カンボジア図書館企画終了報告
皆様こんにちは、名古屋中高生国際ボランティア団体「どえりゃあWings」です。
この度はクラウドファンディングにご協力いただき、誠にありがとうございました。本企画は皆様のご支援がなければ達成できないものでした。どえりゃあWingsメンバーは無事この企画を完了し帰国することができましたので、このように終了報告を行わさせていただきます。
1. 現地での活動について
(1)図書館建設
CIESF Leaders Academyの一室につくりました。まず教室を視察させていただき、買う本棚の大きさやマットの枚数などを確認しました。また、机や椅子は現地の学校のものを使わせていただくことができたため購入しませんでした。その代わり、本棚・マット・ソファ・本などの質を高くしたり購入量を増やしました。本棚やソファ、マットは現地の方に手伝ってもらいながら自分たちで組み立てしました。
本については、約200冊の日本語の本と数冊の英語の本を日本で集め持っていきました。英語が話せるのは高学年だけであることから、現地ではクメール語の本を中心に購入しました。クメール語の本については冊子のような薄いものが多いことが残念だと聞き、しっかりとした分厚い本を中心に探すことに決めました。いくつかの書店を回りましたが、カンボジアの書店でもクメール語の本は種類が少なかったです。それでもできるだけ多くのクメール語の本を購入しました。
本には分類と作者名の頭文字を書いたラベルを貼り、その上にカバーシールを貼りました。時間が十分になくこの作業は完了することができませんでしたが、現在現地の先生に手伝っていただいています。
本を入れる作業などは子供達に手伝ってもらいました。これは現地の先生方の案なのですが、子供たちが完成までの過程に少しでも関わることで、より本に興味を持ってもらうことができとても良い方法だと感じました。50音順に並べたほか、絵本は小さい子が取りやすいように下の段に配置したり、クメール語の本は見つけやすいように一箇所にまとめたりしました。
完成した図書館の様子はこちらです。全部で約800冊の本があります。小さい子から大きい子までが楽しめるようにマット、座り心地の良いソファから、椅子と机まで用意しました。
子供たちは新しい本に興味深々!たくさん手に取ってくれて嬉しかったです。まだ本棚は空いているため、今後も日本の絵本などを送れたらと思います。
(2)環境教育
①紙芝居
紙芝居を各学年で読みました。私たちが日本語と英語で読み、わからない子のために現地の先生にクメール語に通訳してもらいました。皆一生懸命に聞いてくれて、最後に話の内容を確認した時にも積極的に答えてくれました。
②間違い探し
3種類用意した間違い探しをやりました。楽しみながらどんな行動が環境に悪影響を与えてしまうのか学んでくれたと思います。
③双六
初めての双六をとても楽しんでくれました。中には、終わった後に自分で双六を作ってくれた子もいて、とても嬉しかったです。
(3)インタビュー
インタビューについては、ただいま準備中ですのでお待ちください。今後どえりゃあWingsのSNSにて発信していきます。お楽しみに!
2. 収支について
皆様のご支援は全てこのカンボジア企画のために使わせていただきました。
予算 | 550,000円 |
本・フィルムカバー・ラベル | 24,556円 |
本棚 | 22,928円 |
ソファ | 15,232円 |
マット | 16,947円 |
環境教育費 | どえりゃあWingsの資金から |
交通費 | 291,269円 |
宿泊費 | 94,121円 |
コロナ検査 ・ SIMカード ・ ビザ等 | 31,629円 |
手数料·税 | 72,600円 |
合計 | 569,282円 |
差額 | -19,282円 |
3. リターンについて
クラファンにご協力くださった方々には、3月の終わりまでにリターンを送らせていただきます。それぞれのプランに合わせて、サンクスメール・レポート・ムービーをメールにて送信します。現在準備中ですのでもうしばらくお待ちください。
【サンクスメール】どえりゃあWingsの団員から感謝の気持ちを込めたメールを送らせていただきます。
【レポート】現地の小学校に図書館の設置が完了したあと、その様子や団員の体験などを報告書にまとめてメールで送らせていただきます。写真付きで現地の子供の姿や完成した図書館の様子を見ることができます。
【ムービー】現地に行った団員からの報告動画をメールで送らせていただきます。完成した図書館の様子や教育を受ける子どもたちの姿、現地の雰囲気がより伝わる内容になっています。
4. 今後について
この企画はひとまず終了しましたが、どえりゃあWingsは今後も様々な活動を行なっていきます。どえりゃあWingsのWebsite、Instagram、Facebook、Twitterなどで活動は随時発信してまいります。今後とも応援よろしくお願いします。改めて、本企画をご支援いただき誠にありがとうございました。