東日本大震災の被災地・気仙沼市の子どもとツリーハウスをつくりたい!

支援総額

235,000

目標金額 180,000円

支援者
25人
募集終了日
2023年2月28日

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プロジェクト本文

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【第一目標達成できました! 本当にありがとうございます!】

 

2月17日に目標金額を達成することができました!ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。おかげで、子どもたちと一緒に記憶と経験を得るためのツリーハウスを、作り続けることができます。本当に感謝しています。

また興味を持っていただき、プロジェクトを見てくださった皆様や、情報を拡散してくださった方々もいるかと思います。ありがとうございます。

 

【残り10日ほどの募集期間、ネクストゴールにも挑戦します!】

ご支援いただけた嬉しさをかみしめつつ、もう一つ先の目標を設定して、残りの募集期間を活動させていただきます。

 

●ネクストゴール設定金額 25万円

当初の目標金額は、ツリーハウスの最低限の建物・基礎をつくるための金額を算出して設定しましました。

ただ、子どもたちと一緒に考えて、アイデアを出し合う『協働』『大人も子どももフラットな関係での記憶と経験の共有』を、何より大切に活動しています。

 

●ネクストゴールでの資金は、こういった用途に使わせていただくつもりです。

 

子どもたちの発想、アイデアは、大人の私たちの想像をこえることがたくさんあります。

最低限のツリーハウスを作るだけでなく、子どもたちのアイデアを実現してあげるためには、当初見積もった資材だけでは足りず、より木材やペンキ、その他の材料が必要になります。

 

また、子ども一人ひとり、得意なこと、興味のあることは様々です。ハウスを建てる大工仕事が好きな子もいれば、ハウスをより楽しく、ユニークに装飾してゆく、壁画や内部装飾、室内インテリアを考えることが好きな子もいます。

そういった子どもたちが、より活躍できるように、当初の見積もり外の材料や工具も、準備してあげたいと思っています。

 

仮にネストゴールの金額を達成できない時も、自己資金を元に実施させていただこうと考えています。

ただ、そもそも私たちの活動・キャンプは、被災した家庭の子どもが、より多く参加しやすいように、キャンプ自体の参加費を安価に設定しています。

子どもたちのキャンプ会場までの交通費は団体の自己資金で支援し、自己負担していただく参加費は、宿泊費・食費等の最低限の費用のみとしています。

ですので、ツリーハウス作りをはじめ、プログラムに掛かる材料費、費用を自己資金から捻出することは、たくさんの工夫と、大人スタッフの『お金だけに頼らず、頭と体力、労力からも生み出す!』という気概と行動力で、続けてきています!

 

そんな私たちの想いにもご理解、ご共感いただければ、より一層のご支援をいただけると幸いです。是非、残りの期間とネクストゴールの実現に、ご協力よろしくお願いします!!

 

家を失った被災地の子どもが、「自分でも家を建てられる」と夢を持てたら、

素晴らしくありませんか。

 

被災地の子どもたちに、そんな夢を持てる体験をプレゼントできたら、嬉しくありませんか。

 

それが東日本大震災の津波で、家を失った子どもたちだったら、なおのこと、

そんな体験をさせてあげたくなりませんか。

 

その家が、森の中に建つツリーハウスだったら、夢がふくらみませんか。

子どもの時にそんな体験ができたら、

 

いろんなことを発想して、大変なこと、あきらめそうになることがあっても、

チャレンジできる大人になれると思いませんか。

※すべての子どもたちの画像については、保護者より許諾を得て掲載しています。

 

『こども・わらずキャンプ楽会』の渡辺和浩です。東京都出身・在住、福祉職として働き、東日本大震災では直後から半年間、宮城県気仙沼市に滞在しボランティアで活動。被災した街で、ノビノビと過ごせぬ子どもや、疲弊した親御さんたちに何かできないかと思い、気仙沼市で同じボランティアとして知り合った仲間と当団体を立ち上げました。震災直との2011年夏休みに宿泊キャンプを開催。その後も年3回の宿泊キャンプを11年間続けています。

 

