江戸城天守の軸組模型を透明ケースに入れて展示会等で公開したい!

江戸城天守の軸組模型を透明ケースに入れて展示会等で公開したい!
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります(All in 方式)。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は10月31日(木)午後11:00までです。

寄付総額

163,000

目標金額 1,000,000円

16%
寄付者
10人
残り
51日

応援コメント
太田資暁
太田資暁19時間前応援しています。できることは何でもやりましょう。応援しています。できることは何でもやりましょう。
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります(All in 方式)。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は10月31日(木)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

 

高さ120センチの江戸城天守の軸組模型を多数の方々に見てほしい。

専用の保護ケースに入れて大切にして、お城エキスポにて展示したい。

 

認定NPO法人「江戸城天守を再建する会」は、若い世代が、日本人であること、そして日本に生まれたことに誇りと自信を持つために、木造の「江戸城天守」を築城する!ことを目標として、署名活動や学習会、ガイド付きツアーなどに取り組んでいます。

 

現在、建築・設備・土木・測量などの専門学校「中央工学校」(東京都北区)の建築倶楽部が江戸城天守の軸組模型(じくぐみもけい/木造の骨組である柱と梁だけの模型)を制作しています。昨年秋から制作が始まりました。ほぼ毎日授業が終わってから実習室に集まっての作業です。模型が刻一刻と完成に近付いている様子を見ていると、完成後に広く世の中へ公開することが楽しみになります。11月下旬の完成をめざしております。

 

木造建築物にはつきものである軸組模型。中央工学校建築設計科の教員である渡邊友尚氏(一級建築士・一級建築大工技能士)と同インテリアデザイン科教員である別府勝氏(インテリアコーディネータ)がサークル活動として指導しています。その設計図として、当会特別顧問である三浦正幸先生が2016年にまとめ上げた『江戸城天守---寛永度江戸城天守 復元調査研究報告書』を使っています。江戸城天守の木造築城が実現したときに使う予定の設計図です。

 

学生たちはもくもくと作業に打ち込んでいます。その中から日本の最高峰の木造建築物のエッセンスを嗅ぎ取ってほしいという渡邊先生の願いが伝わっているようです。

 

『寛永度江戸城天守 復元調査研究報告書』

 

現在制作中

 

模型は、中央工学校の実習室の広い空間で作られているだけに、高さがおよそ120センチメートル(縮尺50分の1)にもなります。木造部分を強調する軸組模型によって、本物の築城が完成した姿をイメージすることができます。

 

模型の完成後は江戸城天守築城のシンボルとして、当会が請願署名を収集したり、城郭愛好家が多数集まったりする会場や場所へ持ち込んで展示する予定です。その際、こわれやすい模型を保護するために移動中や展示中に上からかぶせることができる専用の保護ケースを作っておきたい。その上で12月に開催される日本最大の城郭展示会にて軸組模型を一押しとして展示するところまでをプロジェクトといたしました。皆さまのご支援をお願いいたします。

 

もし目の前の模型の寸法を50倍に拡大した江戸城天守をこの目で見たいとお思いでしたら、そのとなりのスペースでは請願署名を行っていることが多いので、その際はぜひ署名にもご協力ください。

 

※本プロジェクトを通じて寄付を行う場合には税制優遇を受けることができます。詳細は当ページ末尾をご覧ください。

※当会ウェブサイトでも署名のお願いをしております。

 

 

クラウドファンディングの目標金額と使途など

 

本プロジェクトは、城郭展示会への出展と、会場へ移送する際模型を保護するアクリル製ケースの制作から成り立っています。これらがクラウドファンディングで得た支援金の使途となります。

 

出展の費用とは、城郭ファンが多数集う場所に模型の展示スペースを確保するための料金です。予定通り完成したときの出展予定は、パシフィコ横浜ノース(横浜市)にて、2024年12月21日と同22日の2日間開催される日本最大の城郭展示会「お城エキスポ2024」(参考:前回は2日間で1万8000人来場)になります。当会が借りるスペース(ブース)に模型を展示します。

 

保護ケースの制作費用とは、輸送中および展示中に保護のために模型全体に上からかぶせるアクリル製の透明箱の代金です。軸組模型は部品点数が多くて接着剤による組立で破損しやすいため、専用の保護ケースを制作し、常時かぶせておきたいのです。

 

アクリル製保護ケースのイメージ

 

 

本プロジェクトの目標金額

 

今回挑戦するクラウドファンディングでは、目標金額未達の場合でも、支援募集期間が終了した時点で申し込みのあった支援総額を受け取る方式を採用します。また、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合には、下記のように経費を削減し、不足分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容を実行します。

 

【目標金額の使途の内訳】

 

達成率100%の場合の資金の使途明細です。お城エキスポは1小間単位で申し込めます。

 

支援金目標金額:100万円

目標金額の使途:クラウドファンディング手数料(税込み)    154,000円

        お城エキスポ2024出展料(1小間・税込み) 275,000円

        お城エキスポ2024出展料(1小間・税込み) 275,000円

        アクリル製ケース制作料(税込み)               296,000円

        合計                     1,000,000円

 

