コロナ禍で苦しむ10代の若者にDX人材になる時間と機会を提供したい

コロナ禍で苦しむ10代の若者にDX人材になる時間と機会を提供したい

寄付総額

5,413,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
212人
募集終了日
2021年6月30日

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プロジェクト本文

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はじめに

 

テレワーク、DX、AI化…

自然の脅威と向き合う日々は、社会そのもののアップデートが求められる日々でもあります。

 

しかし、そんな社会の変化など考える余裕もなく、

日々の生活を守るのが精いっぱいの10代の若者がいるのです。

 

このプロジェクトが目指すのは「テンセイ(=転職)」

 

その日を生きるのに精いっぱいな10代の若者には、

未来を生き抜く技能を身につける「時間」と「機会」が必要です。

 

若者たちの「学び」や「経験」を一緒に応援してください。

 

 

 

コロナ禍の10代の若者を支えたい

 

新型コロナウイルス感染症の影響が若年世代に広がっています。非正規雇用が多くを占める10代の若者は、働く場所を失ったり、想定外のできごとに苦しんでいます。

 

育て上げネットは、「意図しないつまずき」によって社会から孤立する若者をみてきました。このまま社会から放置されれば、第2、第3の就職氷河期が生まれることを危惧しています。

 

今回、わたしたちの「コロナ禍の10代の若者を支えたい」という意志に賛同いただいた大阪府の協力のもとで、若者が社会との接点を保つための取り組みを始めたいと考えています。

 

 

大阪府が発表する統計によると、15歳から24歳の労働者のうち5.9%、実数にして約2万7000人「完全失業」の状態にあり、どの年代よりも若年世代の「働く」が脅かされています。

 

「失業」がもたらすのは、経済的な負担だけではありません。

「社会から求められていない存在だ」と自己肯定感が低下すると、誰を頼ることもできず、限られた行動範囲から動けなくなり、次第に社会から孤立してしまいます。

 

 

 

「テンセイ(=転職)」を選べない若者たち

 

「まだ若いのだからいろいろ選べばいいのに」と思うかもしれませんが、若者の現実的な求職活動の実態とそれはイコールではありません。学校や家族との生活など…ともすると大人以上に制約の多い彼らが選択できる仕事は多いとは言えません。

 

一方、社会はデジタルトランスフォーメーション(DX)が叫ばれる時代。これからビジネスの中心人物となる10代の若者にも、DX人材としてのスキルセットを期待する声は高まっています。

 

しかし、DX人材の中心地である情報通信業に従事する割合は10代ではわずか2.6%と他年代と比べて非常に少ない状況にあります。他世代と比べると、その分、宿泊・飲食サービス業に関わる比率が高いのもこの世代の特徴といえます。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けたサービス業。

いつまでこの状況が続くかわからない以上、異業種への挑戦も支えていく必要があります。

 

混乱する社会環境のなかでも求人倍率を伸ばした情報通信業は一つの選択肢となるでしょう。

 

 

世界中が「次の働く」を模索している

 

グローバルに目を向けると「リスキリング」というワードがビジネスシーンのトレンドとなっています。新しい職業に就くため、今の職場で大幅な変化に耐えていくための、職業能力の再開発を意味した言葉です。

 

 

すでにダボス会議(世界経済会議)でのセッションが行われており、アメリカでは国を挙げて430社1600万人に支援の手が伸びています。

大きな企業では、自社内での転換だけでなく社外転職や地位向上を含めた拡大が進み、今後の労働市場のムーブメントになっていくことは間違いありません。

 

わたしたちは、身近で手の出しやすい仕事を選択せざるを得ない10代の若者の中・長期のキャリアを考えたとき、将来を見据えたスキルの習得に力を入れることに意味があると考えています。

 

 

 

不足しているのは「時間」です
テンセイ・キャンプで若者支援を!

