孤立する認知症の人や介護家族をゼロに!当事者の繋がりを守り続けたい

孤立する認知症の人や介護家族をゼロに!当事者の繋がりを守り続けたい

寄付総額

7,840,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
223人
募集終了日
2022年11月18日

    https://readyfor.jp/projects/ninchishoukoritsuzero2022?sns_share_token=
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2023年03月29日 10:54

ご支援に感謝。認知症の人や家族のための活動に使用いたしました

 

■心あたたまるご支援をいただき、心より感謝申し上げます

 昨年9月21日に開始したプロジェクトでは、心あたたまるご支援を賜り、誠にありがとうございました。当会役員・世話人一同、心より厚く感謝申し上げます。
 クラウドファンディングは、おかげさまで288名の方から目標金額の500万円を大幅に超える785万円のご支援をいただき、11月18日に終了いたしました。
 新規入会者と寄付金の減少という、当会にとって大きな課題の解決の一歩とするため、クラウドファンディングという取り組みに「孤立する認知症の人や介護家族をゼロに!当事者の繋がりを守り続けたい」というテーマで挑戦いたしました。
 当初は、この新しい取り組みへの不安がありましたが、当会の存在意義や活動の大切さを皆様の応援からあらためて実感する機会となりました。
 ご支援くださった皆さまに、そして周知にご協力くださった皆さまに心より感謝申し上げます。


 昨年11月18日以降の当会のプロジェクトについて、以下のとおりご報告します。


■プロジェクトについてご報告いたします

 いただきましたご寄付は、お知らせしていました通り、つどいのオンライン環境整備、「家族の会」や相談活動等の広報印刷物配付、メールマガジン配信、本人交流会の実施、認知症の人の国際会議への派遣、認知症にやさしいまち提言リーフレット自治体配付等に使用させていただきました。

1.「本人が活躍できる本人交流会」の実施
 当会では、認知症の人が主体となって企画・運営する「本人が活躍できる本人交流会」を実施しています。企画の段階から本人と運営者が一緒に「本人がやりたいこと、楽しめること」を話し合って、すすめていく交流会です。
 昨年度から、本部で助成金を受け、実施支部に配分していますが、今年度は予定を上回る支部から「実施したい!」と手が挙がりました。
 ご支援によって、実施支部や参加者の負担が大きくならないように、手を挙げた支部すべてに助成することができました。
 9支部で実施、276名(うち認知症本人81名)に参加いただき、喜びの声をいただいています。
  参加者の声
「皆に会えて嬉しかった…(^^)皆さんとお話しできて今日もパワーをもらいました!また頑張れる!!ありがとう!よい一日をありがとう」

「(カヌーづくりで)図面や木を切るのも全て自分たちで行った。わからなくなって手が止まって考えているときに、サポーターさんが先に手を出して手伝ってくれるが、そういったサポーターさんには断ったりした。自分たちだけで作成したので、達成感、喜びがあり、より有意義だった」

「同じ病気の人たちと交流を持ち友達をつくって対話することで一人ではないと思える。それがストレス解消の特効薬だと思う」

 


2.認知症の人の台湾での国際会議派遣
 国際アルツハイマー病協会アジア太平洋地域会議in台湾で、昨年12月10日(土)に認知症の人、山中しのぶさんに発表いただけることになり、山中さん親子や支援者の派遣費用にあてさせていただくため、ご支援を募りました。
 残念ながら、新型コロナ感染拡大のため、オンラインでの参加になりましたが、山中さんの発表は大変好評で、視聴されていた皆さんの心を打ちました。
 皆さんに動画を視聴いただけるよう、準備中です。アップできましたらご案内させていただきます。

山中しのぶさんの発表の様子

 

 

アジア太平洋地域会議in台湾 現地参加の皆さん

 

