新型コロナウイルスと闘う行田中央総合病院にエールを送りたい!

支援総額

5,062,000

目標金額 100,000円

支援者
212人
募集終了日
2021年3月31日

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2021年03月11日 12:23

【特別インタビュー】行田中央総合病院 現在の様子

 

行田中央総合病院にお邪魔しご様子をうかがってまいりました。

(行田中央総合病院を応援する会:藤井)

 

 

新型コロナウイルス感染症の発症により、ご家族から反対され退職を余儀なくされたスタッフの方もいらっしゃり、残されたスタッフで患者さんへの対応に注力しなければならず、やむなく病棟を一部閉鎖せざるを得なくなってしまいました。

もし自分が感染したとしても家族は守りたいという思いから、自ら家族と距離を取るスタッフも多くいらっしゃいました。

 

 

<看護師長Aさん>

感染症が拡大した当初1週間は、患者さんをフロア移動するのにもスタッフの手が足りず、必要最低限のことをするのが精一杯でした。予定していたスタッフが1/3になり、限られたスタッフで清掃から食事、排泄まで全て賄わなければならず、最初は物の置き場所からわからない状態でした。自分たちもかかるかもしれないという不安を抱えながら、ここで倒れたら(患者さんが)どうにもならなくなると思い、ギリギリの精神状態で闘っていました。

家に帰っても、家族に万が一のことがあってはと同じ家の中で、別々の部屋で暮らしていました。今でもその生活は続いています。

 

 

<看護師長Bさん>

これまでいた病棟が閉鎖され、別の階へと異動になりました。家族の理解があっても家族にうつしたくはないので、自ら一人暮らしを始めました。2月まではその生活が続いていました。

 

 

同じ家の中で寂しい思いをしているご家族の話もありました。これまでお母さんと一緒に寝たり、ご飯を食べたり、「行ってらっしゃい」を言ってもらっていたのに、同じ家にいるのにどうして?と泣きながら登校していた小学校1年生のお子さんもいらっしゃったそうです。

自分が病院で仕事をしているというだけで、お子さんが保育園や学校からも「しばらく休んで欲しい」と言われたり、ご主人が仕事先から「来ないで欲しい」と言われたという経験を、多くのスタッフがされているとのことでした。

先日も、あるスタッフが保育園にお子さんを送った時にちょっと鼻水が出ているだけで「卒園式までは休んでもらえないでしょうか?」と言われ、仕事を休まざるを得なくなったそうです。

 

 

<技術部長のYさん>

患者様の中には「どうなってるんだ」と声を荒げて入って来られる方もいましたし、「頑張ってください」と労ってくださる方もいらっしゃいました。地域の方から頂くあたたかい声は皆様から頼りにされ、必要としていただいてる病院だということを感じることが出来ました。

行田中央総合病院の現状として、今は新規の感染者は居なくなっています。ただし、保健所とのやり取りの中で「収束」と言えるようになるのにはもう少し時間がかかりそうです。入院に関しても、患者様に5日間は個室にいていただいてから大部屋に移っていただくようにしています。

今後コロナのワクチンの接種も進められる予定で、このままいけば4月までには収束するのではと思っています。しかし、ワクチンを受けたとしても感染対策は続けていかなければならないと考えています。

 

 

<リハ職のCさん>

リハ職のCさんはリハビリスタッフと協力して感染性廃棄物を捨てるための「ハザードボックス」を一日に60箱作ったこともあったそうです。箱に中にビニールを敷き、取っ手付きの蓋も手作りです。「ハザードボックス」には医療廃棄物の他に、排泄に要したオムツや食器(全て使い捨ての容器)などすべての廃棄物を入れます。一日に出る大量のゴミも3日保管しないと引き取ってもらえないので、置き場所にも苦労しました。

 

ハザードボックス
積み上がったハザードボックス

 

Cさんが閉鎖されている病棟を案内してくれました。「こんな病棟を見たのはここにきてから初めてのことです」シーツが剥がされているベッドが並ぶ病室や、これまでナースさんが出入りしていたナースステーションは静まり返っていました。

 

閉鎖された病棟

 

病棟の一室

 

ナースステーション

 

そのような中で「行田中央総合病院を応援する会」による企画は、自分たちが皆さんに守られていると感じ、救われる想い、涙あふれる想いでした。

応援メッセージを毎日、毎回、見るたびに涙が出てしまいます。地域の皆様からの応援メッセージがとても心強く、私たちの安心につながっており、皆様に支えられていると感じています。

 

スタッフの通用口の壁には患者さんや地域の方から届けられたあたたかいメッセージやカードが大切に貼られていました。

 

 

 

 

また、第一線で頑張る看護スタッフが目にする壁に仲間への応援のメッセージカードや、家族からのメッセージカードが所狭しと貼られており、スタッフ間のあたたかい雰囲気が伝わってきました。Cさんも「今まで以上の「絆」が強まったように思います」と言われていました。

 

 

 

これからも「地域に根差した病院」「昔からの馴染みの患者さんに支えられている(顧客に支えられている)病院」「愛されている病院」であり続けていきたいと強く思います。クラスターを経験しましたが、おかげさまで「人のやさしさ、温かみ」をとても感じました。「地域の方への感謝」を胸に、地域と共に歩める病院として再スタートできるように頑張っていきたいと考えています。(Cさん)

 

 

入口で検温をする方が体温を測定し、院内に入って間もなくすると廊下からは語り掛けるような女性の声で次のようなアナウンスが流れてきました。

「只今より院内の換気を行います。気温が下がりますので、コートや上着をお持ちの方は羽織る等をしていただくようお願いします。」

患者様を感染症から守る配慮が行き届いていると感じました。

 

(行田中央総合病院を応援する会 代表 藤井尚子)

 

 

プロジェクトページはこちら

https://readyfor.jp/projects/chiikinokizuna

 

リターン

3,000


alt

3,000円のエール

●お礼のメールをお送りします。
●ご希望の方に支援金の受付証をお送りします。
※支援金受付証は、2021年5月頃に発送予定です。

支援者
65人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

10,000


alt

10,000円のエール

●お礼のメールをお送りします。
●活動報告書をお送りします。
●病院のHP上にお名前を記載させていただきます。
●ご希望の方に支援金の受付証をお送りします。
※支援金受付証は、2021年5月頃に発送予定です。

支援者
90人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

30,000


alt

30,000円のエール

●お礼のメールをお送ります。
●活動報告書をお送りします。
●病院のHP上にお名前を記載させていただきます。
●院内にお名前を掲示させていただきます。
●ご希望の方に支援金の受付証をお送りします。
※支援金受付証は、2021年5月頃に発送予定です。

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

50,000


50,000円のエール

50,000円のエール

●お礼のメールをお送ります。
●活動報告書をお送りします。
●病院のHP上にお名前を記載させていただきます。
●院内にお名前を掲示させていただきます。
●お花をお届けします(写真はイメージです)。
●ご希望の方に支援金の受付証をお送りします。
※支援金受付証は、2021年5月頃に発送予定です。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

100,000


100,000円のエール

100,000円のエール

●お礼のメールをお送ります。
●活動報告書をお送りします。
●病院のHP上にお名前を記載させていただきます。
●院内にお名前を掲示させていただきます。
●お花をお届けします(写真はイメージです)。
●ご希望の方に支援金の受付証をお送りします。
※支援金受付証は、2021年5月頃に発送予定です。

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

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