国立天文台水沢VLBI観測所

1899年(明治32年)に臨時緯度観測所として水沢に設置されて以来、現在まで120年以上にわたり岩手の地で最先端の観測研究を続けている天文台です。近年は、遠く離れた電波望遠鏡を組み合わせて巨大な望遠鏡を合成するVLBI(超長基線干渉法)を主な観測手法としており、水沢をはじめとする国内4台の電波望遠鏡からなるVERAや、それをアジアの国々の電波望遠鏡と結合した東アジアVLBI観測網(EAVN)、さらには地球規模の国際プロジェクトであるEvent Horizon Telescope(EHT)などを推進しています。そして、これらの先端装置を用いて巨大ブラックホールや天の川銀河の姿を明らかにする研究を進めています。

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