 

若年世代の「リスキリング」を実現していくためにはスキルの習得・学習のためにある程度まとまった時間が必要です。

 

働かなければ生きることができない。

働いていては学びの時間を確保することができない。

 

いま、若者に必要なのはスキルを習得し、キャリア形成を行えるような人材となるための

「働かなくてもいい時間」や、「スキル習得のための受講費・参考書代」です。

 

 

 

テンセイ・キャンプでは大阪府内に住む10代を対象として、5万円分を希望者全員に差をつけることなく給付します。5万円は大阪府の最低時給964円を基準に、約50時間分と考えています。

 

国家資格であるITパスポートの資格は学習時間は最低でも50時間といわれています。またサーバーの運用・保守に使われるOS Linuxの基礎を学ぶスキルも同様に2週間程度の学習が必要といわれています。

 

スキルを習得の機会を提供することで、異業種への転職(=テンセイ)を踏み出しやすくすることができます。

 

 

寄付金の使い方


このプロジェクトは大阪府の実施する「NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業」に採択されており、大阪府・村上財団のサポートのもと行われています。今回の目標金額500万円が達成できれば、村上財団から500万円の寄付が追加されるマッチングプログラムの対象事業です。

 

いただいた寄付金の使用用途は下記のとおりです。

 

 

【給付方法について】

<給付期間(予定)>

2021年10月末まで

 

<給付対象者>
10代で大阪在住の方
※義務教育を修了している15歳から19歳まで

<給付者の選定方法>
1.WEBサイトを制作して条件を明示します
2.事前公開した日時のもと、上限70名の先着募集を受け付けます
3.70名全員に簡易の面接を設けます(リモートも対応)
4.3において条件に合わない方を除外する
5.必要に応じて除外枠分を二次募集して2,3を同様に行う

※学生証や保険証など身分証明が可能な方法で年代・住所を確認します。また育て上げネットのユースコーディネーター(相談員)が面接で給付金の使用用途を確認し、明らかに今回の趣旨から逸脱するものは除外することとし、適切に選定を進めてまいります。

 

※このプログラムはAll-in方式により、仮に目標金額に達成しなくても決済が行われます。目標金額を達成できなかった場合は、給付人数の削減とそれに伴う講師謝金、人件費等を縮小した形で事業を進めます。また、目標金額を大幅に超えた場合は、給付人数を増やし、より多くの若者を支えるように尽力します。

 

(図:大阪府作成)

※本プロジェクトでのマッチング寄付は、500万円を上限としています。
※本ページ上の寄付総額にはマッチング寄付分は含まれておりません。
※詳細はこちらをご確認ください。

 

 

「働く」と「働き続ける」を実現する

 

 

育て上げネットは2004年から「若者と社会をつなぐ」ことをミッションに活動を続けてきました。その経験を活かし、わたしたちはスキル習得とその先にある就職活動の伴走支援を行います。一般的にはメンターと呼ばれるような、目標達成に向けたケアをする存在です。

 

そして、15年以上の取り組みで出会った「若者を応援する企業」とのつながりも活用します。スキル習得後にはインターンシップ等の就労体験も積極的に行います。コロナ禍に陥ってから、テレワークのみでの就労体験が可能な企業もあり柔軟な対応が可能です。

 

通常2週間から1か月程度の時間をかけてビジネスの場を体験してもらい、企業と個人のお互いが合意することができれば、そのまま採用フローへと段階を進めるケースもあります。

 

働き始めてからも、育て上げネットは企業、個人の双方とのつながりを保ち続けます。ときにはハブになり、また伝達役となって「働き続ける」ことを応援します。

 

 

わたしたちがコロナ禍で実現してきたこと

 

昨年のコロナ禍に陥って以降、対面支援を中心としてきた支援を大幅に変更をしてきました。PCやスマホからのリモート相談の環境を整えるとともに、オンライン環境での支援拡充を行ってきました。

 

