支援総額
目標金額 2,060,000円
- 支援者
- 85人
- 募集終了日
- 2022年5月31日
緊急支援|中国チベット自治区の地震被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 984,000円
- 寄付者
- 137人
- 残り
- 75日
シリア!北東部に避難した人々に食べ物と衛生用品を届けたい!!
#国際協力
- 現在
- 379,000円
- 寄付者
- 32人
- 残り
- 18日
ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を
#国際協力
- 現在
- 2,070,000円
- 寄付者
- 84人
- 残り
- 44日
【施設大改修】小さな図書館を救え!子どもと本の幸せな出会いのために
#子ども・教育
- 現在
- 34,850,000円
- 寄付者
- 911人
- 残り
- 16日
緊急支援|ロサンゼルス山火事被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 592,000円
- 寄付者
- 95人
- 残り
- 75日
岡山県 浄土宗誕生寺|法然上人生誕の地を、皆様と共に守り次世代へ。
#地域文化
- 現在
- 405,000円
- 支援者
- 18人
- 残り
- 44日
元伊勢外宮豊受大神社に落雷。破損した風宮の修繕にご支援を。
#地域文化
- 現在
- 2,320,000円
- 支援者
- 99人
- 残り
- 44日
プロジェクト本文
終了報告を読む
代理支援について
インターネットでのご支援が難しい方はこちら
「主体性」を尊重する支援で、
ジンバブエの子どもたちに
持続可能な教育環境を。
はじめまして。ADRA Japanジンバブエチームの高橋睦美と申します。
私は2017年4月から2019年3月まで青年海外協力隊としてケニアでコミュニティ開発事業に携わり、そこで強く感じたことがあります。それは、外部者と関わる中で働きかける相手や社会を見つめ直し、活動のパートナーとして共に歩むアプローチの大切さでした。
外から一方的に物資や資金を支援すれば、現地の課題は一時的に解消されたように見えます。しかし、本当に大切なのは、課題を解決する方法を自分たちで発見し、解決策を試し、失敗から学び、改善し続けていく力です。
それは外から与えられるものではなく、外部者として私たちが支援を行う中で共に築き上げていくものであると学びました。
私はケニアでの経験を踏まえ、目の前の一人ひとりに寄り添うことができる支援をしようと2021年にADRA Japanに入職。団体として2017年より行ってきたジンバブエの教育環境向上事業に参画し、現地の方との対話を重視し、住民参加型での学校建設や、収入向上活動としての養鶏などを進めてきました。
しかし、事業も大詰めとなった2020年。コロナ禍による生活様式の変化に現地の方々が苦戦し、軌道に乗りかけていた学校運営は停滞。
住民が自主的に教育を行っていける環境が整うには、もうしばらくの間、私たちの支援が求められていることを痛感したものの、さらなるサポートを提供するためには活動資金が必要です。
そこで、これまでの事業を結実させ、ジンバブエの子どもたちの自立の基盤となる教育環境を実現すべく、クラウドファンディングを立ち上げました。
子どもたちの10年、20年先の未来を支える活動に、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ADRA Japanジンバブエチーム
高橋睦美
ADRA Japanについて
現在、世界全体の識字率は86%を記録し、30年前に比べ10%上回っています*1。
しかし、依然として世界では、約6,300万人の子どもが初等教育すら受けられておらず、読み書きや計算ができません。学校に通えたとしても、約18%の子たちは小学校を中退。特に後発途上国の小学校中退率は41%であり、5人に2人は小学校を卒業できません*2。
認定NPO法人ADRA Japanは「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、世界各地の途上国での教育支援に注力してきた団体です。
活動地の一つとして2017年から支援を開始したエリアが、アフリカ大陸南部にあるジンバブエのミッドランド州ゴクウェノース地区です。ここで、地域の人々と学校を建てたり、生計向上や啓発活動に取り組んだり、必要な学資支援を届けるなどこれまで多岐にわたる活動を行ってきました。
ジンバブエ辺境の教育事情
首都ハラレから車で8時間。辺境ミッドランド州ゴクウェノース地区には、3つのサテライトスクール(チリサ小学校、クシンガ小学校、ネニュンカ小学校)があります。
サテライトスクールとは、国内の人口爆発に伴い、子どもたちの一時的な受け皿として建てられた仮設校舎を指します。
