放火で焼失した、京都福知山 愛宕神社。再建で歴史を途切れさせない。

放火で焼失した、京都福知山 愛宕神社。再建で歴史を途切れさせない。

支援総額

10,155,000

目標金額 8,000,000円

支援者
556人
募集終了日
2024年7月31日

    https://readyfor.jp/projects/atagosaiken?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

第一目標達成の御礼と第二目標について

 

6月10日より開始いたしました本プロジェクト「放火で焼失した、京都福知山 愛宕神社。再建で歴史を途切れさせない。」は、皆様のあたたかいご支援により、7月14日に第一目標として掲げた800万円を達成することができました。

 

再建に必要な莫大な金額が我々に重くのしかかり、本当に再建できるのだろうか、という不安な思いもありました。しかしクラウドファンディングを通じて、愛宕神社に心を寄せてくださる方が全国各地にこれだけたくさんいらっしゃることを実感し、とても心強く感じております。本当にありがとうございます。

 

しかし、全焼してしまった社殿を再建するためには、総額1億4千万円以上の資金が必要とされており、補助金の対象外であるため、残りの額は変わらず私たちの手で捻出しなければならない状況です。

 

そこで第二目標(ネクストゴール)として、1,500万円を目標に最終日まで広く支援を呼びかけ続けさせていただくことといたしました。

 

私たちだけの力では到底調達が難しい金額ですが、皆様と一緒であれば乗り越えられる、そう感じております。

愛宕神社の歴史を途切れさせないため、どうぞ引き続き見守っていただき、力強い応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

 

7月14日追記

愛宕神社再建委員会

 

京都府福知山市土師の愛宕(あたご)神社は、1612年に手白山の山頂付近に創建された、410年余の歴史を持つ神社です。「火除けの神様」をお祀りし、地域の方々をはじめ、広く全国の皆様から「あたごさん」と呼ばれ愛されてきました。


しかし、2023年6月15日、連続放火事件によって、本殿・御幣殿・拝殿が全焼。境内には社殿の土台だった石垣だけが残りました。


元通りの規模の建設には、約1億4千万円が必要です。私たちは「歴史を途切れさせない」を合言葉に、愛宕神社再建委員会を立ち上げ、このたび広く全国からご支援を募ることにいたしました。


400年の歴史をつなぎ、再び皆様の心を明るく照らす場所にするために、あたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。

 

 

あいさつ

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。愛宕(あたご)神社再建委員会です。

 

「火除けの守護神」として古くから地元の方々をはじめ、広く全国の皆様から「あたごさん」の名称で知られてきた愛宕神社ですが、令和5年6月15日に放火の被害に合い、全焼してしまいました。

 

焼失前の愛宕神社の本殿・弊殿・拝殿

 

被害にあった当初は、メンバー一同大変ショックで、信じられない思いでした。なぜこのような被害に合わなければならなかったのか、当時を思い返しても無念でならず、絶対に許すことはできません。

 

しかし、どれだけ悲しんでも消失してしまった社殿は戻りません。私たちにはこの地で400年以上続いてきた歴史を途切れさせることなく、後世につなぐ使命があります。

 

そこで、火災発生当時に神社を管理していた総代の取りまとめである土手隆晴が、総代のメンバーに呼びかけて再建委員会を立ち上げることとなりました。総代以外にも、これまでの総代経験者、自治会長様など、地域の方々にお声がけをし、賛同してくださる方々が集まりました。

 

愛宕神社再建委員会のメンバー

 

愛宕神社再建には、約1億4千万円もの莫大な資金が必要です。私たちに今できることはなにか、協議を重ねた結果、全国の皆様に広くご支援を呼びかけることができるクラウドファンディングの実施を決意いたしました。

 

再建にかけるそれぞれの想い

 

 

火による愛宕神社の焼失

 

令和5年6月15日夜、愛宕神社は放火の被害に合い、土台である石垣を残し、跡形もなく焼失してしまいました。

 

私たちは当時それぞれの場所におりましたが、突如消防車のサイレンが鳴り響き、外を見ると愛宕神社の山から赤く燃える炎が見えました。現場へ急行すると、火柱が15〜20mほど真上に上がり、すでに火の海と化していました。とても手をつけられる状況ではなく、ただ焼け落ちていく本殿を見守ることしかできませんでした。

 

 

その時点で大変ショックでしたが、まさかその火災の原因が放火であるとは思わず、その事実を知った時、犯人のあまりに身勝手な理由で先人たちの手によって大切に守り繋がれてきた神社が焼失してしまったことに再度大きな衝撃と憤りを感じました。

 

その後犯人は逮捕され、現在裁判の最中です。検察側は懲役5年を求刑しており、6月12日に京都地裁で判決が出される予定です。

 

元通りの規模の建設には、約1億4千万円の費用が見込まれています。建物が全焼してしまっているため、補助金の対象にはならず、全額を自分たちで賄わなければいけない状況です。

 

 

 

宕神社について

 

ここで改めて、愛宕神社の由来をご説明します。

 

後陽成天皇、慶長14年(1609年)。前田一の宮の森に数百年を経た大檜があり、頂上は枯れ朽ちていましたが、この朽ち木より燐光を放ち、夜な夜な美しい霊火と見え村人が珍しがり、この光を見るために集まるようになりました。村人たちは、神の示現であり、何かの前兆ではと恐れ、村中で火の用心に勤め、日本国中尊崇のあつい山城愛宕神社の分霊を勧請して祠を建て、郡の内外に無い「火の神様の鎮座」として祭られました。以降、「火の神様」として遠近伝え聞き参詣年々数を増やしていきました。

 

 

