プロジェクト概要

 

熊本地震から1年半。被災地で暮らす障害者がつくる商品をカタログにして全国販売へ!

 

はじめまして、「はーとアラウンドくまもと」と申します。私たちは熊本県内の約20の障害者福祉事業所が集まり、主に障害のある方の仕事づくりを目的とした団体です。どんなに重い障害があってもその人らしい働き方ができる、どんなに重い障害があってもその人の思いが生かされる、誰も置き去りにされない社会をモットーに活動しています。

 

熊本地震の避難生活では障害のある方の多くが社会的障壁にぶつかりました。1年半経過した今も、未だ仮設住宅で暮らすことを余儀なくされ、環境の変化に精神的なストレスを抱えている、情報をキャッチできず適切な支援を受けられないでいる方がいます。そうしたなか、障害者の「経済的自立」は社会の大きな課題です。

 

私たちは障害者ひとりひとりが希望を持って暮らせるように、障害者の賃金アップを目的に販促事業に取り組んでいます。その一環として、各事業所でつくる商品を紹介するポストカードタイプのカタログを制作することにしました!

 

もっと多くの人たちに彼らの商品を買っていただくことを願って。どうか、皆さまの温かいご支援よろしくお願い致します。

 

 

昨年の夏に「おとなりマルシェ」にて野菜販売を行いました。

 

震災後、取り残されがちな障害者。各施設の小さなコミュニティでの販売には限りがありました。

 

これまで私たちは、年に6~10回の公共施設やショッピングモールでの販売会や、商品の勉強会や試作会を2か月に1回ほど行ってきました。

 

昨年末、各事業所施設の担当が集まり会議を行った様子です。

 

各施設は、日頃小さなコミュニティの中で販売をしていますので、商品が売れ残ることは多くありますし、職員や関係者が購入をして収入にしている施設も少なくありません。そのため、今回のプロジェクトで多くの方に各事業所の商品を知っていただきたいという想いがあります。

 

震災から1年半経っても、熊本市だけで約1万世帯の方が仮設住宅での暮らしを強いられている今、宮城県をモデルに熊本市が調査をしたところ、*全体の約半分は障害のある方、もしくはマイノリティを抱えている方という報告もあります。

 

会社が被災したことで仕事を失う方もいる一方、真っ先に解雇の対象になるのが、こうした社会的弱者、いわば障害のある方々なのです。実際、障害福祉事業所でも復興の見込みが立たず、行き場のない方がいました。

 

*「熊本市復興部」より参照

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
「おとなりマルシェ」にて野菜販売を自ら行います。

 

「経済的に自立したい」「みんなの役に立ちたい」そう願う、障害者の生活を圧迫する低賃金の実情。

 

「障害のある方が暮らしやすくなるにはどうしたらよいのでしょうか?」

 

とても難しい問題ですが、それは当たり前に暮らし、働くことに尽くのです。私たちが暮らしていて、近くに障害者施設があれば売られている商品を買うこともあり得ますが、一般的に障害者施設商品を手に取る機会は多くありません。

 

また、そこで得た収入だけで障害のある方々の暮らしが十分であるかと言えばそうではありません。以下は、障害者の月の平均収入です。

 

●生活介護事業所に通う方:平均3,000円/月

 

●就労継続支援A型事業所:平均69,000円/月日中の障害者の就労支援、雇用契約あり

 

就労継続支援B型事業所:平均13,000円/月日中の障害者の就労支援、雇用契約なし

 

これを見てもわかるように、何かしらの支援がなければ「経済的自立」は難しく、一般的に障害程度の重い方は安い賃金しかもらえません。障害のある方の中には「障害年金」(1級で月8万円、2級で6万円)をもらっている方もいますが、すべてがもらえるわけではなく、そのため生活保護に頼らざるを得ない方も少なくないのです。

 

このような状況で、自分の仕事に自信を持て!誇りを持て!というのは酷な話ではないでしょうか。しかし、障害のある方々のほとんどは、「経済的に自立したい。みんなの役に立ちたい」という気持ちを持っています。

 

野菜を育てているスタッフも。

 

勇気をくれた老舗企業からの高評価。全国にこのカタログを販売することで彼らの生活に繋げたい。

 

震災後、復興に向け道路や建物がきれいに整備され、地震によって壊れた建物も減ってきました。建築業界は仕事で溢れ、たくさんの人が仕事を求め県内にやって来ます。しかし、障害者の仕事は少ないままで格差は広がる一方です。

 

そんなとき、本プロジェクトの先駆けとなる、熊本地震がきっかけで作った「はーとアラウンドくまもと」のカタログを見たという企業から連絡がありました。その企業とは明治25年創業、熊本の老舗「桑原雷声堂」さん。ここは、カタログやギフト商品などを扱う全国に販売ネットワークを持つ企業です。

 

そんな老舗企業から「個々の完成度が高く、カタログとして十分に通用する」との御言葉をいただけたのです。さらには、「このカタログはすばらしい!是非、全国に発信しませんか?」と。

 

今は作っていませんが、「桑原雷声堂」さんに
目に留めていただいた、一昨年作成した最初のカタログ。

 

これを機に本格的に動き出したカタログ作成プロジェクト。

 

19種類のポストカードタイプの商品カタログを制作し、完成後は「桑原雷声堂」のネットワークを通じ、全国で障害者施設商品が売れるようにしたいと思います。安定的な生活をするには、商品をより多くの方に取って頂く仕組みづくりが必要なのです。その他、県・市などの行政や企業と連携を図りながら販路を広げていく予定です。

 

《カタログについて》

 

■内容

はがき型。1枚ずつ各施設商品と施設を紹介し、働いている障害当事者をより身近に感じてもらえるように工夫。また、はがき型にすることで、商品の入れ替えが簡単になり、売れ筋の商品や新商品を追加できます。使う方にとって常に新しい感覚で手に取って頂ける仕様です。

 

■種類

19種類

※はがきサイズで19枚(1枚は注文書)が入るものを作成。プロジェクト完成後、20種類、25種類と増やしていく予定です。

※複数の事業所(20事業所)から選ぶことができ、興味のある商品をいつでも購入できます。

 

■掲載商品

基本的には熊本の復興という意味合いも込め、アクセサリーや食品など、熊本市内の施設を中心に温かみのある商品を掲載します。

 

■注文方法

現時点ではFAX及び郵送などでの対応となります。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

 

障害のある方々の「経済的自立」を目指して。皆さま、ご支援よろしくお願いします!

 

カタログ数が増え、多くの方のもとに品質のよい商品が届くことは、障害のある方々に生き生きとした仕事を取り戻させるだけでなく、今置かれている状況をたくさんの人に知ってもらうチャンスでもあります。それは障害者理解、共生社会に近づく一歩です。

 

自分の親が、兄弟が、子供が、自分自身がいつ障害のある当事者になるかもわかりません。今回のプロジェクトを通して、社会的マイノリティである障害者が安心して暮らせる、「誰も置き去りにならない社会」をつくっていきたいと思います。

 

皆さま、どうかご支援よろしくお願い致します。

 

アクセサリーや多肉植物も販売します!

 

リターン

 

各事業所で作られた商品やカタログに名前掲載など、できる限りのリターンをご用意しました!少しでも多くの方からの温かいご支援をお待ちしています。

 

 


このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)