被災地の子どもが、震災を『負の記憶』だけにせず、

震災で新たな仲間や体験、環境と出会えたと思える活動。

これが私たちの活動で大切にしていることです。

東日本大震災は月日とともに記憶が風化しています。でも被災した子どもたちは、その後も震災の痕跡が残る街で暮らし続けています。私たちのような活動は、震災直後の単発的な活動になりがちで、その後も現在まで続けている活動は、少ないと思います。

 

私たちも、当初は宿泊キャンプを1回だけ行うつもりでしたが、想像以上に子どもたちとの関係ができ、関わり続け、もっとできることがあると思い続け、11年間活動を続けてきました。

大人になった元・子ども参加者たちは、小中学生としてキャンプに参加している時、震災ボランティアを続ける私たちを見て、「こういう大人がいるんだと思った」と言います。出会ったことのなかった、ボランティアという大人と活動。その姿を見て、今は大人スタッフとしてキャンプに参加してくれています。

 

社会人になった、元こども参加者のスタッフ。

自分からプログラムを提案してくれる、バイタリティーあふれるスタッフです。

 

元こども参加者の高校生スタッフ。

何も言わなくても、しっかりとスタッフの役割を果たして大活躍してくれています!

 

子どもたちが、『前向きな将来を描ける心』を持てるような活動を続けたい。

被災を経験し、復興が進まない街で暮らし続け、子どもたちは自分の未来をどう感じているのだろうか。11年間考え続けています。少しでも、前向きな将来を描ける心をもって成長してもらいたい。

私たちのキャンプはリピーター参加者も多数います。小中学生の時に続けて参加し、大人になり、今それぞれの場所で将来に向けて前向きに活動する子どもがたくさんいます。高校生、大学生、専門学校生、社会人になり、私たちのキャンプにスタッフとして参加したり、気仙沼市の地域おこし活動に参加したり、進学先の学校でユニークなプロジェクトを企画して活躍しています。

 

復旧は進んだけれど、復興は道半ば

 

これが今でも、気仙沼市を訪れるたびに思うことです。震災から11年が経ち、津波や火災で被害を受けた地域は、土地のかさ上げはされましたが多くは空き地です。一部に観光・商業施設が建ちましたが、生活を感じる『街』は取り戻せていません。子どもが集い、ノビノビ過ごせる遊び場も同様です。

 

今の気仙沼市の風景(2022年10月撮影)

 

震災後に長い間仮設住宅で暮らした子ども。自分が通う学校の校庭に建つ仮設住宅で暮らした子ども。今も被害の痕跡が残る通学路を行き来している子ども。出会ってきた子どもは、壊れてしまった街、失った生活を目にしながら日常を過ごしています。生活を取り戻すことに精いっぱいの家族のこと、復興が進まないため引っ越した友人との別れ、少子化のために学校の統廃合が進んでいること。そんなストレスも子どもの口から語られます。

もし自分が、幼い頃からこういう日常で成長していたら、あきらめに似た気持ちで、前向きな将来を描ける心を失っていたかもしれない。そんな想いで、子どもたちに大切な体験と、大人スタッフも含めた仲間との出会いを提供できるよう活動してきました。

活動内容は2~3泊の宿泊キャンプ。対象は気仙沼市在住・在学の小・中学生。2011~12年は気仙沼市近郊で10回。2013年以降は東京・栃木・千葉・山梨県で春・夏・冬休みの年3回、キャンプを開催してきました。

 

 

『前向きな将来を描く心は』は、何かを『生み出す・作り出す』力が大切。

その源泉は『好き!』『やりたい!』という気持ち。

努力も大切だけれど、『努力は、好きには勝てない』。

私たちはそう考えています。私たちのキャンプでは、好きなこと、やりたいことに夢中になり、実践している大人や場所と出会えるように企画しています。

例えば、

●「酪農家」という子どものころからの夢を追い、山地酪農(牛を山や森で自然に育て、荒れた山や森を元気にし、乳を製品化・産業にすることで地域も元気にする)を実践、夢を実現した若き社長。その牧場を会場に社長と出会えるキャンプ。

 

●何もなかった森を開墾し、趣味で一人で始めたツリーハウスづくりが高じて、今ではたくさんのツリーハウスが並ぶ魅力的な「ツリーハウスビレッジ」を生み出したオーナー。そのツリーハウスビレッジを会場に、オーナーと出会えるキャンプ。

 

キャンプの会場と、会場で出会える大人が、『前向きな将来』を実現した見本となります。

 

森の中の牧場で、牛たちと一緒にキャンプ!