有馬玄蕃頭豊氏侯、慶長17年3月24日(1612年)。関ヶ原の戦に勇名を馳せ福知山城城主となる一方領内の経営にも功績が有り、城内の発展を計り、城の鬼門に当たる土地を選んで鎮火守護神を祭ろうと考えていました。ある日鷹狩りの愛鷹を放ったところ行方を失い、侯は、大いに惜しんで神に祈念したところ、前田一の宮の森で発見され、その森には日頃祈念する愛宕宮が奉祀されていました。侯は、直ちにこの神を城の鬼門筋にあたる土師手白山に社殿を造営して遷宮し、神地を寄進して慶長17年3月24日に盛大な遷宮祭が行われました。

 

 

朽木伊予守植昌侯、元禄5年(1692年)。大火対策として、城下の中央に東西一町半、南北15間の溜池を作り備えるとともに、愛宕神社の社殿鳥居を修復し、鎮火守護を祈願されました。社殿は、城主の計画に基づく荘厳な造りで、今もなお信徒も極めて多く、福知山近在はもとより綾部、氷上郡の各地から参詣が絶えず、1月23日、24日の春の大祭、7月23日、24日の夏の大祭には多くの方が参詣されています。

 

特に、神殿にて神事を執り行う春の大祭は、毎年大きな規模で実施してきました。福知山だけではなく、お隣の兵庫県からも地域を代表される方が参拝されるなどし、1,500ほどの御札をお渡ししています。コロナ禍以前は、お茶を振るまうなど参拝者の方同士の交流もありました。

 

 

 

ラウドファンディングについて

 

焼失以来、愛宕神社では再建に向けて、地元の方々からの寄付も受付を開始しております。

 

しかし完全な再建までは、総額1億4千万円以上が必要と見込まれており、我々の前に大きな壁として立ちはだかっています。補助金等の活用も検討しましたが、全焼してしまった建物には補助金が下りず、すべて自分たちの手で資金を捻出する必要があります。

 

 

正直この莫大な金額を私たちや地元からのご支援のみで賄うことは不可能です。そのため、クラウドファンディングという手段を活用して、広く全国の皆様から愛宕神社再建に向けてお心を寄せていただくことができないか、と考え今回のプロジェクトを立ち上げるに至りました。

 

クラウドファンディング概要

 

■第一目標金額:800万円

■資金使途:再建する愛宕神社の社殿の建築費の一部、クラウドファンディングの諸経費

 

今のところ、社殿の完成は2026年度末を目指していますが、まだ詳しい内容は確定していません。今年度中には大まかな方向性を決め、皆様にもご報告をさせていただく予定です。

 

 

長い歴史と多くの想いが詰まったこの場所は、決して一人の身勝手な行動で失っていいものではありません。再建に向けてあたたかいご支援と応援を賜れますと大変幸甚に存じます。

 

 

後の展望

 

日本ではありとあらゆるものに神が宿っていると考えられてきました。神は一つではないという考えがあることで、考えの違う相手を尊重する美徳があります。

 

私たち愛宕神社再建委員会は、「火除けの守護神」愛宕神社を基に、他県含む多くの皆様の心の安心・家屋の安全を祈るとともに愛宕神社を中心とした地域の明るいコミュニティを維持継続していきたいと強く望んでいます。

 

昨年愛宕神社は放火により焼失しましたが、私たちは「歴史を途切れさせない」の合言葉で一体となり再建活動に邁進しています。その一つに、社殿は焼失していますが、宮司と総代で協議し令和6年1月23日・24日の「春の大祭」の開催を行い再建の機運を高めています。

 

「歴史を途切れさせない」ためにも再建に向け地元はもとより全国の皆様の御理解とご支援を心よりお願いいたします。

 

愛宕神社再建委員会

委員長 土手隆晴

 

 

 

援のメッセージ

 

こうの史代

漫画家・福知山市在住

 

愛宕神社を初めて訪れたのは、火災の後でした。樹々をぬって続く長い石段は手入れがゆき届いていて、社殿は無くとも神々しさがありました。誰にでも出来心はある。しかし、火はいちど奪ったものは決して返してはくれないよ、と本殿の跡は伝えてくれました。

 

そこでふと、善いほうの出来心もちょっとご覧いただきたいな、と思いました。お祭りの日に寄付しに再び訪れると、焚き火がありました。火の善い面もご覧よ、と言われた気がしました。

 

この心優しき防火の神様が、現代的なやり方で、より多くの方とご縁を結び、心に灯をともしてゆくといいです。

 

 


プロジェクトに関するご留意事項 

 

※本プロジェクトは宗教法人愛宕神社様の元で愛宕神社再建委員会が実施いたします。宗教法人愛宕神社様から、プロジェクトの実施および名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

※ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
土手隆晴(愛宕神社再建委員会)
プロジェクト実施完了日:
2027年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

再建する愛宕神社の社殿の建築費の一部

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額については、地元や関係者からの募金で対応します。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/atagosaiken?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/atagosaiken?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

5,000+システム利用料


alt

5千円|純粋応援コース

■お礼メール 
■芳名帳にお名前掲載(希望制)

申込数
323
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

10,000+システム利用料


alt

1万円|御神札コース

■お礼メール 
■芳名帳にお名前掲載(希望制)
■御神札(希望制)

申込数
278
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

5,000+システム利用料


alt

5千円|純粋応援コース

■お礼メール 
■芳名帳にお名前掲載(希望制)

申込数
323
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

10,000+システム利用料


alt

1万円|御神札コース

■お礼メール 
■芳名帳にお名前掲載(希望制)
■御神札(希望制)

申込数
278
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月
1 ~ 1/ 8

プロフィール

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る