2022年自転車プロジェクトの活動完了報告
2022年のカンボジア自転車プロジェクトの様子を紹介します!!
※くわしい訪問記はこちらのブログをご覧ください。日本出発から帰国まですべて詳細にご紹介しております。
ありがとうございました!!
みなさんのご協力のおかげで、2022年もたくさんの自転車をプレゼントすることができました。その台数はなんと315台!!さらに5か所の新たな自転車クラブの設立、30か所の既存の自転車クラブへのパーツ補給ができました。本当にありがとうございます!!
※ご支援いただきました金額は2021年より多かったのですが、円安の影響が大きくドル両替の目減りが影響し自転車台数、新設クラブ数とも減少となってしまいました。
どこいってきたの?
活動は上の地図のグレーのところ、7つの州で行われました。書かれている文字の意味ですが、Bがプレゼントされた自転車の数、Nが新たに設立された自転車クラブの数、Sが既存の自転車クラブでパーツ補給がされた数となります。
スケジュールは?
2022年の自転車プロジェクトは上記のスケジュールで行われました。12月15日から21日までの行程は安田も同行できました。この間に計6回の自転車寄贈セレモニーを実施し5カ所の自転車クラブの新設も行うことが出来ました。さらに4カ所の既存自転車クラブへのパーツ補給も。
23日以降は残りの26カ所の自転車クラブへのパーツ補給をEDF-カンボジアの皆さんが実施してくれました。
12月15日(コンポントム州タインコー郡とサンタック郡)
2022年の自転車プロジェクトは12月15日から始まりました。タインコー郡にて41台の自転車の寄贈と自転車クラブの設立。そしてサンタック郡に移動し64台の自転車の寄贈と自転車クラブの設立です。
タインコー郡にて41台の自転車をプレゼント!!(自転車No.1-No.41)
訪問したのはTUOL ANDAET中学校。到着しましたら皆椅子を並べて座っていてくれました。
こちらの写真きれいでしょ!!(安田のスマホ、なんかエフェクトがかかってるみたいで普通より鮮やかに色が見えています)カンボジアの学校に式典用の体育館なんてものはありません。大人数が集まるときは基本外。でも常夏のカンボジア、日射しが心配ですけど、大きく育った樹木が影を作ってくれています。
こちらでは周辺の4つの中学校から自転車が必要な子どもたちが41名選抜され自転車がプレゼントされました。自転車セレモニーの写真は同行したEDFカンボジアのマブさんがたくさん撮ってくれているはずです。その写真は来年のプロジェクト報告で使わせてもらう予定なので、今日は動画だけのご提供となります。こちらをご覧ください!!
※動画の最後のところで、安田が簡単な挨拶を入れました。皆さん、本当にご協力ありがとうございます。
セレモニーのあとは個別写真撮影!!
セレモニーが終わりましたら、返礼品でお送りする写真の撮影です。自転車ナンバーで抜けがないかを安田がチェックしながらマブさん(右側の白シャツの男性)がどんどん撮影していきます。41台のプレゼントなのでNo1からNo41まできちんと撮影されたかチェックする、ちょっとドキドキする作業です。ただ、安田はメモするだけなのでマブさんの方がかなり大変だったりします。
そして自転車修理クラブの設立
無事に写真撮影、ばっちり41名分撮影が終わりました。もちろんこれで終わりではありません。この中学校には自転車修理クラブが設立されます。
下の写真が自転車修理クラブに支給される工具や交換用パーツです。今年は残念ながら円安の影響でパーツの数が少しずつ減っています。来年はもとに戻るといいのですが・・・
そして、こちらがこの自転車修理クラブのオーナーさんの看板。返礼品のドリップコーヒーでもお世話になっている吉田珈琲本舗さんです。
さて、さっそく修理開始。下の写真の彼が空気入れと格闘しています。なんでも、いくら空気を入れてもプシュプシュ抜けてしまうとのこと。
「これなら安田も直せる!!」
と、しゃしゃり出ることにしました。このケースは虫ゴムの交換だけだったりします。
「ちょっとおじさんに任せてみなさい!」
と、てきぱきと虫ゴム交換。そして再度空気入れ。今度は問題なし。そして大げさに歓喜しセルフィ―!!それが冒頭の写真だったりします(*^-^*)??
その一方では先生がパンク修理の講習をしてくれていました。みんな修理マニュアルを見ながら聴いています。
みんな、修理しながら長く自転車を乗ってもらえたらと思います。もちろん寄贈した自転車以外の自転車も修理OKなので、壊れた自転車もどんどん復活してほしいです。交換用パーツは毎年補給するので大丈夫!!
