小山雅之

札幌医科大学の小山です。循環器領域では指定難病の肺高血圧症や妊娠高血圧症に引き続く周産期心筋症を専門とし、難病の疫学研究班にも属しております。腎臓領域では透析関連の臨床研究に従事しておりました。2018年に公衆衛生学講座に籍を移してからは、ICTを利活用した循環器疫学と災害レジリエンスを研究テーマにしております。所属するNPO北海道医療連携NW協議会では、脳卒中・循環器病対策基本法に基づき、北海道内の遠隔医療やPHR (Personal Health Record) の普及・啓発に尽力しております。医療情報ではPHRとEHR (Electoronic Health Record) の FHIR 連携に取り組み附属病院にて日本初の実装事業を展開しております。COVID-19では札幌市を中心に利用された健康観察アプリ「こびまる」を開発し、令和5年度 北海道科学技術奨励賞を受賞しました。

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