一般にオンラインでの支援は、対面相談の代替として捉えられていますが、私たちは若者が選択できるもうひとつの支援手法として確立することを目指しています。

オンラインならではの特徴を活かした支援技術を確立することで、これまで以上に若者が自由に社会とつながるきっかけをつかむことができるようになることを期待しています。

 

 

特にIcT技術の習得をテーマにしたプログラムは、オンライン上で完結することができ、利用開始から就職まで、一度も会うことなく完了したケースもでてきました。

 

新しい社会環境が訪れた以上、それに見合ったサポートプランを生み出し、提案し続けます。

 

 

パートナー 一般財団法人 村上財団より

 

コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意をささげますとともに現在治療中のみなさまの回復と、今後の感染の防止を心よりお祈り申し上げます。


村上財団は昨年度より、大阪府が推進する「NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業」に資金提供により協力させていただいております。本年度も引き続きこの事業に参画し、公募で選ばれた5団体を応援させていただくことになりました。収まらない新型コロナウイルス感染拡大に伴いたくさんの方々の生活がおびやかされています。本事業を通じて、そんな方々の心に寄り添った支援活動に取り組むNPOを、ぜひ村上財団としてもご支援申し上げたく、同じ気持ちで支援をされているみなさまのご寄付に、プラスで同額の寄付をさせていただくマッチング寄付をさせていただきます。みなさまの想いが少しでも多くの支援につながり、この事態が収束することを切に願っております。

 

代表理事 村上 絢 創設者 村上世彰

 

 

ご支援いただくにあたって

 

税額控除について

 

育て上げネットは東京都に認定を受けたNPO法人です。いただきましたご支援は「寄付」として取り扱われ、個人の場合は所得税などから控除を受けることができます。法人の場合は特別損金として算入することができます。控除できる割合は収入の状況や資本金・売上によって異なりますので、ご不安な方はご相談ください。

 

育て上げネットについて

 

若者支援を「社会投資」ととらえ、無業の状態にある若者の就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」や、その保護者の支援、学校やコミュニティ向けの教育支援プログラムを実施しています。また当事者だけでなく、地域社会・行政・企業と連携した支援者の育成など、多岐に渡る活動を展開し社会全体で若者を支援する土壌を創っています。

ホームページURL:https://www.sodateage.net/

 

その他

・銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

・「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクト期間中・終了後にPR等で利用させていただく場合がございます。ご了承ください。

・本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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ギフト

1,000


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1時間分の寄付をする(複数口可能)

・寄付者限定ライブ配信にご招待(2021年10月予定※)
・テンセイ・キャンプWEBサイト上でのお名前掲載(希望者のみ)
・寄付金受領証の発行(2022年1月末ごろ。READYFORからの入金がある2021年8月10日以降であれば、ご要望に応じて、発行を早めることも可能です。)
※日程の確定はプロジェクト進捗をみて、2021年9月を予定しています

申込数
313
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

10,000


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10時間分の寄付をする(複数口可能)

・寄付者限定ライブ配信にご招待(2021年10月予定※)
・テンセイ・キャンプWEBサイト上でのお名前掲載(希望者のみ)
・寄付金受領証の発行(2022年1月末ごろ。READYFORからの入金がある2021年8月10日以降であれば、ご要望に応じて、発行を早めることも可能です。)
※日程の確定はプロジェクト進捗をみて、2021年9月を予定しています

申込数
70
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

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・テンセイ・キャンプWEBサイト上でのお名前掲載(希望者のみ)
・寄付金受領証の発行(2022年1月末ごろ。READYFORからの入金がある2021年8月10日以降であれば、ご要望に応じて、発行を早めることも可能です。)
※日程の確定はプロジェクト進捗をみて、2021年9月を予定しています

申込数
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制限なし
発送完了予定月
2022年1月

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※日程の確定はプロジェクト進捗をみて、2021年9月を予定しています

申込数
70
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月
1 ~ 1/ 7

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