長野県の被爆者に願いを聞き取り、未来につなげたい!

長野県の被爆者に願いを聞き取り、未来につなげたい!

支援総額

1,082,000

目標金額 800,000円

支援者
162人
募集終了日
2024年9月29日

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2024年08月07日 12:39

聞き取り報告

長野市内にお住まいの今井さんにお話を伺うことができました!

今井さんは東京都で生まれ、東京大空襲を機に母の実家がある広島へ疎開。4歳11ヶ月、爆心地から2kmのところで被爆したそうです。原爆が落とされたその瞬間の記憶をつぶさにお話しされ、光景がありありと目に浮かぶようでした。

「私が直面した原爆の困難は2つある。祖父を探し出せなかったことと、母の原爆症です」

と話す今井さんから、帰ってこなかったお祖父さんの話をお聞きしました。金歯が特徴的だったお祖父さんを探すために今井さんのお母さんは何度も市内へ行き、祖父に似た遺体があれば口の中を確認したそうです。それでも見つからず、今でも行方不明ですが、終戦の年の秋、けじめとして祖父の遺品を墓に入れ葬儀をすると、寡黙な曾祖父が畳を叩いて号泣していたことが強く印象に残っていると語ってくださいました。

 お母さんの原爆症は、被爆から1ヶ月以内には現れ、歯ぐきから出血する、髪がバサッと抜ける、下痢が続くなどの症状があったそうです。今井さんが小学生の時はずっと寝込んでいて、「どうしてうちのお母さんは他のお母さんと違ってなにもできないんだろう」と思っていたそうです。 

 今井さんのお祖父さんは、中学校で勤務されていたそうです。被爆者は祖父だけでなく一緒に亡くなった中学生がいる。広島で亡くなった14万人には、14万通りの家族がいる。その家族の死を無駄にしてはならない、黙っていてはいけないと思い今も活動を続ける今井さんは、「まずは被爆国であることを知り、それを伝える使命を感じてほしい」と次の世代への願いも語ってくださいました。

 

 

私たちにできることはなにか。

被爆者一人ひとりにあの瞬間もその後も、生活があり、家族があり、願いがあるということをこのプロジェクトを通して、多くの方に、次世代につなげていくことだと改めて感じた聞き取りとなりました。

リターン

1,000+システム利用料


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お礼のメール

感謝のメールを送らせていただきます。
映像完成や冊子の進捗状況についてメールでもご報告させていただきます。

申込数
52
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

3,000+システム利用料


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冊子郵送 〔3千円〕

完成した冊子を1部郵送させていただきます。
【発送予定日】完成次第

申込数
65
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

1,000+システム利用料


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お礼のメール

感謝のメールを送らせていただきます。
映像完成や冊子の進捗状況についてメールでもご報告させていただきます。

申込数
52
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

3,000+システム利用料


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冊子郵送 〔3千円〕

完成した冊子を1部郵送させていただきます。
【発送予定日】完成次第

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制限なし
発送完了予定月
2025年7月
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