プロジェクト終了報告

2018年04月03日

暖かいご支援により、学校校舎の建設が実現しました

皆さまからの暖かいご支援で、校舎が完成しました!

 

シャンティ国際ボランティア会の竹内です。

 

皆さまからのご支援で、被災した子どもたちが待ち望んでいた小学校校舎が完成いたしました。今日、このようにプロジェクトを遂行できましたことをご報告することが叶い、とても嬉しく思っております。

 

大きな目標金額を掲げたプロジェクトでした。

公開前は、このプロジェクトにご賛同いただけるか不安で仕方がなかったのですが、公開後たくさんの方に支えていただき、成立することが叶いました。何より、いただいた暖かいメッセージが有難かったです。いただいたメッセージが増えるごとに、励みにしておりました。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

支えて下さった皆様、一人ひとりに、御礼をお伝えしたいです。

どうもありがとうございます。

 

震災前、子どもたちはのびのびと学んでいました

-シャンティ・デビ小学校-

 

2015年にネパールで発生した大地震、4月と5月に異なる震源地で発生しました。この度建設した校舎は、2つの震源地のほぼ中間に位置するヌワコット郡にあります。首都カトマンズから北に28km、標高約1,500メートルの小高い丘の上に、シャンティ・デビ小学校はあります。

 

 

雨期には道路がぬかるみ、学校がある村へのアクセスは困難になります。震災前、子どもたちはのびのびと学んでいたそうですが、震災後は地震で校舎が被害を受けたため、他の学校に移る児童が増加しました。この地域にはタマン族という母語がネパール語ではない、少数・先住民族が多く居住しています。また被差別集団であるダリッドと呼ばれる人たちも居住しています。

 

 

 

震災後、仮設の一部屋で学んだ児童たち

 

シャンティ・デビ小学校は、2015年4月に発生した地震で校舎が被害を受けたため、その後は仮設校舎にて授業を行ってきました。仮設校舎はトタンで作られており、夏は暑く、冬はとても寒くなるため、児童たちは劣悪な環境での学習を強いられてきました。また教室が不足していたため、異なる学年の児童が一つの教室で勉強していました。

 

震災前は、100名ほどの児童が学んでいましたが、震災後の児童数は半減しました。震災で校舎が倒壊したことや仮設校舎の状況により、児童や保護者が心配したためです。そこで子どもたちが安心して学べる恒久的な校舎の建設が必要となっていました。

 

2017年3月に、小学校校長、学校運営委員会、シャンティとの間で学校建設の覚書が結ばれ、4月に工事が始まりました。工事が開始されると、地域の住民の方たちも参加して基礎工事のための掘削を行いました。

 

今年は例年よりも降水量が多く、雨期の時期には未舗装の山道がぬかるみ、トラックでの資材運搬が困難になる状況も発生しましたが、その後建設作業員達の奮闘の結果、12月中旬に校舎の建設が完了しました。

 

皆さまからのご支援で建設が叶った校舎(2教室)です。

 

 

新しい校舎が完成して―子どもたち、先生、支えた住民たちの声です―

 

「日本の皆さんにとても感謝しています」

 

4年生の女子生徒(10歳)

私は新しい校舎が大好きです。なぜなら教室もとても綺麗で、机や椅子も揃っているからです。今までの仮設の校舎では、色々な学年の友達が一緒に勉強していたため、騒がしく勉強に集中することができませんでした。今回新しい校舎になって、学年ごとに個別の教室に分かれて勉強できることがとても嬉しいです。今回学校校舎を建設して頂いた日本の皆さんの支援にとても感謝しています。本当にありがとうございます。

 

 

「絵本がたくさんあって読むのが楽しみ」

 

5年生の男子生徒(12歳)

新しい校舎で勉強できることがとても嬉しいです。教室も綺麗だし、本棚には絵本がたくさんあって読むのが楽しみです。仮設教室は夏は暑くて冬は寒いので、新しい校舎で勉強できることを楽しみにしていました。教室はとても広く、綺麗な机や椅子もあって、気持ちよく勉強することができそうです。僕たちの学校を支援してくださって本当にありがとうございます。

 

 

 

「地震の被害に怯えることもなくなります」

 

サンブ・プラサード・バジガイ氏 シャンティ・デビ小学校 校長先生 

2015年の地震では私たちの学校も大きな被害を受けたため、仮設教室で授業を行ってきましたが、児童たちにとってよい学習環境ではありませんでした。そんな中日本の皆さまからのご支援を頂き、今回耐震性のある学校校舎が建設されてとても嬉しく思っています。今回新しい校舎が建設されたことで教員・児童共によりよい環境で勉強できますし、地震の被害に怯えることもなくなります。本学校の教員、子どもたち、地域住民を代表して皆さまに深く御礼を申し上げたいと思います。

 

シャンティ・デビ小学校の校長先生です。

 

 

「校舎が崩れ、どうなるか不安でした」

 

学校運営委員会のメンバー・保護者

2015年4月に地震が起こった時は、学校校舎が崩れてしまったため、この先どうなってしまうのか本当に不安でした。その後私の子どもたちは長い間仮設の教室で勉強しなければなりませんでした。仮設教室は雨風の影響も受けるため、子どもたちにとってよい学習環境とは言えませんでした。私たちの地域にこのような素晴らしい学校ができるとは予想もしていませんでしたが、今は新しい校舎を見てとても嬉しく思っています。本当にありがとうございました。