3.リーフレット「提言『認知症にやさしいまちづくり』」の全自治体への送付
 昨年8月に発行したリーフレット「提言『認知症にやさしいまちづくり』」を増刷し、全国約1,700市町村に送付しました。
 住み慣れた場所を「認知症にやさしいまち」としていくことは、「認知症になっても安心して暮らせる社会」の実現に、最も重要な活動です。
 このリーフレットは、「認知症にやさしいまち」がどんなまちであるのかを、わかりやすく皆さんにお知らせするものです。作成にあたり、本人・家族・支援者・研究者の皆さんと一緒にディスカッションを重ね、当事者視点の内容にこだわりました。タイトルは、「仲間がいるっていいなあ」です。
 市町村の施策などに活かしてもらったり、地域住民への認知症啓発のテキストにしてもらったりなどして、ぜひ活用していただきたいと考え、クラファンでのご支援によりまちづくりを具体的に進める全国の市町村に今年1月下旬に郵送することができました。
 その後、追加希望の連絡もいただいています。

 

 当会が考える「認知症にやさしいまち」とは、「仲間がいるまち、つながるまち」です。
 その実現には4つの視点があります。
 ①認知症をみんなが正しく理解しているまち【教育】
 ②困っている人がいたら、さりげなく手をさしのべる行動ができるまち【つながる】【関心】
 ③地域のみんなが認知症のことを自分ごととして考えているまち【発信】
 ④認知症を特別扱いしないまち【啓発】【創る】

 リーフレットを下記からダウンロードいただけます。
 https://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2022/09/YasashiiMachi2022.pdf
 
 今後も広めていきたいと思います。
 

3.「つながりカード」「認知症家族支援ガイド」の増刷
 「つながりカード」「認知症家族支援ガイド」が非常に好評で、当初作成分がほとんどなくなりましたので、ご支援をそれらの増刷費用の一部にあてさせていただきました。
 当会のことをまだ知らない認知症の人やそのご家族に、肩の荷を分け合える仲間がいることを知っていただくために、活用させていただきます。

 

つながりカード

 

認知症のある生活に備える手引き

 当会ホームページからダウンロードできます
 https://bit.ly/sonaeru2022

4.オンライン“つどい”実施に向けての準備
 当会の活動の三本柱のひとつ“つどい”は会が結成に至った原点の活動です。認知症の人の介護で悩んだ介護家族が会場に集まり、現状を話し合い、気持ちの共有、介護の工夫や介護をしていく上での情報を得た場でした。同じ立場の人と出会い語り合うことで明日への勇気や元気をもらった場でありました。それは認知症の人同士の“つどい”や男性・シングル・看取りなどの属性や介護状況などの個別性での “つどい”にも発展した活動となっています。
 ですが、新型コロナウイルス感染症により直接に会う“つどい”の開催が困難となり、休止することが増えました。再開できた時の喜びはひとしおでした。コロナ禍で普及したオンラインにより、インターネット環境の整備や技術の習得などを図り、オンライン“つどい”も徐々に増えてきました。
 一方で、「パソコンの操作が苦手なのでできない」「オンラインでの広報自体ができないので、オンラインを活用している人に届かず、集まらない」など、関心はあっても取り組むことに躊躇する声も聞かれます。
 クラウドファンディングでのご支援を受けて、オンラインの“つどい”が実施できるように、次のことをすすめています。(2023年6月までの実施)


①オンライン“つどい”運営者向けの研修会
 すでに実践している支部の話を聞くことを中心に、基本的なつどいの運営の仕方、オンラインならではの工夫、技術的な知識などを学べるオンライン講座を実施します。
②本部主催によるオンライン“つどい”
 就労する介護者や若年層を中心にした介護者より、夜間での“つどい”開催の要望もあることから、多様化する介護者をサポートできる体制を今後整備していくために、夜間のオンライン“つどい”を全国規模で開催します。
 このつどいへの参加者を増やしノウハウの蓄積をマニュアル化するなどして、各支部でも多様な“つどい”の一つとして実施可能な体制を整備していくこととします。
③体制整備助成
 希望する支部に対して、Zoom年間ライセンスなどを助成(ボリュームライセンス)しました。
④オンライン“つどい”広報と開催サポート
 オンライン“つどい”を実施する運営者へのサポートとして、メールやSNSなどオンラインでの広報や、セキュリティを徹底した参加者の情報管理を本部が中心となって行います。

