URC大会へ向けたプロジェクト完了のお知らせ
【御礼】
こんにちは。ARES Projectです。
私たちは、5/30~6/1にアメリカのユタ州で行われたURCへ出場いたしましたことを報告させていただきます。
今回、この大会に出場できたのは、ご支援いただいた皆様の温かいお言葉のおかげです。大会出場の約1か月前から、大会へ向けた自分たちの準備期間に平行してクラウドファンディングが掲載されていました。徐々に積み重なる皆さんの応援が私たちの開発へのモチベーションとなっていたことは言うまでもありません。
この場を借りて、メンバー一同感謝させていただきます。
この度は応援ありがとうございました!
また、これからのARES Projectの活動も見守っていただけると幸いです。
【結果報告】
今回出場したURCの出場結果をご報告させていただきます。我々は、事前に提出したSAR(System Acceptance Review)という書類審査に通過し、現地では以下4つのミッションを行いました。
1つ目は、複数の機器を用いて地質解析と生命検知を行うScience Mission。2つ目は指定されたパスを移動、特定のタイプの岩をアームの把持機構で掴み、ボックスへ保管し、ドローンを制御するといったExtreme Delivery Mission。3つ目は模擬宇宙船に対して引き出しを開けることやネジを入れることなどメンテナンス作業を行うEquipment servicing Mission。そして4つ目は指定されたゴールを目指して自動走行で移動するAutonomous navigation Missionです。
初日のScience Missionでは、ローバーの走行開始後、険しい斜面に向かった際に4本のタイヤのうち1本が壊れ緊急停止をするというアクシデントが発生しました。しかし、サイエンス班はその後のプレゼンテーションにおいて、Mission中に稼働させることができなかった機器についても実験で得られたデータを示し分析内容の科学的意義を熱意をもって説明しました。
2日目のExtreme Delivery Missionでは、ローバーは指定されたルートを通り抜け、置かれた岩をアームが掴みボックスへ落とし込む一連のタスクを完了しましたが、選んだ石が指示されたものと異なったために得点を伸ばすことができませんでした。
3日目のEquipment servicing Mission。時間ギリギリまでローバーの調整をした後に挑んだミッションでしたが引き出しの開閉タスクのうち閉め切ることができずに悔しい思いをしました。また、Autonomous navigation Missionは砂嵐が吹く中、調整を続けましたがテスト通りにローバーを動作させることはできませんでした。
どのミッションにおいても完璧な結果とは言えませんが、初めての挑戦として、とても良い経験をすることができました。点数は以下になります(各100点満点)。
SAR:84.04
Science Mission:73
Extreme Delivery Mission:9
Equipment servicing Mission:0
Autonomous navigation Mission:0
Total:166.04
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、これまでのローバーの開発費用の補填と大会開催地でのローバー運搬費に使用させて頂きます。
【リターン発送状況】
各リターンの発送に関しまして、7月中に郵送させていただきます。少々お時間をいただきますが、お待ちいただけますと幸いです。
また、お名前やロゴ掲載に関しましても7月中に対応させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
【今後について】
今回の大会は得たものがとても大きく貴重な経験となりました。今後の活動については各種SNS(X,Instagram)で発信して参りますので、ぜひこれからも応援していただけると励みになります!!!
メンバー一同、感謝申し上げます!!
ARES Project