さぁみんな、気を付けて帰ってね!!これで午前中のミッション終了です。
サンタック郡にて、この日2回目の自転車セレモニー(自転車No.42-No.105)
お昼ご飯を食べたあとはコンポントム州にて2回目の自転車セレモニーです。場所はコンポントム州サンタック郡にあるHUN SEN PHNOM SANTUK中学校です。
到着次第、すぐに自転車に取り付けるプレートなどを配り皆で協力しながら取り付けしていきます。
そして、セレモニーの開始。またまた来賓席側で座っていたので様子の写真がありません。来賓側から見た風景はこちらです。
でも、ビデオカメラでもちろん撮影しましたので、その様子は動画でお伝えいたします。
そのあとは写真撮影です。こちらの寄贈式では64台の自転車がプレゼントされました。写真を1枚1枚撮るマブさんの後ろに構えて番号チェックです。
本日2か所目の自転車クラブ設立
写真撮影が終わるころはもう16時ぐらいになっていました。あたりが暗くなると遠い生徒は帰るのが大変なので急がなければなりません。自転車修理クラブの設立を急ぐことにしました。
まずは「ありがとうメッセージビデオ」の撮影から。自転車クラブの新設または補給のご支援者さんのお名前を皆に言ってもらって感謝の気持ちを伝えるビデオです。工具や交換用パーツを並べ、後ろに自転車をもらった子どもたちが並びます。
※メッセージビデオはご支援者様だけにご提供するものでこちらへの掲載はできませんのでご容赦ください。
こちらが自転車クラブの看板。「匿名おまかせ」でのお申込みでしたので、右下にご支援者様のイニシャルだけ入れています。
そして修理講習を開始。パンク修理の練習をしました。時間の関係で最後まで見届けられず残念。
えっ???大丈夫?
気を付けてね・・・
12月16日(プレアヴィヘア州ロヴィエン郡)
この日はプレアヴィヘア州で活動です。午前中に自転車プレゼント寄贈式、自転車クラブの設立、そして2人の家庭訪問の予定です。
ロヴィエン郡にて50台の自転車をプレゼント!!(自転車No.101-No.150)
今日お邪魔しましたのはプレアヴィヘア州ROVIENG郡にありますRAKSMEY REK RAY中学校です。開催地となった中学校と合わせて合計10の周辺中学校から50名の生徒さんが選ばれ自転車を贈られることになりました。こちらセレモニーの様子の写真です。
そして、何とか生配信も初めて成功しました!!セレモニーが長すぎて最後の最後でノートパソコンのバッテリーが無くなるという事態となりましたが95%は収められています。
そして、もちろんビデオカメラで撮影されたきれいなバージョンも。こちらを併せてどうぞ。先生方の話が長すぎて生徒たちはもう苦行のように耐えています。真ん中より少し後あたりに安田スピーチもございます。
※アップロードが完了するまで見ることができません。表示されない場合は時間をおいてご覧ください。
セレモニーが終わりましたら写真撮影です。50人漏れなく写真が撮られたか、撮影係のマブさんの背後からプレートの番号をチェックします。
自転車をもらってうれしそうな子どもたちの写真もどうぞ。冒頭の写真もこのタイミングで撮影したものです。
自転車クラブの設立!!
撮影が終わりましたら、あわただしく次の行程。自転車クラブの設立です。まずは看板の取り付け。そういえば、今年も看板作成をお願いしましたのは和歌山市のメイク広告さん。自転車プロジェクト初年度からお願いしています。そして今年看板の材質を変えてみました。雨ざらしにならないところという条件で軽量化を図りたいと相談したんです。軽量化が必要なのは飛行機で預け荷物として運ぶため。看板も補給の方と合わせて35枚持参することになりましたので・・・
そして修理講習の始まり。真ん中の彼はおうちが自転車屋さんみたいで修理もお手の物。女子生徒の自転車がパンクしていたので直してあげていました。好感度アップしてるはず!これを機に仲良くなってね(*^-^*)
無事修理が終わりセルフィ―。パンクで困ってたという女の子は彼の右側です。恋の予感・・・・勝手なオッサンの妄想でした。
家庭訪問!!
