心の縁でつなぐ新しい継承のカタチ〜鳥取日南町の元大庄屋長屋改修計画
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支援総額

2,437,000

目標金額 1,500,000円

支援者
207人
募集終了日
2025年3月9日

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2025年02月25日 09:00

返礼品「野山からありがとう」の野草茶について

とまりぎをいつも見守ってくださり、ありがとうございます。


暦の上では春になったものの、 まだまだ雪の降る日が続き、 そんな中でも頬をさすような風の冷たさが和らいできたのを感じます。


本日はとまりぎメンバー西田が、 返礼品である『お山の新月茶』に寄せる思いを綴らせていただきたいと思います。


私は看護師をしながら、 田畑を耕し、 野草を採取し、台所仕事や手仕事を楽しむ三児の母です。

 


近年、長年学び続けてきた野草と陰陽五行を掛け合わせた講座を開くことになり、 そのご縁から、このたび『お山の新月茶』 の監修をさせていただくことになりました。

 

(本久代邸で開催した野草茶会の様子)

 

 

 

 

突然ですが、 これ、何に見えますか?

 

 

薬という文字の成り立ちとなった旧字ですが、 わたしがこの字を初めて目にしたとき、わたしの脳裏に浮かんだのは、 野原で装束をまとった人々が歓喜し、 神に感謝しながら舞う光景でした。

 

 

 


「薬」という文字を分解すると、「草」 と 「楽」という字が含まれています。 これは、 草 = 植物が人々を癒し、喜びをもたらす存在だったことを示しているとも解釈できます。 薬がただの治療手段ではなく、 自然の恵みに感謝し、 その力を受け取る神聖な行為だったのではないかとわたしは思います。


現代の薬は科学的に合成されたものが多いですが、 もともとは植物や鉱物、 動物由来のものから成分を抽出し、人々の健康を支えてきたものです。


古来より、人は身近な自然の中で、 体に良い影響を与える草や木の葉、 根、 花、 樹皮、そして鉱石などを発見し、それを煎じたり、 粉にしたり、 発酵させたりして用いてきました。 これがやがて「薬」となり、 各地で伝承され、 体系化されていくのです。

 

 

(本久代邸で開催した野草茶会の様子)

 

 

 

人と草はどうあると心地よいのでしょう?

 

野草…見方によれば雑草と言われ、 田畑の邪魔者扱い、いわば農業の敵です。 しかし、近年の健康ブームに伴い、 野草の効能が見直され、 多くの野草茶が登場するようになりました。 野草の素晴らしさが広まるのは喜ばしいことですが、 野草の効能のみをサプリメントのように享受したいとなっては、それはとても一方的で、 奴隷のようで申し訳ないと思います。

 

 

わたしも看護師という職業柄、 「この野草にはこの成分が入ってる」 「この薬の元になっているのはこの野草なのか」などと、感心することが多々あります。


しかし、 「薬」の旧字が示すように、 本来、 人と大地は繋がり合いながら共に在るもの。そうした関係こそが、より自然で心地よいのではないでしょうか。

 

(本久代邸の門前の雑草たちを摘む様子)

 

陰陽五行の視点から野草の世界を見つめると、そこには野草たちが長い時をかけて繋いできた生命の智慧と、 世界への深い愛が溢れていることに気づきます。
ただ摂取するのではなく、自然と響き合いながら生きること。 それが、私たちにとって本当の豊かさにつながるのではないかと思うのです。 忘れがちですが、 ありがたいことに私たち人間も自然の一部なのですから。

 

 

(陰陽五行☓野草)

 

 

野原に風の通り道をつくるように野草を摘み、山に光が差し込むように木の枝をいただく――。


昔の日本人は、そんなふうに自然と向き合いながら暮らしていました。
ほんの少し手を加えることで、人里がヤブ化するのを防ぎ、 多様な生態系を守ってきたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

『お山の新月茶』の願い


「とまりぎ」のメンバーとともに、 日南周辺のさまざまな山から、季節ごとに少しずつ野草を摘み取ります。
人が山に入ることで、 風と光が届きますように 野草茶で身体の中からじんわりと大地のエネルギーを感じてもらえますように。


使用するのは、昔から健康茶として親しまれてきた野草たち。
枇杷の葉、 くろもじ、 よもぎ、 ドクダミ、 葛、 スイカズラなど、 それぞれの香りと風味が調和し、心体にやさしく染みわたります。


また、新月は、 自然界のエネルギーがリセットされるとき。
植物の根に栄養が集まり、 葉や茎には余計な水分が少なく、 成分が凝縮されるとされています。
このタイミングで採取することで、 野草本来の力をしっかりと引き出し、深い味わいと豊かな香りをお届けできます。
自然のリズムに寄り添いながら、 野草たちの恵みをお届けできることを嬉しく思います。
このお茶が、 皆さまの心と体を優しく整えるひとときになりますように。

 

 

※パッケージは変わる場合があります。

 

 

(秋の小阪美鈴書展にて)

 

リターン

3,000+システム利用料


大きな声で応援!コース

大きな声で応援!コース

・心を込めたお礼のメールをお送りします。
・改修中の長屋の様子などを動画にしてお届けします。

申込数
129
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


大きな声で全力応援!コース 

大きな声で全力応援!コース 

・心を込めたお礼のメールをお送りします。
・改修中の長屋の様子などを動画にしてお届けします。

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

3,000+システム利用料


大きな声で応援!コース

大きな声で応援!コース

・心を込めたお礼のメールをお送りします。
・改修中の長屋の様子などを動画にしてお届けします。

申込数
129
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


大きな声で全力応援!コース 

大きな声で全力応援!コース 

・心を込めたお礼のメールをお送りします。
・改修中の長屋の様子などを動画にしてお届けします。

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月
1 ~ 1/ 13

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