ツリーハウスづくり!

 

何より大切なことは、子どもたちが自分の意思で『やりたい「!』と思えること。

やりたいことを自分で考えるため、心や時間の余白も大切にします。

 

そのために、大人スタッフはメインのプログラムと、サブプログラムをいくつか企画します。大切なことは、大人スタッフが「子どもと一緒にやりたい」と想いをもって企画すること。プログラムに精通していなくてOK。素人で、子どもたちと一緒に悪戦苦闘して、ともに歩める企画がベストです。

子どもたちは、メイン・サブプログラムから、好きなプログラムを選んで参加する事由があります。途中で参加するプログラムを変えて、いろいろチャレンジすることも自由。大人準備したプログラムでなく、他にやりたいことを自分で考えてチャレンジする自由もあります。事前に決まっていて、全員で行うのは朝・夕の食事作り。他の時間はプログラム時間で、自分のやりたいことを考えて、チャレンジする時間です。

学校のように、大人がすべてを決めて、全員で行うようにはしません。これが私たちの考える心と時間の余白です。余白がないと、子どもはやりたいことを考える余裕がなくなります。大人や周りを窺い、なんとなくプログラムに受動的に参加してしまいます。

 

ダッチオーブンと薪火で、天然酵母パンを焼きました!

 

夏休みのキャンプでは、海釣りも!

 

『自分の手と力で、必要なものをつくる経験』も大切です。

 

出会った大人や会場で実践していることを体験できるプログラムを行います。牧場では酪農体験、ツリーハウスビレッジではツリーハウスづくり。ツリーハウスは2014年のキャンプで1棟作り、その後も舞台やコテージを増築してきました。

また食事はすべて自分たちで薪火で調理。森や海にある自然の素材(木や貝殻など)で遊具や道具を作ることも、大切なプログラムになっています。

 

●過去のキャンプでのクラウドファンディング

https://readyfor.jp/projects/codomocamp

https://readyfor.jp/projects/2014summercamp

https://readyfor.jp/projects/codomo-camp-2018-summer

 

今回のプロジェクトの内容

2023年1月7~9日と、3月25~27日に開催するキャンプで、ツリーハウスづくりを行います。

ツリーハウスを作る会場は、栃木県那須町にある『ツリーハウスビレッジ・おだぎりガーデン』。那須高原の広大な森に、手作りのツリーハウスがたくさん並ぶ、一目見て夢広がるキャンプ場です。

 

●おだぎりガーデン

http://www13.plala.or.jp/nasu-treehouse/

 

 

おだぎりガーデンのオーナーは、一人で森を切り開き、趣味で廃材を利用したツリーハウスを作り始めました。すべて手作りでデザインの違うツリーハウスが増えてゆき、キャンプ場として開放しました。今もツリーハウスを増え続き、いつ完成するのかわからない、可能性の広がるフィールドです。

 

キャンプ場内のツリーハウスに宿泊し、オーナーさんからキャンプ場の一角を提供していただき、ツリー、子どもたちとアイデアを出し合いながら、記憶に残る思い出となるツリーハウスを建てます。

 

資金の使いみち

オーナーさんから廃材を提供していただけますが、安全面も考慮して、強度の必要な部位はしっかりとした材料を使いたいと考えています。

 

●木材材料費  100,000円 デッキ骨格材、ハウス骨格材、床材、壁材、等

●他材料費    50,000円 屋根波板材、ボルト、コースレッド、釘、ペンキ、等

●他諸経費    30,000円 手数料、リターン発送料、等

 

※こんな作り方を考えています(子どもたちと相談しながら進めますので、変更の可能性もあります。ご理解ください)

●工法・大きさ  サンドイッチ工法  、床面約5メートル×5メートル

 

作業は天候や気候に左右されること、子どもたちのペースや想いを大切に作業を進めますので、今回のキャンプでハウスを無理に完成させることを目指しません。

また新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、キャンプを実行できるか、判断が必要になる場合があります。