中学校を離れ、次は家庭訪問です。自転車をもらった二人の生徒さんを訪れます。
ワンソ・ピエラー君
最初に訪れたのはワンソ・ピエラー君。15歳でこの新学期で中学1年になります。貧困のため長く学校に行くことができませんでした。でも今年ようやくダルニー奨学金を得ることができ学校に通うことができるようになりました。隣は11歳の弟君。小学校3年生だそうです。ピエラー君は今、お母さん側のおばあちゃんとおじさんと一緒に暮らしています。そのお母さんは亡くなってしまい、父親が失踪してしまったことが原因です。このパターン、本当に多いです。「母親が亡くなり父失踪」あと他には「両親離婚して両方失踪」というのもあったりします。もうわけがわかりません。
そんなピエラー君は数学が好きだそう。まだ将来の夢は無いそうですが、おばあちゃんは「先生になってほしい」って言っていました。
チム・ソピアちゃん
次はおしゃべり好きなチム・ソピアちゃん。挨拶と自己紹介は英語でチャレンジしてくれました。笑顔がとってもキュート。その笑顔と、その積極性があれば未来は切り開いていけると、こちらまで明るくなります。
彼女は15歳でこの新学期で中学3年生になります。お兄さんと弟君がいます。お兄さんの方は中学2年のときに貧困が理由で学校をやめてしまいました。今はキャッサバ畑で働いています。弟君はまだ3歳だとか。近くのおばあちゃんの家で寝ているのだそう。ソピアちゃんは両親もいて支えてくれる大人が複数いるわけです。この「支えてくれる大人の人数」はもちろん収入にも影響します。貧困と無関係ではありません。カンボジアで一番ひどいのは「支えてくれる大人の人数=ゼロ」の子どもたちです。
学校では他のNGOのサポートも受けてコンピュータの勉強もしているのだそうです。得意科目は国語と生物。将来は看護師さんになりたいのだと笑顔で語ってくれました。
彼女の家の前で記念撮影。
彼女の自転車も日本品質。防犯登録番号と品質保証シールがその印。「日本のいい自転車だから、あと10年は楽勝で乗れます」って伝えておきました!ちなみに所有者名は所属していた高校やマンションのシールまで貼ったままでした。京都の久御山高校出身のK君。あなたの自転車は今、カンボジアの北の果て、プレアヴィヘア州でがんばっています!!
これでこの日の行程は完了です。
12月20日(コンポンチュナン州バリボア郡とコンポントララッチ郡)
自転車プロジェクト3日目は少し間があきました。この日はコンポンチュナン州にて自転車プレゼント寄贈式と自転車クラブの4カ所のパーツ補給です。
バリボア郡にて50台の自転車をプレゼント!!(自転車No.156-No.205)
HUN SEN BARIBOUR高校にて自転車寄贈セレモニーです。学校につくと生徒たちが並んで出迎えてくれました!!
そして、早速セレモニー開始。すでに準備万端で待っててくれて、逆に安田の準備で待たせてしまったぐらいです。Youtube生配信にもチャレンジしてみましたが、電波状況が悪くて断念しました。楽しみにしていただいていた方すみません。
でもビデオカメラで撮影したものがありますのでこちらをどうぞ。
と、いいましても専属ビデオカメラマンがいるわけでもなく、変なアングルで、しかもあまり画面変化がなくってすみません。少人数で行っているものでご容赦いただければ幸いです。
みんな、自転車がもらえてとっても嬉しそうです。と、いうわけで子どもたちの笑顔の写真を数点。
セレモニーが終わりましたら返礼品となる自転車の個別写真の撮影です。今回は50人の生徒たちに自転車がプレゼントされました。
ここで、トラブル発生。なぜか自転車プレートが1枚紛失。ちゃんとセレモニー開催地別、学校別にラベリングしてパッケージにしたのですが・・・この短時間になぜ無くなるのかも全く不明なのですが・・・予備で用意した白紙プレートに油性マジックで手書きすることになりました。該当の自転車寄贈者のMさん、すみません・・・
午後からは4つの自転車クラブへパーツ補給
午後は4カ所の自転車修理クラブへのパーツ補給を行いました。セレモニーが行われたバリボア郡の2つの自転車クラブとそれより南のコンポントララッチ郡の2つの自転車クラブです。
1つ目はTRAPAING CHAN中学校です。昨年設立された自転車修理クラブ。去年は安田は渡航できませんでしたので行くのは初めてです。
パーツが補給されてまた修理ができるとうれしそうな生徒たち。
ありがとうメッセージビデオの撮影です。動画はご支援者にUSBメモリでご提供。そのためこちらでの掲載はできませんのであしからずご了承ください。
2校目はROVIENG CHUM中学校です。こちらも同様に去年設立されました自転車修理クラブです。
ありがとうメッセージビデオの撮影。何度も練習するのですが、その練習風景も全部撮っています(*^-^*)
そしてパーツが補給されてうれしそうな子どもたち。
次はKampong Tralach 郡 に移動してきました。CHEA SIM中学校へのパーツ補給です。こちらの学校では2017年に自転車クラブが設立されました。もうパーツ補給も5回目となります。
子どもたちもたくさん集まってくれました。
ありがとうメッセージビデオの撮影です。正面からビデオ撮影しているので安田は横から失礼して様子を撮ってみました。
そして同じくKampong Tralach郡のCHIBACHROY中学校。こちらはカンボジア自転車プロジェクトの初年度2016年に設立された自転車修理クラブです。
ん?プレートの枚数が足りないような・・・「きちんと探しといてね」とお願いしておきました。
パーツが補給されてまた修理できます。復活する自転車もたくさん。みんな自転車修理しながらがんばって通学してね!!!