5.メールマガジン配信の準備(2023年6月までに実施)
 クラウドファンディングの支援者、会員、一般の方に読んでいただけるメールマガジンの定期配信を準備しています。当会の魅力を知っていただき、情報提供だけでなく、それぞれの方々が元気になっていただいたり、癒されるメルマガを目指します。

 

■プロジェクトの収支についてご報告します

収 支 決 算 書

 

 

1 収入内訳

 

 

項  目

合計金額(円)

 

 

クラウドファンディング寄付金収入

7,850,000

 

 
   

自己資金

198,000

   

収 入 合 計 

8,048,000

   
       

2 支出内訳

     

項  目

合計金額(円)

   

本人交流会開催費

1,890,000

   

認知症の人の国際会議派遣費

244,000

   

当会広報、「提言リーフレット」「つながりカード」等普及費

4,564,000

   
     

オンラインつどい、メールマガジン配信費

1,350,000

   

支  出  合  計 

8,048,000

   

 

 

■ご支援をいただいた皆さまへギフトを発送いたしました

 ご支援をいただいた皆さまへ、ささやかですが当会の印刷物や寄附金受領書等、昨年12月22日に郵便(定形外)にて発送させていただきました。
 本サイトでのご報告が遅くなり、申し訳ございません。



■当会の今後の取り組み

 本プロジェクト終了後も、当会は「認知症になっても安心して暮らせる社会」の実現に向けて、走り続けます!

 この度、ご支援いただいた皆さまとつながり続けて、ご一緒に活動してまいりたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

 2023年4月~6月開始    メールマガジン配信
 2023年4月~6月開始    オンライン“つどい”開催(本部主催)
 2023年9月頃        「認知症こどもサイト・中学生版」公開
 2023年9月~2024年2月   本人交流会開催
 2023年9月         第30回世界アルツハイマーデー記念イベント開催
 2023年10月22日       第39回全国研究集会in香川開催
 2023年11月頃        認知症関連当事者・支援者連絡会議シンポジウム開催

 実施日が近づきましたら、当会ホームページhttps://www.alzheimer.or.jp/や本サイトなどでお知らせします。ご注目ください!

 

 

ギフト

5,000+システム利用料


5,000円コース

5,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール

寄付者
76人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

10,000+システム利用料


10,000円コース

10,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)

寄付者
105人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

30,000+システム利用料


30,000円コース

30,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)

寄付者
35人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

50,000+システム利用料


50,000円コース

50,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)
・会報2022年12月号、2023年1月号、2月号にお名前を掲載(各号17,000部発行)

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

100,000+システム利用料


100,000円コース

100,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)
・会報2022年12月号、2023年1月号、2月号にお名前を掲載(各号17,000部発行)

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

300,000+システム利用料


300,000円コース

300,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)
・会報2022年12月号、2023年1月号、2月号にお名前を掲載(各号17,000部発行)

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

500,000+システム利用料


500,000円

500,000円

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)
・会報2022年12月号、2023年1月号、2月号にお名前や企業ロゴなど掲載(各号17,000部発行)

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

1,000,000+システム利用料


1,000,000円コース

1,000,000円コース

・応援に感謝を込めて。お礼のメール
・寄付金受領書と税額控除証明書のご送付
・活動報告メール
・当会ホームページ特集サイトにお名前の掲載(希望者のみ)
・会報2022年12月号、2023年1月号、2月号にお名前や企業ロゴなど掲載(各号17,000部発行)

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

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