おかげさまで今年も図書館を続けることが叶っています
「ここだけが世界と繋がれる場所ー難民キャンプの図書館を続けたい」
ご支援いただき、誠にありがとうございます。

難民キャンプの図書館を利用する子どもたち
シャンティ国際ボランティア会の菊池です。今回のREADYFOR挑戦は、「難民キャンプがなくなる日まで、図書館は私たちの傍にいますよね?」という難民キャンプの住民の声や思いから始まりました。たくさんの方に応援、ご協力いただき、皆さまとご一緒に、図書館が続いていくことを願う人々の力になれたことを誇りに思います。
本当にたくさんの方に支えていただきました。
心より御礼申し上げます。

タイ・ミャンマー(ビルマ)の国境にある9カ所の難民キャンプでは、2018年10月現在で9万7000人の人々が暮らしています。シャンティは2000年から、主にカレン民族が暮らす7カ所の難民キャンプで図書館(計21館)の運営支援をしてきました。皆さまの応援のおかげで、今年も21館全ての図書館の運営を継続することができます。

今回クラウドファンディングを通して頂いたご支援は、図書館の運営費用以外に、図書館の修繕、図書館で使うマットなどの資材購入、図書館員の研修費用に活用させていただきました。図書館の利用者全員にとって、安全な読書の環境を提供することができました。特に今年の雨期は雨量が多く、例年以上に図書館の修繕費が必要となっていたため、目標を上回る皆さまの応援のおかげで、過不足なく建物を修繕することができています。


2018年1月~8月には、合計で284,005人が図書館を訪れました。
利用者さんの声をご紹介いたします。

”図書館のことは、このキャンプに来た2014年から知っていました。だいたい週に
一回ぐらい、図書館を訪れています。今は私の小さな子どもと一緒に来て、見つけた本を手に取って読んでいます。図書館には、読書を楽しむため、そして情報を得るために訪れています。本は、私自身、そして地域のみんなにとって、とても役に立つものだと思っています。”
これからも、難民キャンプに暮らす人々の居場所となるように取り組んで参りますので、難民キャンプの図書館を応援していただけますと幸いです。
●今後も難民キャンプの図書館を続けるために、ご協力のほどお願いいたします。
難民キャンプへの国際支援が減少し、これまでキャンプで共に活動してきたNGO団体も活動を終了、撤退する団体もあります。シャンティも支援減少の余波を受ける中にありますが、なんとか図書館を続けていくために、特別ページを立ち上げ、難民キャンプの状況を訴え、ご支援・ご協力の呼びかけをしております。このページでも、私が難民キャンプで暮らす人たちが置かれる状況や、キャンプの図書館についてご紹介しております。よろしければご覧いただき、お力添えをいただけますと大変有難いです。
【2018年冬募金】ーわたしたちの図書館を守ってくださいー ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
●帰国報告会を行います。
私菊池は、ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所での任期を終え帰国いたしました。今は、シャンティ国際ボランティア会東京事務所の事業サポート課に配属となり、日本から海外事業をサポートしています。立ち位置は変わりましたが、現地への想いは変わりません。12月9日(日)に帰国報告会を行いますので、ぜひ会場にお越しくださいますと幸いです。このプロジェクトを支えて下さった皆さまに、ぜひ会場で直接御礼をさせていただきたいと思っています。
難民キャンプの図書館運営をサポートするミャンマー(ビルマ)難民事業事務所のメンバーです。

私の後任として、山内乃絵スタッフ(一列目右)が着任しました。
難民キャンプがなくなる日まで、
最後まで難民の人たち、子どもたちに、
図書館という場所で寄り添います。
今後とも、応援、何卒よろしくお願いいたします!