完成しない場合は来年度のキャンプで引き続き、作業を進めます。ご理解ください。

 

人と人の関係を紡ぎ、大切なことを伝えあうことも被災地の支援

 

2014年に子どもたち建てたツリーハウスは、震災で家を失った子どもたちにとって、『失ったものを、自分の手で作り出せる』と実感できる体験となりました。

毎回のように参加していた子供にとって、このツリーハウスは『もう一つのふるさと』のようで、大人になった今でも心に残り、目にするたびに想いをもって見つめてきました。

今回はツリーハウスづくりを体験していない子どもと、新しいハウスを建てます。そして前回ツリーハウスを建てた子どもが、大人スタッフとして参加、支援します。

 

11年間の活動で、被災という同じ体験・環境で育った子ども同士で、メッセージを伝えあえる関係ができてきました。こんな地道な、人と人の関係を紡いで、大切なことを伝えあってゆくことも、被災地の支援になると思っています。

 

私たちの日常生活でも、こんな関係を紡いで行けたら、幸せな日々になると思います。是非クラウドファンディングを通じて、私たちの仲間になっていただけませんか。

また、クラウドファンディンぐだけでなく、キャンプのスタッフとして参加してみたい方も大歓迎。是非仲間になってください!

 

プロジェクト実行責任者:
渡辺和浩(こども・わらずキャンプ楽会・代表)
プロジェクト実施完了日:
2023年3月27日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

こども・わらずキャンプ楽会が、陽だし日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市の小中学生を対象に、宿泊キャンプを開催。栃木県那須町・ツリーハウスビレッジおだぎりガーデンで、子どもたちとツリーハウスづくりを行う。集まった資金は、ツリーハウスづくりの建築資材材料費に使用します。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
●新型コロナウイルスの感染者拡大の状況によっては、イベントを中止とする場合があります。 ●ツリーハウス建築作業は、天候や子どもたちの様子・希望に応じて、進行具合は変化します。今回のイベントで完成しない場合もありますが、その場合でも来年度に同様のイベントを開催し、作業を継続します。

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プロフィール

震災直後から宮城県気仙沼市でボランティア、こども支援活動を続け当会を立ち上げる。 10代よりこども支援活動のスタッフ歴多数。介護福祉士。

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リターン

5,000+システム利用料


こどもキャンプ2022冬・2023春報告集(フルカラー16ページ・冊子)

こどもキャンプ2022冬・2023春報告集(フルカラー16ページ・冊子)

●キャンプの報告書です。ツリーハウスづくりの様子、キャンプの活動の様子や当団体が大事にしていることなどが分かります。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


こどもキャンプ2022冬・2023春報告集(フルカラー16ページ・冊子)+アルバム(フルカラー64ページ)

こどもキャンプ2022冬・2023春報告集(フルカラー16ページ・冊子)+アルバム(フルカラー64ページ)

①キャンプの報告書です。ツリーハウスづくりの様子、キャンプの活動の様子や当団体が大事にしていることなどが分かります。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
②キャンプ中に撮影したこどもたちの写真をアルバムにしてお届けいたします。報告集では伝えきれない、こどもたちの素直な表情をご紹介できます。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

20,000+システム利用料


感謝の気持ちのネームプレート作成+こどもキャンプ2022冬・2023春報告集+アルバム

感謝の気持ちのネームプレート作成+こどもキャンプ2022冬・2023春報告集+アルバム

①ご支援いただいた方のネームプレートを子どもたちとつくり、建てるツリーハウスの壁面に掲示させていただきます。感謝の気持ちを、目に見える、ハウスと一体となった形で表現させていただきます。
②キャンプの報告書です。ツリーハウスづくりの様子、キャンプの活動の様子や当団体が大事にしていることなどが分かります。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
③キャンプ中に撮影したこどもたちの写真をアルバムにしてお届けいたします。報告集では伝えきれない、こどもたちの素直な表情をご紹介できます。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

プロフィール

震災直後から宮城県気仙沼市でボランティア、こども支援活動を続け当会を立ち上げる。 10代よりこども支援活動のスタッフ歴多数。介護福祉士。

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