このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける
マンスリーサポーター総計
プロジェクト本文


※2026年1月よりマンスリーサポーター制度が変更になります。
資金使途の追加、コース金額や返礼ラインナップが変更となるためご確認のうえご支援ください。

国立科学博物館と聞くと、東京・上野にある建物を思い浮かべる方も多いはず。実はこの他に、筑波実験植物園や附属自然教育園などの施設もあり、60名以上の研究者や140名以上の職員が各拠点で調査・研究、標本・資料の収集・保管・活用、展示・学習支援に励んでいます。
その活動を下支えするもの。それが、かはくが誇る国内随一の標本・資料群です。
実は、上野の展示室で見られるものは、収蔵する標本・資料のわずか1%未満。残り99%以上は収蔵庫に保管されています。このコレクションをもとにして新発見や再発見を含む研究成果が積み重ねられ、展示や学習支援といった形で皆さんの目に触れることになります。


動物、植物、生命史、理学。4つの研究部に加え、産業技術史資料情報センターや筑波実験植物園、附属自然教育園などを中心に、かはくには登録標本・資料が保存されています。その数、500万点以上。まだ正式に登録されていないものも含めると、さらにその数倍あります。
2023年には新たな収蔵庫が完成しましたが、それまで収蔵庫に入りきっていなかった標本・資料や、新しく迎え入れたもので、早くも埋まり始めています。標本の数は毎年、数万点ずつ増えつづけています。


すでに500万点もの標本・資料があるのならば、これ以上増やす必要はないのでは?むしろ取捨選択して整理すれば良いのでは?ーそんなふうに思われるかもしれません。しかし私たちは、数こそ研究の質に直結するものだと考えています。

標本や資料には年代や地域による違いがあります。同じ年代、同じ地域の標本や資料であっても、その性質には差が生じることもあります。このため、ある生物種を調べる場合、できるだけ数多くの個体を収集することが、その種についてより深く知る糧になるのです。これは産業技術に関する資料であっても同様です。
理想は、あらゆる種類、時代、地域で収集され続けること。「証拠」が多いほど、研究の精度が上がるのです。これが、コレクションが多数必要であり、そして増え続ける理由です。

ある標本や資料について、たとえ現時点では研究の余地がないとしても、技術の進展などで将来新たな発見につながる可能性が大いにあります。例えば、DNA解析技術の発展によって、古い標本から過去の定説を覆す発見がなされたことも。
現在だけでなく、未来の研究のために。
標本・資料を「維持し続ける」ことが、博物館の使命です。

かはくに集まる標本・資料は、全国の研究者・研究機関からの寄贈も多くあります。最近は研究者の高齢化や後継者不足で、引き取り手のいない標本・資料も増えています。そんな標本・資料にとって、かはくはコレクションの「最後の砦」でもあるのです。これがコレクションが増え続ける理由でもあります。

増えつづけていく標本・資料。これらを適切な温度・湿度で保存しつづけていくための費用は年々膨らんでいます。実際に費用がネックとなり、受け入れを泣く泣く断っている寄贈の相談も多くあります。
ここ数年のコロナ禍や光熱費の高騰を経験する中で、今まで通りの収入のあり方では緊急的な事態に柔軟な対応ができないということを痛感しました。
標本・資料は、いつ・どこで受け入れるチャンスが訪れるか予測しづらく、一度逃すともう二度と同じものには出会えないことも珍しくありません。将来「この時代・この地域の標本・資料があれば研究が進むのに…」と思っても、タイムマシンで過去に遡って集めることはできないのです。
だからこそ、できるだけ多くの標本・資料を「機を逃さずに収集する」ことが重要です。そのための新たな柱として、寄付による皆さまの支えを必要としています。
▼館長からのメッセージ動画
「よく考えると、我々のやってる活動って短期的にお金になる話ではないんですよね。今の人ではなくて、もっとずっと先の人たちのために活動している部分があります。
科学というと、「儲かるんですか」「これ実用化したら社会は便利になるんですか」ということを言われるんですけども、そういう部分でないところを我々は下支えしている。だからこそ、「こういうのはすべて国からのお金で賄うべきだ」というふうに突き放すよりは、「皆さんがサポートしてくれている」ということが我々にとって重要だというふうに思っています。
こういうお金にならないことって、社会の皆さんにサポートされていないとやがて根っこが枯れて倒れてしまう。ですから、社会の皆さんと一緒に私たちはこの地球の宝を守り続けていこう、と思っています」
ーー館長からのメッセージ(抜粋編集)

マンスリーサポーター制度が立ち上がって1年。わずか1年の間に、延べ771名の方から、合計18,830,000円のご支援が集まりました。(※2025年3月時点)
一人ひとりのご支援が、大きな力となっています。金額以上に、ご支援によって私たちの使命やビジョンへ多くの賛同をいただいていることに職員一同感激しています。支援者の皆様からの応援コメントやお話をうかがうと、皆様それぞれに、かはくとのストーリーがあり、期待をお寄せいただいていることがわかります。その事実に身が引き締まる思いです。

