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まちを再生する訪問看護「Nurse&Craft」サポーター募集!

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プロジェクト本文

▼はじめに

ページをご覧いただきまして、ありがとうございます。Nurse and Craft株式会社代表取締役の深澤と申します。

 

まずお伝えしたいことは、本プロジェクトは、とびしま海道で暮らす住民の皆さんやその土地を離れて暮らすご家族の方々に対して継続寄付を求めるものであるということです。

 

基本的なことを申し上げて恐縮なのですが、日本において公的な医療・介護サービスは市場経済の上でサービスが提供される部分もあり、人口が少ないなどの理由で経済合理性がない地域からサービスが撤退されてしまうことは、資本主義社会では当たり前のことです。

 

つまり、医療・介護サービスが地域にあること、そのサービスを提供してくれる人たちがいることは、当たり前のことではないということです。しかし残念ながら、多くの人々は病気や怪我をしたときになって初めて医療や介護サービスの存在に気付きます。

 

医療や介護サービスを受ける権利は全員にあっても地域の医療・介護インフラを住民自身が守ろうとしなければ、必然と無くなってしまうものなのです。今回、とびしま海道の住民の皆さんに、「自分たちのまちは自分たちで守る」という想いを強く持っていただきたく、本プロジェクトを立ち上げました。

 

Nurse&Craft深澤

 

▼とびしま海道が抱えていた問題

とびしま海道は、広島県呉市から安芸灘諸島を経由し、愛媛県今治市の岡村島まで7つの橋で結ぶルートのことで、人口は約5500人で高齢化率は平均でも60%を超え、高い地区では70%以上になります。少子高齢化や人口流出、産業の衰退などから島嶼部の医療・介護資源は常に不足し、私たちが介入するまで訪問看護ステーションはありませんでした。

 

高齢者独居や老夫婦世帯がほとんどで、地域コミュニティが崩壊或いは希薄した状態にあり、近くに頼れる人もおらず、在宅での療養や介護、看取りといった選択が取れない状況でした。故に、とびしま海道内への訪問看護ステーションの設置は地域にとって優先課題だったのです。

 

地域コミュニティの崩壊

 

▼過疎地を健康不安がないまちへと再生する

私たちは呉市本土から4つ目の島である大崎下島に拠点を置き、2020年1月からとびしま海道全域で訪問看護サービスを提供してきました。しかし、人口が少なく、独居世帯・夫婦世帯がほとんどであるため、訪問看護サービス単体の事業では慢性的な赤字に陥ることは明らかでした。今でも訪問看護サービス単体では非常に不安定です。

 

そのため当初より、次の3つの事業から構成される事業構造にすることで持続可能性の向上と長期的な企業価値の創出を目指してきました。その結果、地域の医療・介護インフラ整備と一次予防DXの実現、医療関係人口の創出が図れ、「まちを再生する訪問看護」として存在しています。

  1. 訪問看護サービス:一次予防や遠隔医療にも積極的な訪問看護ステーション
  2. 高齢者向けヘルスケアサービス:IoTと訪問看護師による高齢者の健康の維持増進と見守り
  3. ヘルスツーリズム:医療・介護従事者を対象としたリトリートプログラムの提供

ソリューション

 

▼成長できる日本

人口の多い都市部で住んでいると気が付きませんが、人口の少ない過疎地から徐々に医療や介護サービスの崩壊など深刻な状況が顕在化してきています。それに伴い、「病院に行っても健康にはなれない」や「お金があっても医療や介護は受けられない」など、健康づくりに対する価値観の変化も少しずつ見られてきました。

 

さらに、超高齢社会の問題は日本だけにとどまりません。今後、多くの国々で高齢化が加速していく中、日本の動向は常に注目されています。そのとき、日本の高齢者がイキイキと暮らしている姿を世界の人々に見せられたのなら、彼らはその仕組みを必ず母国に持ち帰りたいと思うはずです。高齢者向けの商品やサービスは、日本が先端国になるはずだからです。

 

しかも、千年レベルの歴史や独特な文化、豊かな自然が山ほどある日本において、それらを観光と組み合わせることで大きな武器になります。このショーケースを日本中につくって世界中に仕組みを売ることができたら、日本はまだまだ成長できます。

 

ヘルスツーリズムの様子

 

▼なぜビジネスにならない過酷な場所でやるのか

私の出身地は長野県で、移住する前も東京都で介護系メディアを主として活動しており、広島県には縁もゆかりもありませんでした。当社の看護師スタッフも移住者が半数を占めています。そんな私たちは、社会課題のド真ん中で挑戦するからこそ、活動する意味があると考え、大崎下島に移住してきました。

 

なぜなら、経済合理性がないからこそ、イノベーションが生まれると考えているからです。誰もが避ける場所だからこそ、活動も注目されます。さらに、生き残るために強いられる緊張感で覚醒し、会社も人も成長が加速するからです。私たちは、大崎下島を「100年後の日本」と捉え、そこで生まれた成果を世界に広げていくべく、すでにその一歩を踏み出しました。

