不登校の子どもたちによるカレー屋台を作りたい!

支援総額

120,000

目標金額 110,000円

支援者
7人
募集終了日
2019年10月31日

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2019年11月07日 13:55

不登校の子どもたちによるカレー屋台

 

ご支援していただいた方々、本当にありがとうございました。

ご支援のおかげで今回のイベントは大成功を収めました。

クラウドファンディングのリターンでもお伝えしますが、イベントの様子を少し書きたいと思います。

 

ばくばくマルシェ前日の21日

 

子どもたちは最後の準備を進めていました。

明日使う道具のチェック、スパイスの調合など前日でもできる下ごしらえ等、進めていきました。準備は全て順調に進み、子どもたちは私の知らないスパイスを使い、明日持ってくるものを荷造りし、「先生は○○買ってきてください」と指示し、「○○持ってくるの忘れないでください」と注意し、もはや私たちは先生なのかと疑問に思うくらいみんなしっかりしていました。

 私がこのイベントで子どもたちに学んでほしかった、「自分の役割に責任をもって取り組む」ということ「仲間と協力して取り組むこと」ということがしっかりと体現できていました。子どもたちの成長を本当にうれしく思いました。

 そしてあうるの森の子どもたちは社会に出ても必ず自分の道を歩いてくれるという確信を持つことができました。私たちが設定するハードルをみんなの力を合わせて乗り越えてくれる子どもたちは本当に立派でした。

 

  前日の様子

    カレー完成            前日準備終了!           

 

ばくばくマルシェ当日 会場設営から屋台スタートまで

10月22日ばくばくマルシェ当日、子どもたちは誰一人休むことなく集まりました。

今まで人に話しかけることも苦手な子どもたちでしたが、今日は知らない人への接客をしなければなりません。緊張している子が多かったのですが、みんなと話しているうちにだんだんと緊張も解けてきたようです。全員集合して会場のアオーレ長岡ナカドマに向かい、まずテントの設営を行いました。

           テント設営

              荷物搬入とテント設営

 

前日の打ち合わせで、全員自分が何をするかをしっかりと理解していました。そのため、子どもたちは非常にスムーズに準備を進めていき、10時にはカレー屋台をスタートさせることができました。最初のお客さんが来るまで、長く感じました。私達スタッフは、少し離れた席に座って見ていましたが、子どもたちは誰か人が屋台の前を通るたびに、緊張して、そしてお客ではないとわかると落胆と、少しほっとしたような、そんな複雑な表情を見せていました。

 

ばくばくマルシェ当日 初めてのお客さん

20分経ってもお客さんは現れませんでした。しかし10時30分初めてのお客さんが来てくれました。子どもたちは練習した通り、接客をして、カレーを盛り付け、提供しました。

お客さんの姿が見えなくなってから、子どもたちから歓声が上がりました。「本当に売れた!」「誰!?誰!?」一気に子どもたちの緊張が解け、テンションが上がりました。

1つ売れただけなのに「50食完売するんじゃない!?」という調子の良い冗談も聞こえました。彼らにとっては1食売れたということは本当に大きなことでした。自分たちが考えて準備したものを誰かがお金を払って買ってくれる。このような経験は今までしたことがなかったためです。

 

           初めてのお客さん 

               

ばくばくマルシェ当日 怒涛の30分

最初のお客さんが来てから少しずつ、屋台にはお客さんが来るようになりました。

そして11時から11時半までの30分間で残りの全部売れて、本当に完売してしました。

この30分間はお客さんが並ぶほどの人気が出ました。子どもたちも、こんなに一気にお客さんが来るとは思っていなかったようで、必死で調理し、接客をしていました。そして調理班の「残り5食です」という言葉を聞いて、そこで自分たちがこんなに売ったのだということを自覚したようです。来てくれたのに買えないお客さんが多く出てしまいました。その方たちにも子どもたちは自主的に、申し訳ありませんと謝っていました。本当に立派な姿でした。子どもたちのカレーをその場で食べて人たちは口々に美味しかった、と言ってくれました。子どもたちもそれをきいてとても嬉しそうでした。最後の一食が売れて、子どもたち全員でありがとうございましたとお礼を言った後、子どもたちから歓声が上がりました。「本当に全部売れた!」「まだ12時前だよ!」「もっと作ればよかった!」「次は200食はいけるな!」子どもたちの感動と興奮はなかなか止みませんでした。

 

ばくばくマルシェ当日 イベント終了後

今回のイベントは7月の終わりから話し合いと試作を繰り返してきました。何を売るか?どんな人に売るか?いくらで売るか?これらの疑問は学校の勉強とは異なり、答えのないものです。本当に売れると思って作った商品が全然売れなかったり、意外な商品が売れたり。そんなことは大人でもよくあることです。去年の演劇は不登校の子どもが演劇をするという話題性で、不登校を応援してくれる人が見に来てくれてクオリティよりも、演劇をするということ自体が評価されたと思います。しかし今回は去年とは異なり、商品を売りました。それは準備段階では正解が見えにくく、実際に売れたか売れないかという非常にシビアな評価をされます。子どもたちは話し合いの中で、主義主張が対立したこともありました。しかし、私はそのような対立はあってよかったと思いました。人格否定ではなく、商品をよりよくしたいと思うための対立は、一生懸命に取り組んだからこそ起こるもので、相手に自分の意見をぶつけても大丈夫という信頼感がなければ起こらないからです。子どもたちはさまざまな障害を乗り越え、しっかりと準備し、そしてその結果をだした。あうるの森の教室に帰った後も子どもたちはその興奮が冷めないようで、ずっとみんなで話していました。このイベントで子どもたちは本当に成長しました。それも全て、支援していただけたお陰です。子どもたちの成長の実際をお見せできないのが本当に残念です。当日の様子、準備の様子はクラウドファンディングのリターンでお伝えするので、ぜひご覧ください。

 

          集合写真

       

 

 

収支報告

 

食材費 試作7回分・当日分 42,530
調理器具・消耗品費 大型鍋・プラスチック皿・スプーン・ガスボンベ等 24,216
出店経費 食品衛生協会・腸内検査・出店料 14,500
人件費  アルバイト代 5,000円/月 × 5か月 25,000
106,246

 

 

リターン発送について

ご支援いただきありがとうございました。リターンにつきましては、現在製作中で、11月中旬の発送予定になります。もうしばらくお待ちください。

リターン

5,000


イベント当日の子どもたちの姿をお伝えします。

イベント当日の子どもたちの姿をお伝えします。

イベント当日の様子とその準備の様子をお手紙でお伝えします。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

10,000


あうるの森 1ヶ月無料体験

あうるの森 1ヶ月無料体験

学びスペースあうるの森の5回無料体験チケットをお渡しします。

支援者
1人
在庫数
1
発送完了予定月
2019年11月

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