クラウドファンディングを立ち上げるまで

 

 

皆さんこんにちは！
学生国際協力団体CUE9期生代表の吉田珠広です。

 

本日は、このクラウドファンディングを達成するまでの私たちの歩みについてお話しします。

 

9期生が始まった当初は、募金や協賛が順調に入り上手くいっていたように思います。
しかし、内部では相次ぐメンバーの脱退や変わり映えない活動で「CUE9期生らしさ」がなかったように思います。
これまで先輩方が築き上げてくれたレールの上を進んでいれば間違いはないけれど、「自分たちはどうしたいか」という思考が停止していました。

 

そんな中で、新型コロナウイルスにより活動の制限がかかり楽しみにしていたスタツアも中止になりました。
募金活動や協賛、企画していたイベントも全て中止、毎週欠かさず行なっていたミーティングも対面では行えなくなりました。
4月の時点で60万円しか貯まっておらず、グラウンド建設費用の半分もありませんでした。

 

「本当にグラウンドが建設できるのか。」
「違う支援に変えた方がいいのか。」
「この状況の中で私たちはなにができるのか。」

 

明日の状況もわからない中、何度も話し合いを重ねました。

 

そしてその答えが、「子どもたちに多くのきっかけを与えるために、グラウンドを建設したい」です。

 

この目標に対する想いはこれまでのブログの中で綴っています。

 

そしてその目標を達成するため、4月からこのクラウドファンディングの企画を立て始めました。

 

初めは、なにをしたらいいかわからず手探り状態でした。
毎日さまざまなSNSを更新したり、クラファンに成功した団体に連絡を取り成功の秘訣を教えてもらったりしていました。

 

正直、私はクラウドファンディングをすることに大きな不安を抱えていました。
All or Nothingを取るため失敗すれば一円も得ることができない、それなら協賛などで地道にお金を得る方がいいのでないか、
小さな団体に支援してくださる方がいるのか、
そもそも全員がクラファン達成への継続的な思いを持てるのか、、、

 

そんな思いを持っていた私の背中を押してくれたのは、10人のメンバーでした。

 

4月以降、限りある協賛を必死に行ったり、CUE史上初となるオンライン就活イベントを開催して、9月までに100万円を貯めることができました。

 

全員が「グラウンド建設」という目標に向かって一致団結し走り続けました。
クラファンと並行してこれらのことを行うことは簡単なことではありません。
しかし、私たちは成し遂げてきました。

 

そして、先日クラウドファンディングを成功させることができました。
本当に本当に本当に嬉しかったです。

 

11人だけの団体、新入生が多かった9期生、組織作りから始めた1年、新型コロナウイルスの影響、、、

 

一筋縄ではいかない1年だったからこそ、ピンチもチャンスに変える「9期生らしさ」溢れる1年になったのではないかなと思います。

 

これから、ネクストゴールに向けて動いていきます。

 

是非今後のCUEに期待していてください！

 

学生国際協力団体CUE
吉田珠広