“仮設”なので床や屋根は隙間だらけで雨季には休校が多くなり、それが続くことで次第に生徒の出席率も悪くなってしまいます。さらには校舎自体の建設が間に合わず、青空教室の状態の学校もあるなど、多くの子どもたちが劣悪な環境下で学習をしています。
同地区には少数民族のトンガ族とンデベレ族が多く暮らしていますが、多数派であるショナ族が主体の政府からは、なかなか教育予算が下りないという政治的な事情もあります。
その結果、教育を受けることができない子どもの割合は13.2%に上り、国の平均である6.6%と比べて2倍以上多い地域となっています*3。加えて、こうした環境下の子どもたちは安定した職業に就けず、非行などに走る場合も少なくありません。
また、学費や教育維持費を支払える収入の家庭が少ないため、学校運営のためには、学校が自ら収入向上活動を行って資金を賄わなくてはなりません。しかし、得られる収入は少なく、現段階においても備品の購入・修繕などに充てる資金は不足しています。
これまでの支援活動
こうした諸課題を解決すべく、私たちはそれぞれの小学校が自ら長期的に学校開発を行っていけることを目指し、2017年度から2021年度まで、以下の4つの支援活動を行ってきました。
①校舎、職員住宅の建設
村の住民から選ばれた建設作業員に対して職業訓練を実施し、政府規格に沿った校舎や職員住宅を住民自らの手で建設できるよう支援しました。
建設に必要なレンガも、村のリーダーを通じて村人がボランティアとして自主的に制作にあたりました。これらの建設によって天候に関わらず授業を行えるようになり、またそれに伴いシラバスカバー率(計画どおり学習課程を進められた割合)も3校平均で93.2%となり、2021年(47.3%)と比べて大きく改善されました*4。
②特別学級の設置
家庭の事情などで学校を中退してしまい、学習に遅れが出たり非行に走ってしまった子どもたちの受け皿として、各学校に特別学級を設置しています。
特別学級を通じて、諦めていた勉強を再開できるようになった子ども、周囲の人とうまくやっていけなかったけれど少しずつ人間関係を築くことができるようになった子どもなど、村の子どもたちにも変化が現れはじめました。
③コロナ禍の学習環境確保
コロナ禍で学校に通えず、オンラインで授業を受ける設備も整っていない対象校3校の子どもたちに、学習キット(文房具とテキスト問題集等)を配布しました。学習キットは自宅学習でも活用され、2021年は休校期間が約5か月あったにも関わらず、シラバスカバー率が大きく向上しました。
休校中はオンライン授業ができなくても、一部の対象地区住民は自主的に小規模学習グループを開催したり、学習キットを活用したり独自に工夫したりして継続的に学習に取り組む様子がうかがえ、子どもたちの学習意欲にも良い変化を与えました。
④収入向上活動
備品の購入や修繕などの学校維持費を自分たちで創出していけるよう、学校開発委員会が自ら収入向上活動に取り組み、学校は少しずつ収入活動や資産を増やし、運営費に充てることができています。
皆さまのご支援で叶えたい、あと一歩のサポート
収入向上活動の一環として、学校開発委員会はまず、コミュニティ全体で需要が高い養鶏に取り組みました。当初は上手くいき、卵を売って得た収入でさらに換金率が高い家畜であるヤギを購入し、財産を増やすこともできました。
しかし、このまま順調に収入向上活動が続くと期待したのも束の間、養鶏用の鶏が立て続けに死んでしまう事態がおこりました。その原因は、コロナ禍で学校が休校になっている間に学校開発委員会が自ら問題を予測し、対策を立てて実行できなかったことにありました。
そこで私たちは、学校開発委員会が収入向上活動を自ら主導し、問題を分析し、活動を軌道に乗せていけるよう支援を続ける必要があると考えました。しかしこの支援を十分に行うには、更なるサポートが必要です。
これまでの活動で積み上げてきた成果を結実させるまで、あと一歩なのです。
今、ジンバブエの人々に必要なこと
ゴクウェノース地区では、私たちADRAの支援の成果として、問題が起きたら資金や労力を出し合って解決しようとする慣習がすでにあります。たとえば、もともと水の確保が困難であったチリサ小学校区では、昨年12月に住民が費用を出し合って学校の井戸の修理が行われました。
だからこそ、問題を客観的に分析し、解決策を考える力がつけば、私たちNGOがいなくなった後も自分たちの力で課題を解決し、よりよい学校運営を進めていけるようになるはずです。
一朝一夕にできることではありませんが、住民の方々の力を引き出す丁寧な対話を続けることで、その未来は必ず達成できると考えています。
さらに、私たちはこの学びを、次に支援活動に入るゴクウェ・ノース地区のさらに僻地にあるニャミニャミ地区でも取り入れ、住民たちの主体性を引き出す関わりを大切にした支援の始め方を徹底して行いたいと考えています。
そのため、以下の活動のために資金を募ります。
クラウドファンディング目標金額:206万円
活動内容・資金使途:
➀ ゴクウェノース地区における学校開発委員会のメンバーを対象にしたワークショップ開催にかかる費用(※86万円・3校分)
・時系列にそった振り返りワーク
