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日本の経験で世界130万人の命を救いたい! 肝炎プロジェクト
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2025年10月24日 15:35

【番外編】肝炎啓発への効果は? 「肝炎すごろく」お試しプレイ

慢性化した肝炎は病状が深刻になるまで自覚症状がないことが多く、早期の発見・治療を広げるためには、啓発活動が何よりも重要です。識字率の低い地域や、子どもも含めた幅広い年齢層の方にも肝炎のことを知ってもらうにはどんな方法がよいか—―そんな検討のなかで、ゲームを活用した啓発というアイディアが浮上しました。

 

肝炎すごろく/著作:厚労科研政策研究「指標等を活用した地域の実情に応じた肝炎対策均てん化の促進に資する研究」班(代表:考藤達哉氏)

 

心強い先行事例が、ほかならぬ日本で開発され、啓発活動で活用されている「肝炎すごろく」です。今回、国立国際医療研究センターからすごろくをご提供いただき、肝炎プロジェクトチームのメンバー2名を含む4名で、いざお試しプレイに臨みました。

 

肝炎すごろくで勝利するのは「早くゴールした人」ではなく、「肝臓が健康な人」。肝臓の健康度を表す「レバーコイン」の数が勝利条件となります。サイコロを振ってコマを進めながら、各マスのイベントとそれに伴うレバーコインの増減、「ウイルスリスク」など明らかにネガティブな名称のカードの入手を通じて、肝炎のリスクがどこに潜んでいるかが分かってきます。「肝炎クイズ」マスでは、より深い知識を学ぶことができます。

 

 

このゲームの最大の分岐点は、ゲーム中盤に訪れる、肝炎ウイルス検査を受けるか否かの選択肢です。ここで検査を受け、さらに治療を受けることで、道中でたまりにたまったウイルス性肝炎の感染リスクをいわばリセットすることができます。検査・治療をスキップして早々にゴールを目指すこともできますが、手元にウイルスリスクカードを残したまま、終盤に待ち受ける「肝硬変 発症!?」「肝がん 発症!?」という恐怖マスの嵐をかいくぐらなくてはなりません。

 

今回のお試しプレイでは肝炎についてほとんど知らない参加者もいましたが、「絶対検査に行こうと思います」と、検査の大切さが身に染みた様子。沈黙の臓器・肝臓の病気の恐ろしさを知ってもらう手段として、ゲームが持つ可能性やメリットが実感できました。今後の肝炎啓発資材の開発に、今回の経験を生かしていきます。



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