TOP画像の白猫『チャリ』のお話。

 

2年前の１０月、

 

交通事故によりうずくまっているところを

優しい方に保護されそのあしでA3Eへやってきました。

 

 

生後３か月ほどの小さな男の子です。

 

目ヤニで両目はふさがり

背骨が浮き立つ程に痩せた身体は

片足からお尻にかけて大きく腫れ

痛みのあまり全身を強く強張らせていました。

 

白い被毛は全体的に黒く煤けて

本来ピンク色でまだ柔らかいはずの肉球は

黒くささくれていて、

 

生まれてからまだ

たった3か月ほどしかたっていないこの小さな身体が

どれだけの苦難を経験したのかはすぐに想像ができました。

 

検査の結果、

骨盤と大腿骨の骨折そして“尿道損傷”により

漏れ出たおしっこは体外に排出されず命の危険が迫っている事がわかりました。

 

おしっこを体外へ排泄できるようにするため

修復できない損傷した尿道を腹壁に繋ぎ新たな排泄口を作る大きな手術を受ける事で

消え入りそうだった命に火が灯り今日に至ります。

 

しかし

 

命は繋がりましたが、

この手術をうけた身体は構造上

どうしても感染症にかかるリスクがとても大きくなってしまうのです。

 

感染症を起こせば

たちまち尿道は狭窄そして閉塞して

命を脅かす尿毒症に…

 

これは一生涯続きます。

 

 

これにより、

同じ症例の子は統計上どの子もとても短命なのだそうです。

 

 

 

まだ2歳の『チャリ』も

狭窄・閉塞を繰り返しすでに3回の手術を受けてきました。

 

命を落とす感染症をおこさないようにするためには

 

毎日のケアは欠かせません。

 

環境も健常な猫さんと暮らすよりはるかに人の手が必要になってきます。

 

そして何よりも、

 

猫が猫らしく生きる通常の生活の中で

やんちゃ盛りの『チャリ』に

少なからず不自由や我慢をさせなければならない事が

とても不甲斐なく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

治してあげられなくてごめんね…と。

 

 

だからこそ

1日でも１分でも長く

『チャリ』が笑顔満開でいられるよう

これからも全力で寄り添っていきたいと思っています。

 

 

 

 

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本日もたくさんの御支援ありがとうございます。

色んな方がSNS等で拡散、シェア、RTしてくださるおかげで、毎日1歩1歩ではありますが、目標達成に近づいております。そしてﾚﾃﾞｨﾌｫｰの中からA3Eを見つけて下さった方や、SNSを見て来てくれた方、A3Eを知らなかった方でもクラファン挑戦で知ってくれた方など、応援してくださる全ての皆様に心から御礼申し上げます。

 

 

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【アニマルサードアイズ│生き場を失くした老猫や傷病猫にも幸せな生涯を】

https://readyfor.jp/projects/Animal3rdEyes2023

第一目標金額：600万円

支援募集期間：12月22日(金)23時まで