支援を集めるために抑えておきたい、重要な心得とデータ

 

この記事では、「支援を集めるために抑えておきたい、重要な心得とデータ」についてお伝えします。

 

目次
1.「クラウドファンディング」を正しく捉える心構え
2.大切な人にこそ、クラウドファンディングのスタートを伝えよう

3.支援が集まりやすい2つのタイミングを見逃さない

 

 

1.「クラウドファンディング」を正しく捉える心構え

 

クラウドファンディングとは何かと問われた際、よくこのように説明されることがあります。


「インターネット上で不特定多数の方から資金を調達するシステムです」と…。


これは間違いではないのですが、一見すると
「クラウドファンディングをすれば知らない人からどんどん資金を調達できる!」
と、思われてしまうことも少なくありません。

 

実際、弊社にクラウドファンディングの実施をしたいと相談される方の中には、

そのように解釈して相談されるケースもございます。


しかし、実際のところ掲載したからといって勝手に資金が集まるというようなことは稀なケースかもしれません。


クラウドファンディングを資金が集まる仕組みとして利用するのではなく、
資金を集めるための手段(=※ファンドレイジングツール)と理解して正しく活用することが大事
です!

 

2.大切な人にこそ、クラウドファンディングのスタートを伝えよう

 

では、クラウドファンディングを活用した資金集めでは、まず何をすべきなのでしょうか。
それは「自身の言葉で、想いを伝える」ことです。


これを実施することでクラウドファンディングの達成可能性は大きく上がり、支援の流れを作り込むことができます!

 

しかし、想いを伝えることは少し勇気のいることでもありますので、躊躇してしまう方もいるかもしれません。


クラウドファンディングは、直接の知り合いではない方から支援を集めることもできますが、

そこに繋げるためには近しい存在からの支援が必要なのです。

 

ここからは具体的にそれがどういうことか説明していきます。
 

クラウドファンディングで支援をしてくれる動機は、大きく分けて2つあります。
このうち、最初に支援をしてくれやすいのは、どちらの動機によるものでしょうか。
 

A:身の回りにいる方々(ex.学生時代の友人、職場の同僚、親族、仕事のクライアント)
B:見知らぬ方々(ex .READYFORのコア支援者、SNS等の拡散で見に来てくれた方、仕事のクライアント先の顧客)
 

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答えは、Aの「身の回りにいる方々」です。
一体、なぜでしょうか?
 
ポイントは、クラウドファンディングの支援が「信頼の可視化」だということです。
 
「信頼の可視化」...聞き慣れない言葉だと思いますので、週末友人と外でご飯を食べる時のことを例にとって説明します。
 
外でご飯を食べるとなった時に、まず調べなければいけないのが、どこでご飯をたべるかということだと思います。

そこでスマートフォンを取り出して検索した際に、出てきたお店が2つありました。
 
A店 :レビュー数が多く評価が3.7/5
B店:レビューが1件しかついておらず評価が3.0/5

 

どちらのお店を選びますか。

多くの方は前者のA店を選ぶと思います。


あるいはそういったレビューサイトは信用していないという人もいるでしょう。

 

それでも、参考にしているのは、雑誌の紹介や、Facebook・Twitter・Instagramでの友だちやインフルエンサーのオススメだったりするのではないでしょうか。


たくさんの情報にあふれている今、私たちはモノゴトの魅力そのもの以上に、そのモノゴトがどれだけの人にオススメされているのか、あるいは誰にオススメされているのかを重視することも増えています。


つまり、そのモノゴトがどれだけ「信頼されているか」が、選ぶ上でとても大切な基準になっているのです。


ですので、いきなり「プロジェクトを応援してくれる知らない方々」を探すよりも、「自身を応援してくれる方々やプロジェクトに共感してくれる身の回りの方々」に応援してもらうことが重要なのです。

 

そうして身近なところから積み重ねた応援が思わぬところからの後押しに変わり支援の輪が同心円上に広がっていく…これがクラウドファンディングの基本的な支援の流れです。

 

周りにいる身近な方々は、プロジェクトを実現させたい想いやそのための努力を知っています。だからこそ、実現したい夢を掲げた時、その夢を応援してくれる可能性は知らない方々に比べて圧倒的に高いのです。


そのために、少しだけ勇気を持ってまずは想いを真っ直ぐお伝えしてみましょう。
 

3.支援が集まりやすい2つのタイミングを見逃さない

 

ここまでクラウドファンディングの正しい理解と支援の流れを理解してきたところで、

「支援が集まりやすい時期」についてお話させていただきます。

 

スタートダッシュ期

クラウドファンディングで支援が集まりやすい1つ目の期間は「プロジェクト公開から5日間」です。

我々はこの期間をスタートダッシュ期と呼んでいます。

 

それを表すデータがいくつかあるのでご紹介します。
 

 

上記はREADYFORで過去クラウドファンディングに挑戦したプロジェクトのスタートダッシュ期を分析したデータです。

 

このデータを参照すると例えば目標金額100万円、公開期間35日のプロジェクトの場合、
「公開から5日間(=スタートダッシュ期)に20%以上の支援を集めると約90%の確率で達成している」

ということが分かっています。(2023年6月時点)
 

一方で、スタートダッシュ期に約20%以上の支援を集められる割合は全体の約40%ほどというデータも…

スタートダッシュ期を成功させるためには、身の回りの方々にお伝えしておくことが大変重要な鍵となるでしょう。

 

 

なお、達成目安はプロジェクトの目標金額や公開期間によって異なります。

ご自身のプロジェクトにおける達成目安は、是非下記の方法でご確認くださいませ。

1.READYFORにログインした状態で、画面上部の【自分のプロジェクト一覧】をクリック
2.対象のプロジェクトをクリック
3.画面上部の【推移を表示】をクリック

 

 

ラストスパート期

支援が集まりやすい期間2つ目の期間は「掲載期間の最後の5日間」です。
我々はこの期間のことを、ラストスパート期と呼んでいます。


ラストスパート期では、「自分の支援が無いと達成しないかもしれない」「達成させてあげたい」

そうした支援の必要性を高く感じるケースが多く、資金が集まりやすくなっています。


また、READYFORで過去クラウドファンディングに挑戦したプロジェクトのラストスパート期を分析したところ、

ラストスパート期に40%~50%以上の支援率を獲得できていれば、達成の可能性は非常に大きいということも分かっているので最後まで諦めずにやりきることが大切です。

 

 

いかがでしたか。 


プロジェクトの成功を諦めないこと。

 

そして、支える仲間やプロジェクトの成功を応援してくれた方々への感謝を忘れずに、

素敵な一歩をREADYFORで踏み出していただければ、こんなにうれしいことはありません。


 その挑戦を心から応援しています。​

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