御礼とご報告
ご支援者の皆様へ
ご無沙汰をしております。
跳躍するつくり手たち展実行委員会の山崎です。
3月9日(木)に開幕した「跳躍するつくり手たち」展が、6月4日(日)に閉幕致しました。ご支援をいただいた皆様に改めて感謝申し上げるとともに、簡単ではございますが実績をご報告させていただきます。
1、 来場者実績
最終日に本展最大となる1,100人以上の方がお見えになり、会期を通じて合計約27,000名の方々にご覧いただくことができました。決して規模の大きな展覧会とは言えませんが、変化の激しい現代においていま活躍するつくり手たちの視点から未来を見通す本展の試みに、多くの好意的なコメントをいただけたことに開催の大きな意義があったように思います。
また、皆さまからのご支援の輪が広がりと、比較的若い層からご年配層まで幅広い層の方々に興味を持っていただくことができました。心より御礼申し上げます。
2、来場者の感想
ご覧いただいた方々からは、好意的な感想をたくさんいただくことができました。以下にその一部をご紹介いたします。
<ご感想> ※来場者アンケートからの抜粋
作家の方たちの思いや考え方を知り、実際の作品を見てその技や発想にただただ驚きました。すてきな時間をありがとうございました。
今日で2回目です。東京から来ました(日帰り)。前回購入した図録を新幹線で熟読し(2回目)万全の体制で挑みました。良かったです。
見ていて心がドキドキした。
考えさせられる作品ばかりだった。全体ばかり見て考えるのではなく個々を見る大切さを感じた。
現代とこれからを感じるとても良い展覧会でした。作家のチョイスも良かったです。見ることが出来て良かったです。
跳躍するつくり手たちを見たくて、神奈川から来ました。単なるテクノロジーでない、自然の力とのコラボである点が面白かったです。
全体的にとても面白かったです。一人一人のインタビュービデオも字幕が付いていて耳の聞こえない私も楽しめました。
3、記事掲載
本展では、数多くの展覧会の記事の他、クラウドファンディングの取組みについても新聞3紙に取り上げていただきました。公立館の新しい挑戦を評価いただくとともに文化芸術とお金の話に対して、社会からの関心の高さを実感することができました。
①京都新聞「CFで資金集め公立の新挑戦」
②産経新聞「【日曜に書く】論説委員・山上直子小さな寄付と芸術の未来」
www.sankei.com/article/20230122-Z7CJJDT6C5JL3064444WGF5GWU/
③朝日新聞「「推し」増やしたい公立美術館、クラファン使った企画展で得た気付き」
https://www.asahi.com/articles/ASR4L4JQDR4FPLZB00P.html
4、最後に
このたび、当館初のクラウドファンディングをふるさと納税型で実施しました。結果としては、多くの方から応援や励ましの声と共にご支援をいただくことができ、実行委員一同感激しながら準備に邁進することができました。本当にありがとうございました。
また、公立美術館としてふるさと納税制度を利用できることは強みであり、同制度を使いながら美術館を直接支援できることを歓迎するお声もいただくなど、今後の可能性を感じております。
これからもより良い美術館運営を目指し、試行錯誤を重ねて参りますので温かく見守っていただけますと幸いです。
改めましてこの度のご支援、誠にありがとうございました。これからも引き続き応援いただきたく、何卒宜しくお願い申し上げます。