菜ボックス

つくだ農園の人気No,1商品「有機野菜10品セット」をお届けします。1年を通じてお届けしている、旬の野菜だけを詰め合わせた野菜ボックス。その中で、夏野菜もしくは冬野菜のいずれかの詰め合わせをお送りいたします。

●ホームページへのお名前掲載
●オリジナルポストカードの感謝状
●有機野菜10品入り野菜ボックス(夏野菜 or 冬野菜)※
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※冬野菜の場合は、2023年11月〜2024年2月の間、夏野菜の場合は2024年7月〜8月の間にお届けいたします。
※繁忙期のため2023年12月20日〜2024年1月13日および2024年8月12日〜18日は出荷いたしません。
※野菜の数は必ず10品ですが、シーズンによっては同じ野菜が2袋入る場合がありますのでご了承ください(例:菜の花2袋ほか8種類の合計10品、オクラ2袋他8種類の合計10品など)

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月
1 ~ 1/ 16

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