宗教法人鑁阿寺

当山は、鑁阿寺(ばんなじ)といいます。真言宗大日派の本山です。2013年に本堂が「国宝」に指定された国宝のお寺です。また、「足利氏館」として「日本の名城百選」にも選定されています。建立から約830年間、歴代の住職の尽力と足利市民の皆様のご協力を得て、今日まで真言宗として法灯を継いで参りました。市民の方々には古くより「大日様」と呼ばれ、親しまれております。 鎌倉時代の建久七年(1196年)足利義兼(足利宗家2代当主、足利尊氏は昆孫に当たる)によって建立されました。室町時代には、足利氏の菩提寺として、将軍家より手厚い庇護を受けておりました。本尊は、源氏足利氏の守り本尊である大日如来を祀っています。 約4万平方メートルに及ぶ敷地は、当山建立以前(平安時代)は、足利氏の館であり、現在でも、四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされており、平安時代後期の武士の館の面影が残されています。

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