私たちの究極の使命。
それは、科学を身近な存在にし、人々の科学リテラシー向上に貢献することです。
科学リテラシーとは、自然や科学技術に対する適切な知識と態度を持つだけでなく、自然界や社会の変化に対応し、合理的な判断と行動ができる総合的な能力を指します。
そしてそのためには、豊かな感性を持つことが必要です。
スポーツやアートと同じようにサイエンスも、私たちの日々の生活を豊かにしてくれるものです。
自然における新発見や社会における課題解決を積み重ねることで、人々の知的好奇心や感性の涵養に貢献することができると私たちは考えています。
地球の宝を守り続ける。
その輪に、あなたも加わりませんか?
◆資金の使い道
本プログラムへのご寄付は、「地球の宝を守りつづける」ため、従来の予算に「加わる」形で、かはくの標本・資料の収集・保管・活用や調査・研究活動、展示・教育活動のさらなる発展のために大切に使わせていただきます。

全国どこからでも科学を身近に感じ、その面白さに触れられるように。かはくの研究者による他では見られないディープなコンテンツをご用意しています。
※①③⑤⑧について、マンスリーサポーターにご登録いただいた支援者様は、ご登録時期にかかわらず、それまでのバックナンバーは全てご覧いただけます。
※返礼品の内容は変更となる場合があります。変更の際は事前に支援者様にお知らせいたします。
おすすめコンテンツ①:年に1度の感謝祭
1年に1度、支援者限定のオンライン感謝祭イベントを開催いたします。24年度は、館長・副館長・現役研究員2名による普段は聞けない研究の裏話などで盛り上がりました。
おすすめコンテンツ②:科学を文化にWEEK
11月3日は文化の日。その前日、11月2日はかはくの創立記念日。そんなタイミングに、研究員による収蔵庫の紹介ムービーを配信しました。
2025年からはこのクロストーク形式の深遠研究室が通常リターンとして再登場します。
よくある質問
Q. 寄付をすると、税法上の優遇が受けられますか?
国立科学博物館は、税制上の優遇措置の対象となる「特定公益増進法人」です。当館への寄付金については、一定額を課税所得から控除する「寄附金控除」を受けることができます。
詳細は、こちらのリンクをご確認ください。
※寄付領収証は電子メールでお送りいたします。
Q. マンスリーサポーターはいつでも解約できますか?
解約可能です。月末までに解約手続きをしていただくと、翌月分からの引き落としは行われません。
※ご注意
・リターンに関する条件の詳細については、「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」もご確認ください。
・支援者様をより理解し、今後の本プロジェクトを改善していくことを目的に、支援時にご質問がございます。
「回答しない」の選択肢もございますので、お答えにならない場合はそちらを選択ください。
- 寄付金が充てられる事業活動の責任者:
- 篠田 謙一(独立行政法人国立科学博物館)
- 団体の活動開始年月日:
- 2024年4月1日
- 団体の役職員数:
- 100人以上
活動実績の概要
国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。 科博は、日本およびアジアにおける科学系博物館の中核施設として、主要な三つの活動(調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援)を推進しています。これらの活動を1931(昭和6)年、上野公園内に完成した日本館(重要文化財指定)と、それに隣接して建設した地球館、また筑波地区の実験植物園や研究棟、標本棟、さらに港区白金台の附属自然教育園(天然記念物および史跡指定)の主に三地区で展開しています。
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プロフィール
国立科学博物館は、1877年に創立された自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。対象研究分野は動物・植物・菌類・鉱物・化石・人骨・科学技術史資料など多岐に渡ります。 現在の登録標本資料数は500万点以上にのぼり、さらにその数は毎年数万点ずつ増えています。上野にある博物館に展示しているのはそのわずか1%未満にすぎず、多くは茨城県つくば市にある収蔵庫で保管されています。
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コース
3,000円 / 月

【スタンダード】毎月3,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●【動画版】研究者インタビュー 視聴権
●【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
1,000円 / 月

毎月1,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
5,000円 / 月

毎月5,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●【動画版】研究者インタビュー 視聴権
●【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
●直接質問も!研究者インタビュー参加権
●かはく館内で実施されたディスカバリートークアーカイブ閲覧権
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
10,000円 / 月

毎月10,000円コース
●寄付領収証(電子メールでお送りします)
●【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
●【動画版】研究者インタビュー 視聴権
●【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
●直接質問も!研究者インタビュー参加権
●かはく館内で実施されたディスカバリートークアーカイブ閲覧権
※返礼内容は、5,000円/月コースと同じです。
※詳細やご注意事項については、概要ページの「◆各返礼のご紹介」を必ずご確認ください。
プロフィール
国立科学博物館は、1877年に創立された自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。対象研究分野は動物・植物・菌類・鉱物・化石・人骨・科学技術史資料など多岐に渡ります。 現在の登録標本資料数は500万点以上にのぼり、さらにその数は毎年数万点ずつ増えています。上野にある博物館に展示しているのはそのわずか1%未満にすぎず、多くは茨城県つくば市にある収蔵庫で保管されています。

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 65,146,000円
- 寄付者
- 3,005人
- 残り
- 14日

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 577人

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 531人

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 229,972,500円
- 支援者
- 13,462人
- 残り
- 14日

1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ
#観光
- 現在
- 78,718,000円
- 支援者
- 6,785人
- 残り
- 17日

より多くの引退馬の幸せな余生を願う|ヴェルサイユ新厩舎プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 40,955,000円
- 支援者
- 2,204人
- 残り
- 23日

絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を
#地域文化
- 総計
- 147人












































