【終了報告】「もしかま2024」が無事開催されました!!!!
雨水の候、みなさまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度は、鎌倉エフエム放送主催 地域防災力強化推進イベント「もしかま2024」の開催に際し、温かなご支援を賜り、誠にありがとうございました。たくさんの方にご支援、ご協力いただき、最終的に194万円の支援金を集めることができました。本当にありがとうございました。
皆様のご支援のおかげで、先日、2024年2月10日(土)から12日(月・祝)の3日間にかけて、アウトドア×防災イベント「もしかま 2024」を無事開催することができました。ひとえに、ご支援いただきました皆様のおかげでございます。重ねて御礼申し上げます。
◾️開催内容と結果報告
当日は天候にも恵まれ、延べ620名の方々にご参加いただきました。年始に起きた能登半島での震災を受け、より一層実践的な内容にすべく、特別講師をお呼びしての基調講演や講話、鎌倉の豊かな自然を舞台とした火や水にまつわるフィールドワーク、アウトドアの専門家たちによる自主避難を想定した野営プログラムなど、3日間で全29プログラムを展開しました。特に、観光客も街歩きをしながら気軽に地域防災に参加できる「もしかまハイク&スタンプラリー」では、災害時の行動を想像してもらえるよう、8ヶ所のスタンプラリースポットを設定、うち6ヶ所を巡って頂くことで、鎌倉の地形を体感いただく仕掛けづくりを行いました。
また今年は、昨年よりさらに規模を拡大し、JR鎌倉駅 特設会場、MUJIcomホテルメトロポリタン鎌倉、浄智寺、江ノ島電鉄 鎌倉駅構内、鎌倉市生涯学習センター(きらら鎌倉)、そのほかハイキングコースなど、市内各所を会場として、広く開催することができました。
▲基調講演は総合地球環境学研究所 前所長(名誉教授)/京都気候変動適応センター長 安成哲三氏
▲アウトドアライフアドバイザー 寒川一氏による非常時に水を確保して生き延びるための鎌倉の水にまつわるワークショップ
▲浄智寺 もしかま広場 UPIブースにて開催!初めての着火体験!
▲アウトドアのプロ 藤原祥弘氏による材料費・燃料費0円!小枝が燃料になる!空き缶ウッドガスストーブを作ろう
▲もしかまディレクター 滝沢守生氏による鎌倉の恵みの水をめぐるハイキング&ワークショップ
▲非常用持ち出し袋を背負って避難せよ!シナリオトレーニング もしかま防災野営!非常用持ち出し袋のみを持って、1泊2日の本気の野営プログラム!
▲こどももおとなもサバイバル!非常用持ち出し袋の内容は人それぞれ。
▲この日、最低気温は3度。夜の来ない日は無い。いかに防寒し、体温を保持するか、生き残るヒントを実践で学ぶ。
▲もしかまの象徴的コンテンツ「シナリオトレーニング」で対応力を鍛える。
▲こどもを背負っての山登りは思った以上に体力を使う。高低差のある鎌倉の地形を身体で知る。
▲【火災予防講話】現役消防士がどうしても伝えたい「火災予防」~子どものいのちの守りかた~ 業界の域を超え異業種が集まり、現役消防士たちに直接、火災予防を学んだ。
▲アウトドア防災ガイド あんどうりす氏による ARで防災実験!バーチャルリアリティで浸水を体験してみよう!~人は水のなかを歩くことができるのか?!~
▲水深によって急激に変化する「水圧」をバネばかりで模擬体験!大人の脚力でも歩くことは困難。
▲現役消防士たちが結成した一般社団法人 火災予防のONE LOVEを講師にお迎えして、こどもたち自身にも「自分の命を守る方法」を体験してもらった。
▲施設の避難経路探検・着衣着火対処法など、親子で一緒に「火災予防」について、楽しく学んだ。
▲防災士で助産師の羽太千春氏による 災害時のトイレどうする?超大切!防災トイレ大実験!!
▲インスタントコーヒーを使ってニオイはどうなるか実験。すぐに固まって、みんなびっくり!
▲誰でも気軽にスマホで参加!もしかまハイク&スタンプラリー~スタンプ集めてガラポン抽選会!~
▲スタンプラリーマップ!市内8ヶ所のうち6ヶ所を巡ることで鎌倉の地形を知ることができる!
