80年の歴史的建物を壊したくない！８人のクリエイターが宇都宮に集結

▼PHOTO1 工事前の様子

▼PHOTO2 スタジオ完成時の様子

▼PHOTO3 スタジオで撮影した写真

僕は東京で雑誌やカタログ、書籍などの撮影をしてきました。
その経験を生かした撮影をたくさん行っていければと考えています。

story&concept

なかなか大変な状態だった純和室をリノベーションし現在の形になりました。壊しながら作っていく感じで、大工さんやまわりのみなさんに相談しながらちょっとずつイメージを形にしていきました。まわりの店舗がこだわりながらやっていたので、うちも負けじとこだわりのかたまりみたいなスタジオになりました。

このスタジオは土がテーマになっています。
壁のほとんどは漆喰を使い、床も全面土間です。現場を解体した時に出た土を再利用したり、モルタルにも沢山の土を使いました。
土の優しい風合いのスタジオに仕上がりました。

栃木に来てから土にとても近い生活をしていると感じています。
車に乗るにも靴に付いた土が車内に上がるし、土に密接に関わっている仕事をしている人にもとても良く出会います。
なにかにつけ土に塗れることが多いなぁと感じながら、
自然との距離の近い暮らしをとても気に入っております。

SOLはフランス語で土、スペイン語で太陽、PHは英語のphotographの最初と最後に付いているスペル、その二つをつなぎ合わせてsolphという言葉ができました。
地に足をつけて写真の事を沢山考えて、心から写真を撮りお客様に喜んでいただきたいという思いがあります。

ここでしかしか撮れない写真、僕にしか撮れない写真を目指して
本当の写真を残していければと思っております。

photographer ARATA  KENJI

             アラタケンジ