【残り3日】このホームが実現すれば、救える未来があると信じています

シーズー犬の「ムック」は、飼い主さんの病気や体力の問題で、十分なお世話が難しい状況にありました。飼い主さんは、他の老犬ホームに一度預けたものの「全く食べなくなったから」と、引き取りを求められてしまったそうです。

愛犬を手放したくない。でも、お世話ができない。
ご自身の治療にも専念しなければならない…。

そんな八方塞がりの状況で、私たちにご相談があり、ムックを預かることになりました。

私たちが目指したのは、飼い主さんが安心してご自身のことに向き合える環境を作ること。そして、ムックが家庭的な雰囲気のなかで穏やかに過ごせるようにすることでした。

飼い主さんは、入院中もムックに会えることを楽しみに治療に励まれ、ムックは私たちの元で食いしん坊で愛らしい最期の日々を過ごし、旅立っていきました。

後日、飼い主さんからいただいた言葉です。
「本当は私が最期までムックを看なくてはならなかったのですが、お陰で安心して自分の病と向き合えました」

この言葉こそ、私たちが老犬ホームを作りたいと願う、原動力そのものです。

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