 

なぜ過酷な場所でやるのか

 

▼私たちのビジョン/ミッション

  • Vision/今が一番楽しく、明日が楽しみになる社会
  • Mission/人生100年時代の新しい暮らし方をつくり、それを支えるナースの精神を調整する

ビジョンとミッション

 

▼THEORY OF CHANGE(セオリー・オブ・チェンジ)

現在、「社会から少しずつ切り離され、不安を抱える高齢者」や「労働環境の悪化で自分を見失っている医療介護従事者」、「長く閉塞感に苛まれ、未来に期待できない現役世代」、「拝金主義や高齢化が進み、廃れてしまう地域コミュニティ」など、課題が引き起こしている社会の負の状況が日本の至るところにあります。

 

私たちは、このような状況を変えるために活動し、「色々な地域で、『100年生きたら、おもしろかった』と思う人がいる、未来に期待できる社会」を実現していきたいと考えています。

 

セオリー・オブ・チェンジ

 

▼メディア&活動の様子

ありがたいことに私たちの活動はカナダまで届いています。以前、ケベック州で発行されている新聞の記者の方が来日されたときに取材をしていただきました。その際に住民の方の声も丁寧に拾っていただき、3回の連載として掲載されています。

 

また、地域活動の一つとして、「とびしまの医療・介護を考える」という住民参加型のイベントを毎年開催しており、その際のレポートも挙げさせていただきます。ぜひご一読ください。

  • カナダ・ケベック州「ル・ドゥヴォワール」紙での記事はこちら
  • 「とびしまの医療・介護を考える」レポートはこちら

メディア&実績

 

▼社会的インパクトの創出

まだまだ道半ばではありますが、これまでの5年間の活動から多くの社会的インパクトを創出することができました。

 

採用問い合わせ数

学びにきた看護学生の数

健康教室参加者数累計

コミュニティランチ参加者数累計

働きがいを見つけられた看護師数

再生されたコミュニティ数

 

▼継続寄付をはじめる理由

冒頭で申し上げた通り、超高齢社会で医療費や介護費や抑制される中、地域の医療・介護インフラ維持は、そこの土地で暮らし、そこのサービスを享受する住民自身が支えていくことが重要だと考えています。医療や介護サービスを行政やボランティアのみに頼るのではなく、住民の皆さんが自分たちのまちを自分たちで守っていく姿勢が大事です。それがダイレクトにできる手段として、継続寄付の仕組みを使いたいと考えています。

 

また、遠方に住むご家族が親御さんの暮らす地元に、直接貢献できる手段として活用したいと考えました。地域に何か貢献できることはないかと悩むご家族にとって、この仕組みは非常に役立つと思います。いずれにせよ、住民自身が自分たちでまちを守ろうとする姿勢がないと外部からの手助けは長続きしません。

 

▼資金の使いみち

訪問看護ステーション運営の安定化を図るため、医療スタッフの採用や人件費、訪問車両などの設備などをはじめとする運営費用に使用させていただきます。

 

訪問看護の車中

 

▼サポーター特典

①毎月の活動をニュースレターとしてご報告します。

②年次報告書年間の活動をまとめた年次報告書(アニュアルレポート)を送付します。発送時期は毎年8月頃です。

※特典内容は予告なく変更することがございますので、あらかじめご了承ください。

 

▼メッセージ

団塊の世代が後期高齢者に入り、社会保障費の膨張は止まりません。これらの財源は国民の税金であり、私たちの子供や孫など未来からの借金で成り立っています。下の世代の負担は非常に大きくあり、故に自分たちの将来に希望が持てなくなってしまっているのが現状の日本です。

 

ここで私が言いたいのは誰が悪いという話ではなく、現状を打破して良い未来をつくることを一緒にやってくれませんかということです。私たちNurse&Craftは、「100年生きたら、おもしろかった」と誰もが言える世界を実現するために、その想いや価値観を共有する仲間と共に活動を続けています。

 

良い未来をつくるために、私たちへの支援をお願いいたします。

 

 

※ページ上の顔が写っている写真は、すべて本人より掲載許諾を得ています。

 

 

 

 

〈留意事項〉

  • ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
  • 本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援はできかねますのでご了承ください。
  • 本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
  • ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。
  • 翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。
  • コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。
  • ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
寄付金が充てられる事業活動の責任者:
深澤 裕之(Nurse and Craft株式会社)
団体の活動開始年月日:
2020年1月1日
団体の法人設立年月日:
2019年8月30日
団体の役職員数:
5〜9人

活動実績の概要

当社が運営する訪問看護ステーションうらにわは、2020年1月からとびしま海道全域で訪問看護サービスを提供してきました。看護師4名と作業療法士1名の体制で大崎下島の久比地区に事務所を置いています。利用者数は45名前後を推移しており、人口減少と共にこれ以上の利用者数の増加は見込めません。そのため、過疎地でも医療・介護インフラが維持できるように、独自のビジネスモデルの構築を図っています。

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