【応援メッセージ④】高倉正史氏（北星学園大学付属高校 教員）

北星学園大学付属高校で教師を務めている高倉正史氏より、未来教室プロジェクトへ応援メッセージが届きました。

 

 

私は北星学園大学附属高校の英語教員でサッカー部の顧問の高倉正史と申します。

 

北海道朝鮮学校とは、約20年前に繋がりました。当時のサッカー部の藤代先生と繋がり、それ以来、サッカーを通して交流してきました。何度も激しい練習試合をしました。あの赤いユニフォームは今でも目に焼き付いています。まさに戦いでした。

 

一方、冬場には朱鞠内で合同ワークショップもしてきました。

ともに歴史を学び、そりやサッカーの雪遊びをし、夜は五右衛門風呂に入り、飯を食い、笑い、肩を組んで歌い、ともに眠りについてきました。

 

そうやって、学び身に着けてきたものは、私をはじめ多くの北星サッカー部員が、今の人生で欠かせない大切なものになっているはずです。

 

現実社会に潜む差別。無意識レベルでの無関心。

そんな人間の怖さ、弱さを知りました。

 

一方で、困難と闘う人の強さも知りました。

同調せず、少数でも声を上げ続ける強い人間たちを見ました。現在の校長先生の朴大宇先生をはじめ、多くの朝鮮学校の先生たち、生徒たちです。

 

彼らが、多くの困難に負けず、民族教育を存続するために行動し続けて今があります。そこで育ってきた多くの朝鮮学校の素晴らしい生徒を見てきました。

 

応援せずにはいられません。私たちに今できることがあります。差別を受けながらも頑張っている仲間を支援することです。

朱鞠内で共に過ごした皆にもこのような素晴らしい取り組みの機会を知らせたいです。

 

朝鮮学校の若い学生生徒が、先生たちのよりよい授業を、これからも、これまで以上に、受けられることを、願ってやみません。