プロジェクト終了のご報告
レイは今日も生きています。
この命を繋いで下さったのは、ご支援下さった皆さまお一人お一人の善意によるものです。
小さなレイに命が宿っており、動く姿を見るたびにそう感じながら毎日を過ごしております。
レイは8/22に投薬終了となりました。
本プロジェクトは、254名の方々から1070500円のご支援を賜わることができ、9/4に終了できました。
この数字は、レイに向けられた善意の数、善意の証です。レイを救ってあげよう!と思って下さった皆さま、本当に本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m
投薬を始めた頃は、84日間の投薬期間こそが神様から与えられた期間限定の贈り物のように感じていました。この期間にレイにできる限りのことをしてあげなさいと言われているように感じておりました。
また同時に、84日間もの長い間に地震が起きたりしないかやコロナ事情もどう変化するかなど途中で何が起きるかわからない怖さもありました。
クラファンが始まると、ご支援だけでなく、ご支援とともに毎日毎日励ましのメッセージを頂戴しました。「大丈夫」「良くなるよ」「寛解した子達に続こう」「支援は労働報酬の正しい使い途だと思っています」などなど。
クラファンに関するアドバイスもInstagramのDMでたくさんいただきました。「可愛い写真をもっとたくさん載せた方がいいよ」「ストーリーにはFIPの説明も加えないと初見さんは何のことかわからないよ」「All or Nothing方式だともっと伝えた方がいいよ」「直接支援はしないの?」などなどです。
新薬が無かった頃にFIPで猫さんを亡くされた方から「うちの子の分まで生きて」と励まされました。
レイの写真入りのビラを作り、地元の飲食店に交渉してあちこちに置いて下さった方もおられました。
クラファン当初より、Instagramのストーリーや投稿で拡散もたくさんたくさんしていただきましたm(_ _)m
最後の最後まで拡散し続けても下さいました!!
その全ての方々へ。本当に本当にお世話になり、ありがとうございました。感謝しても感謝してもしきれるものではありませんm(_ _)m
投薬期間が終わると同時に具合が悪くなったらどうしようと心配ばかりしていましたが、毎日毎日のたくさんのメッセージのおかげでいつしか心配は消えて無くなっていました。
きのうまで何の接点も無かったのに、ご支援のみならず毎日毎日、自分のことのように達成率を気にかけて下さり、本当に本当に頭が下がりました。感謝とともに感動と敬意を抱きました。
皆さまのおかげで、クラファン期間の約半分という短期間で達成できましたm(_ _)m
それゆえに抱えていた重荷を半分降ろすことができ安堵できました。更にネクストゴールを掲げることもなく、引き続きご支援を賜わり続けることもできましたm(_ _)m
Instagramでの呼びかけに耳を傾け、応援し見守り続けて下さって、本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m
まずはレイが寛解すること、その先に皆さまにしていただいたように今度は自分も協力し支える側にまわることの2点が、皆さまへの恩返しの一部になるのかなと考えております。
【治療の結果】
FIP=猫伝染性腹膜炎の寛解の基準の1つである「A/G比」が発症した時は0.28(0.5以下は危険水域)でしたが(投薬を始める4日前の数値なのでもっと下がっていた可能性大)、投薬後3ヶ月目のA/G比は0.9まで上がりました。(0.75以上が正常値)
ただ、FCoV(猫コロナウイルス)抗体の値が51200倍と高いのでまだまだ油断できず、経過観察期間中に下がることを切に願っております。
血液検査は経過観察期間のみならず、その後も定期的に行っていきます。
レイは臆病で怖がりで緊張するタイプの猫です。
FIPの診断が下されるまで、診察台に上がることも多くの検査も怖くて仕方なかったと思います。それに耐えよく頑張ってくれました。
【収支のご報告】
皆さまからご支援いただいた1070500円に、クラウドファンディングの手数料141306円(手数料12%+消費税)がかかり、
1070500円−141306円=929194円のご支援を頂戴致します。
readyfor社様からの入金予定日は11/10です。
※皆さまからのご支援は全て、新薬のお薬代に充てさせていただきます。
【リターンにつきまして】
リターンについては、完成しだい順に発送してまいりますので、今しばらくお待ちいただけると幸いに存じます。
なお、ご不明な点がございましたら、こちらのサイトでメッセージいただくか、Instagramにご一報下さい。
【今後につきまして】
プロジェクトは終了致しましたが、これからもこちらのサイトにて新着情報やInstagramでレイの日常を見ていただけると嬉しく思います。
クラウドファンディングを続けていくなかで、レイが飼い猫であるというよりも、繋いでいただいた命を見守っているという意識の方が強くなりました。
ウエットタイプを発症され、あきらめずに溜まった水を抜き続けながら余命も吹き飛ばし、FIP寛解後も15年も生きた猫さんがいると教えて下さった飼い主様がおられ、答えは1つではないと改めて思いました。
1日1日、普段の毎日をただ過ごせる幸せを噛みしめながら、レイには少しでも幸せを感じてもらいたいと思っております。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
永井里穂