もし、募集期間内に目標金額に達しなかった場合は、寄付金の使途に優先順位をつけて、順位下位の項目から削減をしていきます。具体的な経費削減策として、1番目:お城エキスポ出展料1小間分、2番目:アクリル製ケース制作料、3番目:お城エキスポ出展料1小間分の順に削減します。

 

お城エキスポのブース1小間の大きさ(面積)は間口3メートル、奥行き2メートルです。今回、軸組模型に充分な展示スペースを割り当てるため2小間借りたいのですが、目標達成度によっては1小間に削減して出展します。

 

なお、展示会には必ず出展しますので、支援金が1小間分の出展料にも及ばない場合には、出展費用を自己負担します。もし支援金が1番目と2番目の合計額に不足する場合は、アクリル製ケースのないまま、輸送・展示を実施します。

 

※本プロジェクトの目標金額の使途以外の資金は自己資金で確保できます。目標金額使途以外については計画に従って軸組模型公開活動を行います。

※天災などやむをえない事情(緊急事態宣言などコロナウィルスによる影響を含む)により、お城エキスポ2024が開催されなかった場合、寄付対象となる展示会を2025年開催のお城エキスポへ延期します。

※目標金額達成後の余剰金が生じた場合は江戸城天守を再建する会の活動費に充当させていただきます。

 

 

認定NPO法人 江戸城天守を再建する会とはこのような団体です。

 

 

私たち、認定NPO法人「江戸城天守を再建する会」は、請願署名の収集、築城後の姿の模型やAR画像などによって世論を喚起しながら、江戸城天守を築城することを目標として活動しています。

 

このたび、江戸城天守の木造築城の意義を理解していただくため、中央工学校(東京都北区)にその軸組模型の制作を委託しております。柱と梁だけで構成した模型ですので、日本の木造建築の最高到達点であることを感じ取っていただけるでしょう。2024年11月(予定)に完成後、本格的な一般公開の初回として、お城エキスポ2024(2024年12月21日~22日・パシフィコ横浜ノース)に出展します。

 

2004年12月の任意団体「江戸城天守再建を目指す会」発足以来、今年20周年を迎えます。会員には、城郭愛好家、歴史ファンだけではなく、お城による日本の地域起こしという面から関心を持たれている方も数多くおられます。

 

より多くの方に会員になっていただきご賛同いただくために、江戸城天守再建請願署名のお願いや、江戸城や江戸文化に関わる各種勉強会や講演会、皇居東御苑散策ツアーなど数多くのイベントを行っています。

詳しくはこちら。

 

 

築城後の江戸城天守CG画像

 

 

遺っていれば日本最大といわれる江戸城天守を軸組模型で再現します。

 

島田昌幸 認定NPO法人江戸城天守を再建する会 理事長

 

認定NPO法人 江戸城天守を再建する会・理事長の島田です。当会のプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

 

1457年から1868年までの約400年間、東京の真ん中に、江戸城と呼ばれるお城がありました。260年間の江戸時代の中心だった大城郭・江戸城は、外堀を含めると、現在の都営大江戸線の線路で囲まれた範囲ほどもあったそうです。そして、その天守は、現在の皇居東御苑の中にありました。

 

多くの日本人が日本に生まれたことを誇りに思い、日本の歴史と伝統にこだわりをもってほしい。日本を訪れる多くの外国人には江戸城天守を通じて、日本独自の文化を味わって欲しい。

 

そのような願いから「江戸城天守の令和の築城」への挑戦を続けているのです。当会の日常的な活動は、衆参両院へそれぞれ提出する、江戸城天守築城を求める請願署名の呼びかけです。天守の軸組模型が間もなく完成したら、それを運動のシンボルとして城郭展示会などに持ち込もうと思っています。

 

 

江戸図屏風 江戸城の敷地面積は日本最大と言われています

 

 

江戸城の歴史は江戸の街の歴史そのもの。

江戸は度重なる大火と復興を繰り返しました。

 

1457年 太田道灌による江戸城築城

 

15世紀になると、江戸といわれていた地域に、扇谷(おうぎがやつ)上杉氏がやってきました。その家臣だった太田道灌(おおたどうかん)が、1457年、最初の江戸城を築城しました。その後道灌の暗殺により、主君であった扇谷上杉氏のものとなった江戸城は時代の変遷を経て、北条氏の手に渡りました。

 

三度建て直された江戸城天守

 

1590年、豊臣秀吉が天下統一のため、北条氏を滅ぼしました。北条氏の支城であった江戸城に、秀吉に命じられた徳川家康が駿府から移りました。当時荒れた土地であったこの場所を、徳川家康は大規模な土木工事を行い、周辺環境の整備と江戸城の整備を進めていきました。毎年次々と建物を増築し、城下町の整備にも力を入れ、徐々に江戸城と城下町は当代第一の城へと変貌していきました。

 

1607年、家康によって慶長度の江戸城天守が完成しました。その後、二代将軍秀忠がそれを解体して元和度の天守として1622年に建て直し、三代将軍家光がまた解体して1638年寛永度の天守として建て直しました。

