
私は7才の時に、心臓手術をしました。心室中隔欠損症大動脈弁亀裂と言う病名です。昭和41年の時です。
一人娘の胸に17針の傷だなんて、特に祖母と母はショックで手術に反対でした。このまま放っておけば20才までの命、手術して成功すれば普通に生きていける。そんな選択を家族はしなけらばならなかったのです。父一人が、手術すると言ってガンとして譲らず、半年ほどもめました。東京の病院は一杯で、北海道まで行きました。飛行機は心臓に良くないからと、列車と青函連絡船で行ったのです。父の会社の支社があり、そこで働く方のお子さんがやはり心臓手術をして元気になりました。
傷跡は残ってしまったけれど、やっぱり手術して良かった、生きてて良かったと思います!手術のチャンスを逃すなんて、そんな事は出来ません。