模写絵師つねきち個展終了のご報告
令和元年6月10日より開催させて頂きました、「模写絵師つねきち個展」は6月23日を最終日とし、無事終了をさせて頂きました。
ご支援・応援下さいましたみなさま、まことにありがとうございました。
少し長くなりますが、ご多忙や遠方でいらっしゃる事ができなかった方の為にも、感謝をこめて、こちらにその状況と結果を報告させて頂きたいと思います。

2週間に渡り開催されました個展には、総勢328名のお客様にお越し頂きました。
その約7割がつねきち保育園時・就学時の恩師、お友達の皆さまや、就労時関係者様、中小企業同友会・ノーマライゼーション研究会・その他支援関係などのお知り合いで、約3割が新規のお客様でした。
お忙しいところ、本当に沢山の方にお越し頂きありがとうございました。
個展の方は予想以上の高評価を頂き、
「見ていて温かい気持ちになれる」「とても優しい雰囲気で、安心して見られる」
「現代風の浮世絵として興味が持てる」「写し絵ではあるが個性的で、つねきちのオリジナルと言っていいと思う」
などのご感想をいただきました。
初めてお会いするお客様も殆どの方が3階までの展示物をじっくりとご覧いただき、「近くの会社に勤めていてお昼休みに立ち寄ったが、とても充実した時間を過ごせました。ありがとう」とおっしゃって下さった方もいました。


はじめの1週間でお越し頂いた方からは「こんな個展見たことない」「また来たい。他の人にも教えたい」とおっしゃって頂き、2週目には口こみやリピーターの方にもお越し頂き、びっくりする程、ご来場人数がどんどん増えていきました。

初めての方も興味を持ちつねきちに声を掛けて下さいました。
ギャラリー蔵の1階部分には葛飾北斎の冨嶽三十六景模写、2階には歌川広重の東海道五十三次模写、3階にはゴッホを中心とした油絵模写とお友達の作品を展示いたしました。

幼さの残る純粋な写し絵が皆さんに大好評でした。








これはすごいお宝!と皆さまに喜んで頂きました
22日土曜日の午後3時からはお茶ナビゲートにて、ティンカー・ベルの演奏会を開催しました。

この日は雨にも関わらず沢山の方にお越し頂き、「ピュアな音色が心のすみずみまで届いた」「こんなに素敵な演奏だとは思わなかった」とご感想を頂きました。
ベルのハーモニー音が建物の外まで響き、通りがかりの人々も皆足をとめて聞き入っていたり、目に涙を浮かべている人もいました。
「してもらう立場からしてあげられる立場へ」をモットーに16年間活動を続けてきたティンカー・ベルの無垢な演奏で皆さまの胸の中は晴れ渡ったことでしょう。
ティンカー・ベルのメンバーさん達、お母様がた、そして先生にご足労頂き、本当にありがとうございました。
さて、今回の個展では今後の参考にさせて頂く為のアンケートを実施いたしました。
まず一番印象に残った作品をあげて頂き、この先つねきちに模写して欲しい作品をお伺いしました。
結果は水彩模写の人気ナンバー1が冨嶽36景の「甲州鰍沢」でした。

つねきちの力強い筆線で表現した作品です
そして油絵模写の人気ナンバー1はゴッホの「星月夜」でした。

また、この先つねきちに模写して欲しい作品には、
1位 モネの睡蓮
2位 ミュシャ、クリムト
3位 シャガール
などがありました。皆さまアンケートへのご協力ありがとうございました。
そして、皆さまからご支援頂いた資金の89万円は全額個展開催の為に使わせて頂きました。
内訳としましては
ギャラリー使用費 280,800円
額縁購入費 250,000円
画集印刷代 138,640円
グッズ製作費 97,510円
レディフォー手数料162,000円
通信費・宣伝費・雑費・運搬費など40,000円
合計968,150円となっており、差額の78,150円につきましては自己負担とさせて頂きました。
画集印刷代とグッズ制作費は品質向上の為、当初の予定より高くなっております。
また、個展ではつねきち事業としてグッズの販売もさせて頂きました。

こちらの収益金20万円は当初の予定通り、今後のつねきち事業や次回の個展開催の為の資金に充てさせて頂きたいと思います。
また、収益の1割をティンカー・ベルに寄付をさせて頂き、今後の活動資金の一部に充てて頂きたいと思います。
グッズをご購入下さいました皆さまには心よりお礼申し上げます。
リターンにつきましては既に全員の方に送付・お届け済みとさせて頂きました。
私たちにとって今回の個展はつねきち事業の第一歩に繋がる初めての試みでしたが、本当に沢山の皆さまに支えられ実現することができました。
まことにありがとうございました。
プロジェクトは終了致しましたが、つねきち事業はまだ始まったばかりです。
これから私たちは次にもっと皆さまに喜んでいただけるような企画を考え、事業の方を充実させたいと思っています。
レディフォーの新着でもまたアップを続け、発信させて頂きますので、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
