このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
地球の宝を守りつづける|マンスリーサポーター
マンスリーサポーター総計
プロジェクト本文
昨年実施したクラウドファンディングから1年。
茨城県つくば市にあるかはくの研究施設では、大切なコレクションを「守りつづける」基盤となる新収蔵庫がいよいよ本格稼動します。
まだほとんど「がらんどう」の収蔵庫。これからたくさんの標本・資料が運び込まれていくことになるこの場所で、館長への新たなインタビューを撮影しました。
収蔵庫やコレクションへの思い、そして4月から始まったマンスリーサポーター制度への思いを、一発撮りで語っています。ぜひご覧ください。
916,025,000円、56,584人。
2023年に国立科学博物館が実施したクラウドファンディングの最終的な結果は、職員一同、誰ひとり予想だにしないものでした。
国内クラウドファンディングの記録を塗り替えるほどの大きなご寄付のお陰で、かはくは当面の運営危機を免れることができました。全国からのあたたかいご支援に、改めて心から感謝を申し上げます。
かはくの重要な使命の一つは、地球の宝を守ること。
つまり、地球から与えられた宝物を、地球が存在する限り「守りつづける」ということ。
それは一人の人間が生きる時間軸から遥か離れた、果てのない営みでもあります。
こうした短期的にはお金にならない活動は、社会のみなさまからの下支えがなければ簡単に根が枯れてしまうものです。だからこそ、継続していくためには、かはくの自助努力や国からの資金に加えて、それを支えてくださる「仲間」が必要だ、と私たちは痛感しています。
今年から始まったマンスリーサポーター制度は、日頃から気軽に来館いただける方も、そうでない方も、全国・全世界の幅広い方々からネットを通じてかはく応援いただける仕組みとして立ち上がりました。
社会のみなさまに、私たちの活動を「常に見守ってもらいながら」支えていただくという点でも、大きな意義を感じています。
ご賛同いただけましたら、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
◆資金の使い道
本プログラムへのご寄付は、「地球の宝を守りつづける」ため、従来の予算に「加わる」形で、かはくの標本・資料の収集・保管・活用や調査・研究活動、展示・教育活動のさらなる発展のために大切に使わせていただきます。
|ご支援いただいた皆様へ。返礼ラインナップ
◆各コース早見表
※返礼品の内容は、変更となる可能性があります。変更の際は、事前に支援者様にお知らせいたします。
※ご寄付は税法上の優遇措置の対象となります。寄付領収証は電子メールでお送りいたします。
本マンスリーサポーターの返礼は、「地球の宝」たるかはくのコレクションとその研究にまつわる、他では見られないディープなコンテンツをオンラインで楽しんでいただけるように、ということに重点を置いています。
館内にとどまらず、全国全世界どこからでも・誰でも、科学を身近に感じ、その面白さとふれあえる。そしてかはくの活動や研究者を身近に感じていただき、皆様と新たな関係を作っていくことを目指しています。
◆各返礼のご紹介
※①③⑤⑧について、マンスリーサポーターにご登録いただいた支援者様は、ご登録時期にかかわらず、それまでのバックナンバーは全てご覧いただけます。
③動画インタビュー「かはくの深遠研究室だより」
第1回目のみ「お試し版」として無料公開しています。5,000円以上のコースの支援者様には、このような研究者からの動画を隔月で配信しています!
