わが国の隅々までワクチン接種を! 医療過疎地域へのワクチン接種支援

わが国の隅々までワクチン接種を! 医療過疎地域へのワクチン接種支援

支援総額

421,000

目標金額 400,000円

支援者
52人
募集終了日
2021年7月30日

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2021年11月02日 21:25

ワクチン接種支援、ひとまず終了!

 

======= ワクチン接種支援、ひとまず終了! =======

プロジェクト終了報告

【ありがとうございました!!】

「わが国の隅々までワクチン接種を! 医療過疎地域へのワクチン接種支援」のプロジェクトがひとまず終了しました。わが国の隅々までをめざして、中山間地域へのワクチン接種支援として、奈良県山添村での支援を継続して行いました。その際、山添村までの交通費を今回のクラウドファンディングでサポートいただきました。7月30日までのクラウドファンディングの期間に、のべ52人の皆さんから421000円ものサポートを頂戴しました。うちお一人の方が3回ご支援され、またご夫婦でご寄付いただいた方が一組ありました。おかげさまで、プロジェクトが成功裏に、節目を迎えることができました。このたびは、本当に、お世話になりました。ありがとうございました。

(山添村のマスコットキャラクターである、“てんまる”です。接種を受ける方々の気持ちを楽にするように、てんまるも、活躍しました)

 

【接種支援の状況】

山添村へのワクチン接種ボランティア支援については、4月より9月までに、医師、薬剤師、看護師、救急救命士の117人が継続的にNPOおよび京都橘大学から参画しました。多くは、近畿地区からでしたが、名古屋、東京からも、仲間が駆けつけてくれました。結局、合計の移動距離は21,854kmとなり地球半周に相当しました。

支援日は、山添村での打ち合わせ、およびシミュレーション訓練日も含めて、4月が4日、5月が9日、6月が12日、7月が6日、8月が13日、9月が8日あり、合計53日でした。結果的に5月13日のみ、支援者が入らない日となりました。

 

【安心・安全な接種】

最も頼りにされたのが、薬剤師によるワクチン調製でした。山添村で使用されたワクチンは、ファイザー・ビオンテック社の開発によるコミナティというワクチンで、解凍や希釈に注意が必要なことが関係しています。同時期にわが国で行われた接種では、生理食塩水や空気を誤注射したり、まとまったワクチン製剤を廃棄せざるを得ない状況になったりした事故が各地から報道されましたが、山添村では、こうした事故はなく確実な接種ができました。また、接種後ケアについても、山添村でのスタッフの皆さんの、努力が大きかったこともあり、安心安全なケアができました。一度、救急搬送を要したケースがあり、接種が一時的に遅れるというエピソードがありましたが、幸いなことに、副反応にともなう急性期の目立った健康被害や、ワクチン接種のとりやめなどはありませんでした。

(最も足繁く山添村の支援をしていただいたのは、薬剤師の伊藤でした)

 

【高い接種率】

2021年9月23日時点で、山添村では2回接種を行った人の割合は高齢者約91.2%、全年代で約83.6%の接種率でした。奈良県全体では55.7%で、人口3000人を越える市町村では、全年代の接種率が80%を越える地域はありませんでしたので、山添村の接種計画や、住民の皆さんの高い意識は接種率に反映したといえます。高い接種率に少しでも、この支援が貢献したものと考えています。

 

【メディアの反応、様々な方々のご協力】

ワクチン接種のボランティア支援の取り組みについいて、5月24日NHK奈良、5月30日毎日放送、7月20日産経新聞でとりあげてくれました。

それ以外にも、さまざまな方々が関心をもってくれました。写真は、日曜日の接種に手伝いにきてくれて、接種後ケアを手伝ってくれた女子高校生です。

(手伝いにきてくれた高校生の川崎さんが、環境を消毒しています)

 

【収支報告】

クラウドファンディングのプロジェクトページで、4月の支援では、8回の支援で49,080円が旅費としてかかったこと、5月には17回の支援に105,060円の旅費がかかったことをご報告いたしました。また、同じページの6月30日の新着情報では、6月分の交通費が116,770円になったことをご報告いたしました。これらは、NPOから支出しました。さて、7月以降の交通費を支援していただくために、40万円の目標額を設定いただしましたが、7月、8月、9月の交通費は合計で、426,414円でした。421,000円のご支援をいただき、365,428円の実質支援となりました。設定は妥当だったと思います。そのおかげで、円滑に交通費をメンバーに支払うことができました。皆さまからご支援頂いた資金は、全額、7~9月の交通費として使用させて頂きました。不足分は、NPOから支出いたしました。

 

【今後について】

山添村では、現時点ではクラスター発生はなく新型コロナウイルス感染の陽性者は、散発で11人とされていますが、今後とも、継続的に調査が求められるところです。

また、第3回目の接種が、いよいよ現実のものとなりつつあります。第3回以降の接種においても、ボランティア支援を行う予定にしています。また、NPOは、もともと、離島や中山間地域の医療従事者を支援する趣旨で設立されましたが、山添村の医療関係者や住民の皆さんともつながりができ、コロナ後にも、ボランティア支援の手がかりができました。山添村の関係者の皆さんには、NPOメンバーを温かく迎えていただき感謝しています。写真は、2回目の接種が一段落した9月19日に山添村の野村村長から感謝状を頂戴した時のものです。

(左から、野村医院の野村医師、NPOの平出、野村村長、京都橘大学の西本医師、波多野診療所の水口医師です。)

写真では感謝状が2つありますが、NPOわれらはふるさと医療応援団に加えて、京都橘大学にも感謝状をいただきました。京都橘大学の医療系の先生方が、NPOの活動に共鳴して手伝ってくれました。京都橘大学にもNPOから、感謝をお伝えできればと思います。これらの先生型の交通費もNPOを通じて、クラウドファンディングによるご支援でまかなわれました。最後に、今回のクラウドファンディングで、ご支援をいただいた皆様にあらためて深謝いたします。

 

======= クラウドファンディングありがとうございました! =======

リターン

1,000


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感謝のメール

感謝のメールをお送りさせていただきます。活動における写真等も添付できればと考えています。

支援者
52人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

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