・事実質問を使ったメタファシリテーションの準備、実践
➁ ニャミニャミ地区(新規事業地)における学校・地域開発のための実態調査の費用(19万円・3校分)
・住民への聞き込み
・学校関係者への聞き込み
③モニタリングにかかる費用(49万円・3校分)
・人件費、移動費など
④報告会・座談会開催費用(20万円)
⑤READYFOR手数料(約32万円)
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額を達成しなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。
ジンバブエの学校運営を軌道に乗せ、子どもたちが安心して学び続けられるように、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
また、今回のクラウドファンディングを通して、アフリカやジンバブエなどの地域や、開発支援に関心のある皆さまに、現地の状況をオンラインで報告したり、開発支援の本質に迫る「学びの場」をお届けしたりする機会も設けていきたいと考えています。
詳細は、リターン欄をご参照いただけますと幸いです。
子どもたちの未来を一緒に支えてくれませんか?
十分な教育環境が整うことで、どのような変化が表れるでしょうか。
たとえば、友人や先生との会話の中でコミュニケーション能力を養うなど、子どもの時期に身につけるべきスキルを育てることができます。また、読み書き・計算などの初等教育段階の学力を身につけることで、将来安定した収入活動を行うことができるようになります。
子どもたちが学校や教育の意義を感じられれば、将来彼らが親になった時に、自身の子を学校に通わせるようになるでしょう。このことは、慢性的な貧困状態を断ち切ることに繋がります。
これらの例は、ほんの一部にすぎません。
私たちが目指すのは、全ての子どもたちが自立した生活を送るための基盤となる教育環境です。
そのためには物資や資金を提供するだけでなく、現地の方とコミュニケーションを取り、時間をかけて地域に根差した活動を続けることが大切です。
子どもたちの10年、20年先の未来を支える活動に、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
税制上の優遇措置について
ADRA Japanは、2016年4月に東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
詳細はこちらをご確認ください。
<寄付控除証明書の発行について>
ご寄付をされた方のうち、ご希望いただいた方に後日、寄付控除証明書を送付致します。
※ご寄付手続き完了後の発行や再発行はできません。
寄付金控除証明書の発送日:
毎年1月下旬〜2月頃に、前年1年分(1月1日〜12月31日)の寄付控除証明書を発行いたします。発行までお時間をいただきますが、予めご了承願います。
寄付金受領証明書名義:
ご支援時に記載いただく「リターンお届け先」を宛名として作成します。
発送先:
READYFORアカウントにご登録の「リターンお届け先」にお送りします。
寄付の受領日(領収日):
READYFORから実行者に入金された日となります。2022年7月8日を予定しております。
リターンについて
下記、★印がついているものは全額寄付コースになります。印のないものは、【寄付】扱いとならず、税制上の優遇措置の対象とならないためご留意くださいませ。
① 5,000円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】 ★
② 報告会コース!|オンライン報告会にご招待いたします
③ 1万円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】 ★
④ 映画「Poverty Inc~あなたの寄付の不都合な真実~」上映付き座談会コース!|オンライン座談会にご招待いたします
⑤ 3万円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】 ★
⑥ 5万円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】 ★
⑦ 10万円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】※現地からのポストカードが届きます ★
⑧ 30万円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】※現地からのポストカードが届きます ★
⑨ 50万円応援!|全額寄付コース【寄付金控除対象】※現地からのポストカードが届きます ★
|出典
*1 2020年=86.682%、1990年=74.316%
参照元:UNESCO Institute for Statistics ( uis.unesco.org ). Data as of September 2021.