これでこの日の予定はすべて完了です。
12月21日(タケオ州コアンダエ郡とサムローン郡)
この日はタケオ州というところに行ってきました。こちらの2つの郡で自転車寄贈セレモニーと自転車修理クラブの設立を行います。タケオ州は初進出。タケオ州はベトナムとの国境が近いこともあり他の州とは少し雰囲気の違うところでした。
コアンダエ郡の中学校での自転車寄贈セレモニー!!(自転車No.266-No.315)
さて、セレモニーにて50台の自転車をプレゼントすることができました!!ちなみにこちらのコアンダエ郡はEDFカンボジアのスタッフであるマブさんの故郷だったりします。
今回の旅でいつもチャレンジしている生配信。なんと成功しました。こちらをご覧ください。
もちろん生配信の画質はイマイチですのでビデオカメラで撮影した動画も併せて掲載しております。
では、いつもの通り、自転車をもらって嬉しそうな子どもたちの笑顔をどうぞ。
さて、子どもたちの笑顔の写真を撮っているうちに返礼のための個別写真の撮影が始まりました。安田の大切な役割は番号に抜けが無いかを確認する事。案の定1枚抜けがありました。自転車プレートはすぐ見つかったので後日撮影して送ってもらうことになっています。
KRA POM CHHOUK LSS中学校にて自転車修理クラブの設立
寄贈セレモニーの次は自転車修理クラブの設立です。
こちらが自転車修理の設立に提供されるもの。工具や交換用部品です。従来は部品はもっとたくさんあるのですが円安の影響で仕方がなく少ない量での調整となりました。
提供した工具や交換用部品を使ってパンクしているタイヤを修理することになりました。
こちらの中学校でも自転車修理のうまい生徒がいてくれました。彼が部長として引っ張っていてくれることを願っています。
無事に修理も完成し記念撮影。これからいつでも自転車の修理ができます。大切に自転車を使ってがんばって学校に通ってくださいね!!
最後はありがとうメッセージビデオの撮影です。
同じタケオ州のサムローン郡で自転車寄贈セレモニー(自転車No.206-No.265)
午後も同じタケオ州ですが少し離れたサムローン郡にて自転車寄贈セレモニーを実施しました。そしてこちらのサムローン郡はEDFカンボジアのもう一人のスタッフ、いつも撮影係をしてくれているヴィリャックさんの故郷だったりします。今日はお二人の故郷の支援ができるという何だかとってもうれしい日なのでした。
こちらは生配信は途中で電波が途切れてしまいました。それでも途中までのものを掲載したいと思います。2分だけなんですけど・・・(^^;
そしてこちらがビデオカメラで撮影したほうです。
それでは自転車をもらってうれしそうな子どもたちの笑顔をどうぞ!!
そしてほどなくして個別写真の撮影会がスタート。
個別写真の撮影会ですが、2枚分のプレートを撮影することができませんでした。1枚は生徒さんがどうしてもこれなかったため。もう1枚は紛失の可能性有。後日調べてもらうことになりました。
その「どうしてもこられなかった生徒さん」なのですが、このあと自転車修理クラブを設立しに行く中学校の生徒さんとのことで、近くならばとお会いすることができました。
野球少年のように頭を丸めた彼。実は最近とっても悲しいことが起こりました。それは10日ほど前ことです。元気だったお父さんが朝起きてみると亡くなっていたそうです。「野球少年」なんて言ってすみません。カンボジアでは家族が亡くなると男の子(大人もかな?)は頭を丸める習慣があるそうです。これからはお母さんと兄弟3人と支え合って生きていくそうです。そんな大変なときではありますが、この自転車が彼の力になってくれることを願っています。
HUN SEN ANG BREI中学校にて自転車修理クラブの設立
いよいよ、今年の新設される自転車修理クラブの最後となりました。HUN SEN ANG BREI中学校に修理クラブを設立します。さきほどSamrong郡はヴィリャックさんの故郷だと説明しましたが、なんとこちらの中学校出身とのことです。先生と懐かしそうにお話しされていたのがとってもほほえましいのでした。こちらの自転車クラブプレートにあります株式会社ニシト発條製作所さん。カンボジア自転車プロジェクトの1年目から支援していただいています。安田が所属する大阪府中小企業家同友会の仲間でもあり、いっつもお世話になっている西尾さんという方が今年専務に就任されたという記念に自転車クラブを設立してくださいました。ちなみに西尾さんのご紹介記事がREADYFORの新着情報に掲載されています。是非ごらんください。 https://readyfor.jp/projects/cam-bi2022/announcements/225585
まずは寄贈された工具や交換用部品を確認。
そして、ありがとうメッセージビデオの撮影。
そして自転車修理クラブができてうれしそうな子どもたちの笑顔。
少し時間が遅かったこともあり簡単な修理だけを試すことになりました。自転車カゴが外れていたのでナットを締めなおしています。
滞在時間は短めでしたが、そのあと子どもたちはとってもうれしかったためか、「写真一緒に撮ってください」と安田はモテモテでした。自転車修理クラブオーナーの西尾さん、安田が代わりにモテモテになってしまってごめんなさい!!