▼【体験版】かはくの深遠研究室だより|file.01:コブシガニのディープな世界
昨年のクラウドファンディング中に企画したライブ配信シリーズ「偏愛研究室」には、「研究者との距離が縮まった」「科学を身近に感じられるようになった」「ずっと続けてほしい」というお声を多数いただきました。今回の特典は、「深遠研究室だより」と改題しつつ、みなさまから寄せられたご意見を反映して企画しました。
⑤かはくメルマガ エッセイ拡大版
メールマガジンではシンプルなテキストでお送りしている研究者エッセイを、より分かりやすく・読みやすくリデザイン。さらにここでしか読めない「書き下ろしのコラム」も追加して、WEBマガジンのような体裁でお届けしています。
第1回のサンプル
⑧ディスカバリートーク アーカイブ動画
これまで館内限定だった「ディスカバリートーク」の一部を、アーカイブ動画に。トーク風景の録画だけでなく、ときに画面いっぱいに資料を投影しながら、より分かりやすいものになっています。
|クラウドファンディングの “その後”
昨年11月、茨城県つくば市の国立科学博物館研究施設エリアに新たな収蔵庫が完成しました。
現在、鋭意標本・資料を格納しておりますが、今後、クラウドファンディングのご支援もしっかりと活用させていただき、日々増えていく標本・資料を適切に保管し、世界中の研究に役立てるとともに、「地球の宝」として守り続けてまいります。
→クラウドファンディングの成果等については、こちらの「活動報告」ページにて随時レポートしてまいります。引き続き私たちの活動を見守っていただけますと幸いです。
新しい収蔵庫はまだがらんどう。ここがこれから標本・資料で埋まっていくことになります。
|なぜ、かはくには今後も寄付が必要?
国立科学博物館の収入源のバランスをみると、実は、寄付収入は全体の約2%です。このグラフの通り、多くを公費や入場料等収入に頼る構造そのものが、今後も大きく変わることはありません。
国立科学博物館 収益の内訳(年度により大きく変動する収入は除く)。令和4年度実績なので、昨年のクラウドファンディングは加味されていません。
ただ、世の中の色々な環境が変わっていく時代には博物館に求められている役割も増えてきており、さらに、ここ数年、コロナ禍や光熱費の高騰など、これまで想定していなかった事態を経験する中で、今まで通りの収入のあり方では緊急的な事態に柔軟な対応ができないということも痛感しました。
例えば事業収入の柱である「入場料」は、コロナ禍のように長期閉館を余儀なくされると一気に減少します。しかしながら、「誰にでもその門戸を開く」ことを責務とする国立博物館として、拙速な値上げは避けたいところです。公費も、非常時にすべてを頼ることは難しいのが現状です。
そこで、収入源の「第三の柱」として、寄付は今後の博物館の「安定的な運営」に必要なものになってくると考えています。
また、寄付集めは単なるお金集めではなく、私たちの活動を知っていただき、応援いただくための「仲間集め」なのだということも、これまでのクラウドファンディングを通じて実感しました。
昨年のプロジェクトでは、全国すべての都道府県からご支援がありました。そのバックグラウンドも、かはくに足繁く通ってくださっている方、一度も来館されたことがない方など、さまざまです。
かはくは、私たちに今まで見えていた以上に、多様な方々からの思いや期待を背負っている博物館なのだと再確認したからこそ、みなさまとの関係を一度きりにせず未来に繋いでいきたい。
それが、今回新たなマンスリーサポーター募集を開始した目的のひとつです。
今回5万人を超える方々にご支援をいただいて勇気づけられましたし、「皆さんの想いに応えなければ」と責任を感じる部分もあります。
いただいたコメントの中には、「親子四世代でかはくを楽しんでいます」という方もいらっしゃいました。今まで100年以上積み重ねてきたように、今後もかはくが魅力的な博物館であり続け、皆さんの「もっと地球を知りたい」という気持ちが育っていくことが、時代や国境をも超えて「地球の宝を守る」ことにつながると信じています。(副館長・コレクションディレクター 真鍋 真)
※インタビューより抜粋
かはくには、賛助会など、既存の寄付制度もありますが、それぞれに特典やご支援方法は異なります。今回のマンスリーサポーター募集は、そこに新たな選択肢を増やし、裾野を広げるための取り組みです。
また、ご寄付という形でなくても、来館いただいたり公式YouTube配信をご覧いただいたりすることも、もちろん大きな支えになります。
これからもかはくを楽しんでいただき、ご支援いただけますと幸いです。
>>かはく研究者に聞いた「あなたにとってコレクションとは?」詳細は前回クラウドファンディングページにて。
|税法上の優遇措置について
国立科学博物館は、税制上の優遇措置の対象となる「特定公益増進法人」です。当館への寄付金については、一定額を課税所得から控除する「寄附金控除」を受けることができます。
詳細は、こちらのリンクをご確認ください。
※ご寄付は税法上の優遇措置の対象となります。寄付領収証は電子メールでお送りいたします。
※ご注意
・リターンに関する条件の詳細については、「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」もご確認ください。
・支援者様をより理解し、今後の本プロジェクトを改善していくことを目的に、支援時にご質問がございます。
「回答しない」の選択肢もございますので、お答えにならない場合はそちらを選択ください。
何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
- 寄付金が充てられる事業活動の責任者:
