永石歓和(札幌医科大学医学部 解剖学第二講座)

札幌医科大学卒業。札幌医大第一内科(現・消化器内科学講座)および市内、道内の関連病院にて臨床医としての研鑽を積む。大学院時代から炎症性腸疾患(IBD)の基礎研究に従事。米国ハーバード大学 Brigham and Women's Hospital 消化器内科のラボに留学し、腸上皮輸送と腸内細菌抗原に対する免疫応答について研究。帰国後は、慢性炎症性疾患における再生医療の研究に軸足を移した。間葉系幹細胞(MSC)の高い炎症制御能や組織再生能に着目し、IBDのほか糖尿病合併症や骨粗鬆症におけるMSC治療の有用についても研究を推進。バイオマテリアルやメカニカルな手法による細胞賦活化法の研究も行い、医工連携も進めている。一日も早く患者さんに新たな治療選択肢を届けることを目指して、日々研究に取り組む。日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本再生医療学会再生医療認定医。

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