誰も一人にしない私も誰かの力になる世界を作るPOTZ報告
POTZ無料スマホ教室が2月よりスタートしています。
皆様の支援のおかげで実現しました。ありがとうございます。
【開催には資金だけでなく様々な壁】
クラウドファンディング募集と同時に「サポート提供会員募集」をかけていました。
目標の50人には到達しなかったもののITが教えられるサポート提供会員さん15人のご登録をいただきました。
そして「高齢者むけ無料スマホ教室」を手探りながらも開始いたしました。
現在、サポート提供会員さんには、サブで入っていただいています。メイン講師ができるように同時進行で養成し、早いうちに各地域で複数同時に無料スマホ教室が開催できるように一歩ずつ丁寧にすすめているところです。
歩みは遅いですが、POTZ会員さんも少し増え、笑顔ある交流会が開催できています。
【資金の活用状況】
まだ、全額は使い切っていません。
なぜなら、1箇所のスマホ教室を開催するにも、会場費を極力抑えて複数回開催していきたいと考え、たくさんの会場を訪問し時間がかかっています。
この田舎の徳島でも企業が運営している貸し会議室など借りると半日5千円したりします。
サポート提供会員への報酬などで1回あたり開催に1万円以上もかかると開催回数が減ってしまいます。
支援していただいた大切な資金が「会場費」で大半消えてしまうのが、私にとっては「許せない」と感じ、設定が遅くなっていることお詫び申し上げます。
少しエピソードを紹介します。
町には「公民館」という公共の施設があります。できれば全県でここを使いたかった。
公共の施設では、最初の壁は「株式会社に貸せない」問題でした。
営利活動と判断され、貸していただけないか、通常の5倍もの金額になるなど解せない規定がありました。
納得できず、公民館長さんの集まる会でPOTZのプレゼンもしました。
しかし、「法律違反になる」と声の大きい昭和のおじさまに撃沈されてしまいました。
かなり凹みましたが、この話には続編があり、そっと名刺を渡してくださった公民館長さんがいらっしゃっいました。
後日訪問の際「いいよいいよ、無料で何日でも貸してあげる」とおっしゃっていただいた際には、ついつい感激の涙が出ました。
顛末としては、ご迷惑をかけるので、結局その公民館は使用しませんでした。
お願いしたのは、POTZ事務所のある地元公民館だけです。
今もまだ開催会場との攻防が続いていますが、すでに12箇所の無料スマホ教室の設定が完了しています。
現在までに執行確定経費は
会場費 1万円 サポート提供会員へ報酬 5万円 新聞折込 10万円
となります。
【約束】
皆様からご支援いただいた資金は、全額「POTZ無料スマホ教室」に使用させていただきます。
計画は、4月から7月までスマホ教室をコンスタントに開催し毎月20万円ずつ執行いたします。
もう少し早く、サポート提供会員さんたちが「ひとり立ち」できれば、前倒しに一斉開催したいと考えています。
そして1日でも早くPOTZの目指す互助マッチングが成立する会員数に到達させ、高齢者がPOTZを利用している状況を作り出したいと考えています。
【リターンの発送状況について】
支援者の方々へ1月中に、リターンの発送を完了させていただいています。
ゆったりめの発送計画でしたが、藍染工房の方が頑張って早く制作してくださり、心のこもった手染めハンカチがお手元に届いたのではないでしょうか。
↑こちらは、私の作品です。めちゃくちゃ手がかかることを知りました。
【今後について】
スマホ教室の会場交渉のために、さまざまな企業や人を訪問させていただき、連携のお話もちらほら出始めています。
また、地元のビジコンで準グランプリをいただくなど、POTZを知っていただくことにも取り組んでいます。もっともっと知ってほしいと活動いたします。
あとは、積み重ねていくだけです。
今後もどうぞ見守り、応援をよろしくお願いいたします。
プロジェクト責任者:佐藤晃子