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・利用者数が少ないから無人駅になるのであって、そこにレストランを作るのは意味がわからない

・無人駅の駅前は価値がない

・利用者数が少ないから鉄道の運行本数が減るのであって、レストランなんか作ったところで焼け石に水

ものすごく真っ当なご指摘を受けることが多々あります。ではなぜ、三年半もかけて熊本県人吉市の大切な仲間と検討した結果、無人駅である肥薩線大畑駅の駅前開発に取り組むことになったのか。

そこはただの無人駅ではなく、地域の方が愛し、集う、大切な場所だったからです。

大畑駅にレストランを作ろうと思ったきっかけは、大畑駅を愛する友の会の皆様の存在でした。大畑駅を愛する友の会とは、ボランティアで大畑駅周辺の清掃活動や地域おこしイベントに取り組んでいらっしゃる方々で、地元の中学校の元先生、元JR九州(元国鉄)OBの方々、人吉市大畑駅周辺、その他有志の皆様で結成されている団体で、今から3年半前に人吉を初めて訪れた時にお会いしました。

「どうして、駅の草刈りを自主的に行っていらっしゃるのですが?草刈り機のガソリン代はかかるし、草刈りをして何かメリットがあるのですか?」

「昔、私が中学校の教師をしていた時に、同じような質問をしました。私が勤めていた中学校は人吉の中で最も小規模な小学校でした。休みの日に学校に行くと、学校に登る坂を生徒全員が参加して清掃していました。今日何か行事があったかな?と思ってどうして掃除しているのか生徒に聞いたんです。そしたら、通学路が汚れていたので清掃しています。どうしてそんなこと聞くんですか?と不思議そうな顔で逆に質問されたんです。それではっとしましてね。大好きな大畑駅に来た時、草が生えて荒れていたんです。JRさんにも許可をとって、自主的に清掃活動を始めました。」

大畑駅を愛する友の会、前会長の池田先生のお話に衝撃を受けました。何て素敵な地域なんだろう。この地域のお役に立ちたい。そう思ったのが今から3年ほど前の出来事です。

(つづく)

※写真は大畑駅を愛する友の会の皆様、草刈りや清掃、桜の植樹などの活動をされています。
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