「学びを止めない」カンボジアの子ども達へ継続した学習支援を！

こんにちは、明治学院大学の今林里帆です。

ご支援いただきました皆様、クラウドファンディングへのご協力誠にありがとうございました。

のべ21名の皆様にご支援いただき、167,000円という資金を集めることできました。改めて、心よりお礼を申し上げます。

いただきましたご支援はＮＰＯ広島交流会へ振込し、ひろしまハウスの方に送金が完了しております。

当初の予定では、8月頃を目安にkoompi E11を活用した授業を進めていく予定でした。

しかし、koompi E11の生産が追いついておらず、販売の再開を約一年待たなければならなくなってしまいました。

他の代用を考えましたが、私たちはkoompiのパソコン、そしてE11という種類を購入することに大きな意味があると考えています。そのため、他の種類のパソコンではなくkoompi E11の販売を待つ決断をいたしました。

カンボジア初のベンチャー企業であるkoompiのパソコンを購入することはカンボジア経済に貢献することになります。また、E11は学生がパソコンを使う出発点として作られていて、低所得の人や学生が手に取りやすい価格になっており、ひろしまハウスの方がそのコンセプトに共感していることが挙げられます。

以上より、koompi Ｅ11を購入することに意味があると考え、ひろしまハウスの方々と連絡を取り合い、販売を待とうとの結論になりました。

皆様からいただきましたご支援をもとにkoompi E11とマイクを購入し、8月中には皆様に授業の様子や子どもたちの感想などをお知らせしたいと考えていました。

また、子どもたちがパソコンを用いて授業をしている写真を添えたお礼のメールやポストカードの発送を予定していました。

ですが、koompi E11の販売を待つことにより当初の予定よりプロジェクトが大幅な遅延になってしまったこと、リターンに関して、より良いものを作りたいという思いからメンバーが集まって作業できる状況になってからの発送になること、ご期待いただいている皆様には本当に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。

クラウドファンディングメンバーは全員一都三県に住んでおり、緊急事態宣言が明け、集まって作業できるようになった際、迅速に準備に取り掛かり、なるべく早く皆様の手元にポストカードをお届けできるようにします。年内には発送したいと考えています。

また、koompi E11を用いた授業が始まり次第、皆様にご報告をします。

かなり遅延したスケジュールになってしまいましたが、私たちメンバーは最後まで責任を持ち、プロジェクトを完成させたいという強い気持ちでいます。

現在、カンボジアでは新型コロナウイルスの感染が拡大しており、ひろしまハウスでは対面での授業はできておらず、オンライン授業もストップしています。加えて、今年はオープンできるかわからないそうです。ひろしまハウスの子どもたちの学びが少しでも早く再開できることを心から願っています。

どうぞよろしくお願いします。

今林里帆