- 篠田 謙一(独立行政法人国立科学博物館)
- 団体の活動開始年月日:
- 2024年4月1日
- 団体の役職員数:
- 100人以上
活動実績の概要
国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。 科博は、日本およびアジアにおける科学系博物館の中核施設として、主要な三つの活動(調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援)を推進しています。これらの活動を1931(昭和6)年、上野公園内に完成した日本館(重要文化財指定)と、それに隣接して建設した地球館、また筑波地区の実験植物園や研究棟、標本棟、さらに港区白金台の附属自然教育園(天然記念物および史跡指定)の主に三地区で展開しています。
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プロフィール
国立科学博物館は、1877年に創立された自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。対象研究分野は動物・植物・菌類・鉱物・化石・人骨・科学技術史資料など多岐に渡ります。 現在の登録標本資料数は500万点以上にのぼり、さらにその数は毎年数万点ずつ増えています。上野にある博物館に展示しているのはそのわずか1%未満にすぎず、多くは茨城県つくば市にある収蔵庫で保管されています。
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コース
3,000円 / 月
【スタンダード】毎月3,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●年1回のオンラインパーティーご招待
●【動画版】研究者インタビュー 視聴権
●オンラインパーティー見逃し視聴権
●【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
1,000円 / 月
毎月1,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●年1回のオンラインパーティーご招待
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
5,000円 / 月
毎月5,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●年1回のオンラインパーティーご招待
●【動画版】研究者インタビュー 視聴権
●オンラインパーティー見逃し視聴権
●【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
●直接質問も!研究者インタビュー参加権
●オンラインパーティー特別 二次会参加権
●かはく館内で実施されたディスカバリートークアーカイブ閲覧権
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
10,000円 / 月
毎月10,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●年1回のオンラインパーティーご招待
●【動画版】研究者インタビュー 視聴権
●オンラインパーティー見逃し視聴権
●【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
●直接質問も!研究者インタビュー参加権
●オンラインパーティー特別 二次会参加権
●かはく館内で実施されたディスカバリートークアーカイブ閲覧権
※返礼内容は、5,000円/月コースと同じです。
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
プロフィール
国立科学博物館は、1877年に創立された自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。対象研究分野は動物・植物・菌類・鉱物・化石・人骨・科学技術史資料など多岐に渡ります。 現在の登録標本資料数は500万点以上にのぼり、さらにその数は毎年数万点ずつ増えています。上野にある博物館に展示しているのはそのわずか1%未満にすぎず、多くは茨城県つくば市にある収蔵庫で保管されています。
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
#災害
- 現在
- 16,153,000円
- 寄付者
- 1,684人
- 残り
- 19日
戦争の記憶を守り継ぐ。戦史・戦跡資料デジタルアーカイブス構築公開へ
#地域文化
- 現在
- 5,405,000円
- 支援者
- 208人
- 残り
- 1日
吉村作治エジプト調査隊、存続の危機!
#地域文化
- 現在
- 5,450,000円
- 支援者
- 271人
- 残り
- 74日
「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 337人
希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
#まちづくり
- 現在
- 33,635,000円
- 支援者
- 1,472人
- 残り
- 51日
鉄道発展の礎を築いた最古の電車「京都電気鉄道電車」を守る|平安神宮
#地域文化
- 現在
- 6,570,000円
- 支援者
- 296人
- 残り
- 11日
高野山親王院|高野山の教科書「秘法」を守る、蔵の建て替えにご支援を
#環境保護
- 現在
- 770,000円
- 支援者
- 41人
- 残り
- 19日