https://data.worldbank.org/indicator/SE.ADT.LITR.ZS
*2 学校に通えていない子ども=62,810,832人
参照元:UNESCO Institute for Statistics ( uis.unesco.org ). Data as of September 2021.
https://data.worldbank.org/indicator/SE.PRM.UNER
*3 ECDも含む小学校教育に登録された人口:67,219÷ECDも含む学齢期の人口77,457
参照元:
【13.2%の出典】
【6.6%の出典】
https://mics-surveys-prod.s3.amazonaws.com/MICS5/Eastern%20and%20Southern%20Africa/Zimbabwe/2014/Key%20findings/Zimbabwe%202014%20MICS%20KFR_English.pdf P.58 out of school populatiom(primary)
*4 ADRA独自調査「ミッドランド州ゴクウェ・ノース地区における教育環境の包括改善事業(第2年次)完了報告書」及び「ミッドランド州ゴクウェ・ノース地区における教育環境の包括改善事業(第3年次)中間報告書」より
|プロジェクトに関するご留意事項
・ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。
・ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
- プロジェクト実行責任者:
- 浦島靖成(特定非営利活動法人 ADRA Japan)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
①ゴクウェノース地区における学校開発委員会のメンバーを対象にしたワークショップ開催にかかる費用(※86万円・3校分)②ニャミニャミ地区(新規事業地)における学校・地域開発のための実態調査の費用(19万円・3校分)③モニタリングにかかる費用(49万円・3校分)④報告会・座談会開催費用(20万円)⑤READYFOR手数料(約32万円)
リスク&チャレンジ
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 映画上映会付きのリターン実施のために、配給会社への申し込みが必要になります。ギフトの申し込みがあり次第、申請を進めていきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
ADRA Japanは、途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動を行なう国際NGOです。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円+システム利用料
①5,000円応援!全額寄付コース【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付金控除に使える領収証を発行をいたします。また、以下3つのお礼をお届けいたします。
●心を込めたサンクスメール
●ADRAのメールマガジン(6月号から)
●活動内容を伝えるニュースレター(9月号から)
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
5,000円+システム利用料
②報告会コース!オンライン報告会にご招待いたします
●本事業のオンライン活動報告会にご招待いたします!
※2022年8月に実施予定です。詳細は2022年7月上旬までにご連絡いたします。
また、以下3つのお礼をお届けいたします。
●心を込めたサンクスメール
●ADRAのメールマガジン(6月号から)
●活動内容を伝えるニュースレター(9月号から)
※本コースは税制優遇の対象ではありません。
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
5,000円+システム利用料
①5,000円応援!全額寄付コース【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付金控除に使える領収証を発行をいたします。また、以下3つのお礼をお届けいたします。
●心を込めたサンクスメール
●ADRAのメールマガジン(6月号から)
●活動内容を伝えるニュースレター(9月号から)
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
5,000円+システム利用料
②報告会コース!オンライン報告会にご招待いたします
●本事業のオンライン活動報告会にご招待いたします!
※2022年8月に実施予定です。詳細は2022年7月上旬までにご連絡いたします。
また、以下3つのお礼をお届けいたします。
●心を込めたサンクスメール
●ADRAのメールマガジン(6月号から)
●活動内容を伝えるニュースレター(9月号から)
※本コースは税制優遇の対象ではありません。
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
プロフィール
ADRA Japanは、途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動を行なう国際NGOです。