新型コロナウイルスと闘う行田中央総合病院にエールを送りたい！

たくさんのエール、ありがとうございます！

 

行田中央総合病院の院長である川島治先生より、今回のクラウドファンディングについてメッセージを頂戴しましたので掲載させていただきます。

 

 

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

 

 

令和3年1月1日以降、院内でのコロナウイルス感染症が拡大、入院患者様、職員の定期的なPCR検査を実施、院内感染の収束に向け対応を続けてまいりました。

院内感染と思われる陽性者発生は、令和3年2月8日を最後に4週間以上発生せず、かつ院内で療養中のコロナ陽性患者様が、健康観察期間終了後に一般病床に移られてから2週間以上が経過致しました。

以上の経緯をみて県（保健所）と協議し、令和3年3月14日、院内感染は収束したものと判断させて頂きます。

また15日に行田市長様に院内視察を頂き、今後更に気を引き締めて地域医療や今後のワクチン接種に邁進するようにとの、厳しいご指摘を頂きました。

本来は命を救うべき医療機関において、かけがえのない命が失われたこと、またご本人はもとよりご家族様におかれましても大変なご心痛をおかけしたことはお詫びのしようもございません。

またそのため、外来・入院・救急など機能の停止を余儀なくされ、地域の皆様にご不安やご不便を、近隣医療機関にご負担を、関係の皆様にご迷惑をおかけしたこと、重ねてお詫び申し上げます。

 

そんな中で当院支援のために、有志の方に立ち上げて頂いたこのクラウドファンディングでは沢山の励ましや労りのコメントと共に多くのご芳志を頂戴し、地域における当院の立場を再認識させて頂きました。

期末手当や昇給の目途が立たない職員に対して、その浄財を分かちあい、明日からの業務の力とさせて頂き、また安全を確保するためのPCR検査件数の拡大など今後の感染対策の原資にあてさせて頂きます。

職員の退職により閉鎖を余儀なくされていた病棟も4月からの再開に向けて準備が進んでいます。

職員一同あってはならない、この辛い経験を肝に銘じ、地域の皆様に再び信頼される医療機関としてお認め頂けるように業務に邁進してまいります。

今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

川島　治