学生時代に吹奏楽部に所属していて、今は趣味でクラリネットをやっています。
管弦楽の弦楽器部分をクラリネットに置き換えるという、従来にない編成の合奏形態に興味を持ったのと、クラリネットという楽器の可能性を広げる試みである事、コロナ渦の下、新しい取り組みの芽が潰される事があってはならない、と思い、寄付をさせて頂きました。
以前、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の来日演奏会を聴いて、メンバーの配置が、メインで合奏を受け持つセクションと、ソロを担当するソリストが別れて座っており、これだと、ソロ奏者の音が合奏に埋もれず、ソロ奏者もソロに専念出来るな、と思った事があります。
また、通常の吹奏楽の編成で、オリジナル楽曲以外でのクラシック曲の編曲をすると、多用な管楽器を使用している分、響きが厚ぼったくなりやすい、原曲で担当している楽器と異なる楽器に旋律を担当させたりしている事も多く、曲のイメージが変わってくる (これらが吹奏楽の持ち味でもありますが) 、などの事があります。
Non String Orchestraさんの試みの一つは、これらの改善?もあるのでしょうか?
いつかコロナ渦が収まった時に、私の住む新潟にも、ツアーにきて頂けたら嬉しいです。
厳しい状況ですが、頑張って下さい。
ご支援、そして素敵なコメントをありがとうございます!
NSOではオーケストラでも吹奏楽でもない新しいサウンド、弦楽器属の変わりにクラリネットを用いる事により従来の編成にない全く新しいオーケストラの形を目指しております。クラシック音楽の持つ従来の魅力を充分に発揮(ソロ管楽器パートはそのままの編成)しながら、新しいサウンドを求めてこの編成が立ち上げられました。
近頃は、吹奏楽ではオリジナル楽曲を演奏することが増えそれは素晴らしい事ですが、学生時代にクラシックのオーケストラ楽曲に触れる機会も少なくなりました。そんな方たちにとってNSOという編成がクラリネットという吹奏楽器を通してクラシックへの新しい掛橋なれば、というのも代表の藤井一男氏の想いのひとつです。神戸公演のCDにて、そんなNSOの新しいサウンドに触れていただければ幸いです。
コロナ禍が収まり、いつかやぎおばさん様とも演奏会の会場でお会い出来る日を楽しみにしております!今後ともNSO_JAPANをどうぞよろしくお願いいたします。