 

1657年、明暦の大火で江戸城天守(三代目)が焼失

 

 

明暦の大火(振袖火事)で天守が焼失

 

1657年、明暦の大火は、江戸時代最大の大火と呼ばれています。江戸のほとんどが焼け野原となり、江戸城だけでなく、大名の屋敷、城下町などを焼き尽くしました。江戸の人口50万人のうち、死者は3万人とも10万人ともいわれています。

 

明暦の大火で江戸城の天守も御殿も焼失しました。天守台は1658年に、本丸御殿は1659年に再建されましたが、天守は出来ませんでした。城下町の再建を優先したためでした。この時再建された天守台が今も皇居東御苑に遺されています。

 

天守が焼けた2年後の1659年の秋の記述が、保科正之(四代将軍家綱の叔父)の言行録「千年の松」に残されています。当時の幕閣の中心人物達が相談した時に、正之が「天守は織田信長以来のことで、城の軍備にとってそんなに役に立つというものではない。 遠くを見るにしか使えないでしょう」と発言しました。

 

後世に伝わったのはここまでの部分で、それに続けて述べられていることがほとんど伝わっていません。正之がそれに続けた言葉は「今大名も町人達も総ての者が、屋敷や家を建てなければならない。 そんな時に幕府の建築工事が長々と続いたら、下々の迷惑になる」ということでした。

 

何故迷惑になるかと言うと、天守は途方もなく巨大であるため材木や大工を独占することになるからです。さらに幕府にはお金がありませんでした。そこで「当分御延引しかるべし」として、表向きには「公共工事を延々と続けていると世間の迷惑になるから世間の工事が終わってからにしませんか」ということになりました。ところが幕府の財政難が解消されなかったことによって、世間の工事が終わっても再建されなかったのです。

 

遺された日本最大の天守台

 

 

新型コロナ禍が明けて再び増える皇居東御苑への内外からの来訪者。

外国人にも日本城郭建築の最高到達点であることの魅力が伝わる。

 

本プロジェクト起案の背景には、国内外の注目を集めるこのタイミングだからこその理由があります。皇居東御苑への総入場者は、令和元年には200万人を突破し、令和5年には外国人比率が過去最高(47%)となりました。

 

今年令和6年には、来場者総数がコロナ前を抜いて過去最高になる可能性があります。当会が主催する散策ツアーに参加すると、外国人の関心の高さを感じることができます。今皇居東御苑に置かれている天守模型は外観復元模型ですから、となりに軸組模型を並べて置きたくなります。

 

長きにわたって失われてきた江戸城天守が、再び建ち上がるときが到来しました。

 

長きにわたって失われてきた江戸城天守が、再び蘇るときが来ました。江戸城天守の令和の築城が実現した暁には、日本を担う次の世代や、日本を訪れる世界中の人々が、日本の歴史と伝統と文化を学べる拠点として活用してまいります。

 

まずは江戸城天守の素晴らしさや、その歴史・文化を知っていただくきっかけとして、軸組模型のお披露目に皆さまのお力をお借りできれば幸いです。ぜひ江戸城天守を体感してください。できるだけ早く令和の築城を実現できるよう、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。

 

【ご参考:江戸城天守内部の復元映像】

 

 

特定寄付金による税制優遇について

 

本プロジェクトを通じて寄付を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。

 

【内容】

 

・個人の場合:2000円以上の寄付をされた方は、寄付金領収書を添えて確定申告を行うことで、所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。お住いの市町村によっては住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。

・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイトなどをご覧ください。

 

【寄付金領収書の発行について】

 

寄付をされた方には、後日「寄付金領収書」を送付します。

領収書名義:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します。

領収書発送先:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします。

寄付の受領日(証明日):READYFORから認定NPO法人に入金された日となります。

証明書の発送日:2024年12月頃を予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

 

※プロジェクトページに使用している動画について:「江戸城散策」は当プロジェクトの主体である認定NPO法人江戸城天守を再建する会が運営しております。

プロジェクト実行責任者:
島田昌幸 認定NPO法人江戸城天守を再建する会
プロジェクト実施完了日:
2024年12月22日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

江戸城天守の木造築城を実現するため世論喚起運動を活性化する。運動のシンボルとして天守の軸組模型を制作して、活動場所へ持ち込んでいく。その際必要となる透明保護ケースを制作しておく。 なお、集まった資金(846,000円)の使途は、模型のケース制作料296,000円、模型を展示する展示会出展料550,000円(275,000円×2小間)。

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認定NPO法人「江戸城天守を再建する会」は、請願署名の呼びかけ、築城後の姿の模型やAR画像などによって世論を喚起しながら、江戸城天守を築城することを目標として活動しています。 このたび、江戸城天守の木造築城の意義を理解するため、中央工学校(東京都北区)にその軸組模型の制作を委託しました。柱と梁だけで構成した模型から、江戸城天守が日本の木造建築の最高到達点であることを感じ取ってください。2024年11月(予定)に完成後、一般公開の初回として、お城エキスポ2024(2024年12月21日~22日・パシフィコ横浜ノース)に出品します。

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