▲超豪華景品が当たるスタンプラリー抽選会!アウトドアグッズをうまく活用して、暮らしのなかに防災を!
■参加者の声
アンケートの結果、9割の参加者が本イベントに満足したと回答をされました。最も多かったイベントへの参加理由は、防災に関する「知識」を学びたいこと以上に、「実践的」な学びを行いたいことが理由として挙がり、9割の方が「イベントを通して防災への意識や知識は高まった」と回答をいただきました。
▼参加者の声(アンケート結果より一部を抜粋)
・携帯トイレを持っていますが、試した事が無かったので、実験が出来て面白かったです。
・緊急時のトイレについて、具体的に必要な数を教えていただけたり、実物を見せていただけたので、イメージがつかめました。
・グッズや備蓄品を用意するだけでなく、普段から実際に使って体験しておくことが大切だとわかりました。
◾️収支報告
皆さまよりお預かりしました支援金194万円は、「もしかま2024」の開催資金として全額使わせていただきました。多くの講師の皆さまにご協力いただき、充実したプログラム内容を提供することができました。また、当日の運営に関わっていただきました、総勢50名超の皆さまに改めて深く御礼申し上げます。
<支出概算>
・READY FOR 手数料 360,000
・返礼品準備金 950,000
・講師代 300,000
・当日運営費 200,000
・広告宣伝費 130,000
▲体験を通して生きるチカラを得た、生き生きとしたこどもたちの姿が印象的。
◾️返礼品のお届けについて
すでにお手元に届いている方もいらっしゃるかと思いますが、一部の皆さまにはこれから返礼品がお手元に届くかと思います。今月中には全ての返礼品の発送が完了致します。ご確認をお願い致します。
▲「地震=津波=避難」もしかまオリジナルミニステンレスカップ。常に、避難を意識した行動を!"SWITCH"には「避難スイッチ」を常に持ち歩いてほしいという願いが込められている。
◾️今後の活動について
本イベントを通じ、鎌倉エフエム放送株式会社は、地域のコミュニティーFMだからこそ提案できる「あらゆる領域を横断した地域のつながりが自助力になる」ことを実感しました。本イベントだけにとどまらず、私たちは引き続き、住民同士の結びつきを深め、地域の防災力を高めていきます。 そして、アンケートにて9割以上の方が「来年度も参加したい」と回答をいただきましたので、来年度もさらなる質の向上に努め、 開催できるように活動したい所存です。
地域防災力強化推進を掲げた「もしかまプロジェクト」の活動は、この度の『もしかま2024』を皮切りに、ここから本格的に始動します。特に2024年度は、
◇鎌倉・湘南地域に特化した細やかな防災情報の発信
◇鎌倉・湘南地域の異分野交流の機会創出
◇地域間交流による防災リレーションシップの構築
などに、取り組む計画です。
▲暮らしのなかには「生きるヒント」がたくさん点在している。もしかまプロジェクトではあらゆる活動を通して、「減災」を叶える命を守るヒントを伝え続けていきます。
<弛まぬ継続こそが減災の鍵です。>
この「もしかまプロジェクト」の活動一つひとつが「地域減災」に必ずつながると、私たちは信じています。
▲自分自身を、こどもたちの命を、まちを、みんなで守ろう!
今回のクラウドファンディングにより、イベントだけで終わらせず、活動を継続させていくための活力を皆さまにいただきました。重ねて深く御礼申し上げます。
改めまして、この度の熱きご支援、誠にありがとうございました!!!このあとの「もしかまプロジェクト」の活動に、どうぞご期待ください。活動の発信基地となるインスタグラムや公式サイトのフォローやブックマークをお願い致します!
https://www.instagram.com/moshikama.fm828/
▼プロジェクト公式サイト
また、毎週土曜日午前9時20分頃から、「もしもにつよいわたしになる!もしかま!」と題して、地域防災情報を常に発信しています。
▼FM82.8 KAMAKURA GOOD MORNING STATION
https://www.kamakurafm.co.jp/kgs.html
▼これまでの放送アーカイブはこちらから!
https://note.com/good_morning_828/m/m5a4940d1fe4c
今後もしっかりと活動を継続してまいります。引き続きご指導ご鞭撻ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。この度は、誠にありがとうございました!!!
もしかまプロジェクトメンバー 一同