 

「子どもたちにとって魅力的な空間」

 

学校運営委員会のメンバー

私はシャンティ・デビ小学校の学校支援委員会に所属しています。

この度は私たちの学校をご支援くださいまして本当にありがとうございます。新しい教室は広々としたスペースや様々な教室備品のおかげで、子どもたちにとって魅力的な空間になっていると思います。今後は子どもたちもよりいっそう勉強に励めることでしょう。これからも学校の維持管理や学習環境の向上に努めていきたいと思います。

 

 

そして、NEXT GOALに挑戦し、こちらも達成することが叶い、車輛の購入に充てさせていただきました。ご支援いただいた皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

日産・ナバラ(Navara、ピックアップタイプ)を購入しました。

 

 

ネパールは税金が高いため、新車ではなく中古車の購入となりましたが、テスト走行にて不良がないことを確認しています。

 

2010年modelの中古車両、2600cc、95,000キロ、前保持者は建設会社の社長が個人用に所有し、建設現場に行くためにも使用していたものです。悪路を走行できるように、車高が5cmほど上げられてありました。

 

走行前にプジャというネパールの伝統的な祈祷式を行いました。

 

ネパールの道路事情はとても悪く、首都カトマンズにおいても陥没やアスファルトが剥がれている箇所が多く、雨が降るとあちこちに水溜りができ歩くのもままなりません。地方の道路状況はさらに悪く、ほとんどの道が未舗装のでこぼこ道となっているため、乾期でも事業地に行くのは大変です。

 

しかし6月~9月の雨期になると、年間降水量の80%がこの時期に集中するため大量の雨が降ります。普通の車ではぬかるみにはまって動けなくなるため、雨期に事業地に行くことは不可能となってしまいます。

 

そんな中、皆さまにご支援頂いた車両はオフロードに強く、雨期であっても事業地に行くことができています。今後もこの車両を使用して、学校や地域の人々と共に子どもたちのため一生懸命事業に取り組んで参ります。

 

皆さまからいただきました支援は、下記のように使わせていただきました。

 

・シャンティ・デビ小学校校舎(1棟2教室校舎、家具・教室備品含)建設

・現地のスタッフの人件費

・日本のシャンティ職員の渡航費

・NEXT GOALにより、車輛購入(日産・Navara、中古)

 

リターンにつきましては、全て発送させていただきました。

万が一、まだお手元に届いていないという方がいらっしゃいましたら、シャンティ国際ボランティア会まで、お問い合わせいただけますと幸いです。

 

シャンティは、2016年からネパールに現地事務所を構え、活動に取り組んでいます。

取り分け、ネパールの子どもたちが安心して学べる環境をつくるために、ネパール防災能力強化事業に取り組んでいます。

 

 

子どもたちが安心して学べる環境をつくるために

―ネパール・学校防災能力強化事業―

 

2015年に発生した大地震は、ネパールの47,700以上の小中学校に被害をもたらしました。現在多くの学校で使用されている仮設校舎は耐久性が低く使用できなくなっています。

 

防災に関する教育も望まれています。ある教員は「震災時は教員がパニックになってしまった。まず教員がトレーニングを受け、生徒に防災知識を教える必要がある」と話していました。震災から時を経た今も、震災当時のことを思い出して不安な気持ちになる子どももいるようです。

 

シャンティ国際ボランティア会は、未だ復興が進んでいないヌワコット郡の農村部にて小学校校舎建設、図書活動を通じた心のケア、学校や地域の防災教育を行います。

 

安心・安全な学びの環境を子どもたちに提供するために、ご協力を宜しくお願い致します。

 

 

【報告会のお知らせ】

 

2015年の大地震の後、いまネパールの復興は進んでいるの?
学校の防災力を高めるためにどのような事業が有効か?

 

シャンティ・ネパール事務所所長の三宅隆史が登壇し、活動報告を行います。

ぜひ会場にお越しください!

 

報告会「ネパールの震災から3年。ネパールの今と学校防災能力強化事業のチャレンジ」

日時:2018年4月13日(金)、19:00~20:30 (開場:18:30)

会場:聖心グローバルプラザ 2階 4-1教室
(渋谷区広尾4-2-24)
【最寄駅】東京メトロ日比谷線「広尾」駅 4番出口から徒歩1分

   会場へのアクセス

参加費:無料

定員:40人(定員になり次第〆切)

イベントへのお申込みはこちらよりお願いいたします。

 

シャンティのホームページで、ネパールでのプロジェクトご紹介しております。

 

 

ネパールへのご支援、随時受け付けております。

 

ご支援はこちらから受け付けております。

 

お電話やファックス、お手紙、Emailによるお問い合わせを受け付けております。

シャンティ国際ボランティア会「支援者リレーションズ課」までお問い合わせください。

 

Tel. 03-5360-1233

Fax. 03-5360-1220

Address. 〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館3階

Email. info@sva.or.jp

 

 

「ネパールに限らず、アジアの図書館を支えたい」

アジアの図書館サポーター 

※月額2,000円からサポートいただけます。

 

 

皆さまとご一緒に、

ネパールの子どもたち、アジアの子どもたちの

教育の機会を応援していきたいと思います。

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。