12月23日(カンポット州)
自転車のプレゼント、新設クラブの設立は昨年までで全部完了しましたので今日からはこれまでの自転車クラブへのパーツ補給が続きます。カンボジアの南端の州であるカンポット州のチュエクチョー郡にて2校の自転車クラブへパーツ補給を行いました。まずはANG BREI中学校です。
そしてRAONG CHAK SIMONG中学校です。
12月26日(コンポンチュナン州)
この日も既存の自転車クラブへのパーツ補給です。活動エリアはコンポンチュナン州。コンポントララッチ郡、ロレアヴェア郡、コンポンレン郡、チュエクファオス郡の4つの郡、全部で10の中学校をまわります。
まずはANG SEREY中学校です。
そしてNEAKTAHARNG中学校。
次はTEUK HAUT中学校です。
そしてBUN RANY HUN SEN ROLEAR BIER中学校です。
次はDA中学校。
次はKBAL TOEK中学校。
そしてTOUL KHPOS中学校。
あと2校。次はCHONG MONG中学校。
そしてこの日の最後はAPIVOAD中学校。
12月27日(コンポントム州・プレアヴィヘア州)
この日も既存の自転車クラブへのパーツ補給です。活動エリアはコンポントム州の2つの郡で3つの中学校をまわり、その後、プレアヴィヘア州に移動し2つの郡で4つの学校をまわります。全部で7つの中学校へパーツ補給です。
まずはPREY PREAL中学校です。
そして次はPRASAT BALAING中学校。
3つめはMRAK 中学校です。
これでコンポントム州は完了。その足でプレアヴィヘア州へ移動です。
まずはPUTREA中学校。
そしてCHEY SEN中学校。
そしてこの日最後はPREAH KHAN中学校。
12月28日(シェムリアップ州)
2022年最後の活動日。この日も既存の自転車クラブへのパーツ補給です。活動エリアはシェムリアップ州。3つの郡で6つの中学校をまわります。
3つめはDOUN TRO中学校です。
次はKEAN SANGKAE中学校です。
5つめはKHNAR THNONG中学校。
この日最後はKAMPONG KDEI 中学校です。
1月3日(クラチェ州)
年が明けて2023年1月3日。最後の締めくくりです。この日はクラチェ州に唯一ある自転車クラブへのパーツ補給です。
KOH KNHE中学校です。昨年までKBAL DOMREI中学校にあった自転車修理クラブですが、自転車通学の子どもたちの減少のため、こちらに移設してきました。
以上が現地活動の内容となります。
収支報告
- 単位は円です。残金があるのは自転車1台分に満たない金額のためです。残金1,062円は下記の活動運営費の一部に充てております。
活動運営費
- (※)マークのついている項目は現時点の見込み金額です。
- 上述の953,494円を株式会社パールより支出いたしました。カンボジア自転車プロジェクト主催者の運営費(言い方を変えますと、裏方としての子供たちへの支援金)と捉えて頂ければと存じます。
リターンの発送は2月を予定しております
皆様にご協力いただきました分のリターンの発送は、現在準備を進めております。写真、コーヒー、クロマーなど是非お楽しみにお待ちください。時間を頂きますこと予めご了承ください。
カンボジア自転車プロジェクト2023
カンボジア自転車プロジェクトはこれで終わりではありません。次はカンボジア自転車プロジェクト2023として新たなスタートを切りたいと思っています。また時期が参りましたら、皆さんにも再度のご協力をお願いすることになるかと思います。どうか温かいご支援宜しくお願い致します。