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“他人”はお断り―お見送りも、お墓参りもできない孤独死をなくしたい

“他人”はお断り―お見送りも、お墓参りもできない孤独死をなくしたい
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

 

1.私たちの活動

2.なぜ「孤独死」を防ぎたいのか

  「親族でない」と何もできない、という現実

     ある「孤独死」―― 私たちの決意  

3.ご支援の使いみち

 

私たちの活動

 

一般社団法人みとり」は社会問題にもなっている「孤独死」を、一人でも減らしたい、そして身寄りのない方・生活に困窮されている方に「尊厳あるご葬儀を」という想いで、2022年2月より、大阪府下を中心に活動をしています。 

 

 昨今のコロナ禍や物価高騰により生活に苦しむ方も増え、家から出る機会も減らし、ますます社会から孤立してしまう方も多くおられます。さらにご高齢やご病気など、個々のご事情によっては、まさに「孤独死」と隣り合わせの毎日であることも少なくありません。

 

当団体では、そのような「最悪の事態」を防ぐため、お元気なうちから「見守り活動」を通じて状況を把握し、緊急時や入院時のサポート、食料支援等を行っています。また、一般的な福祉支援が「生きるため」であるからこそ、“こぼれ落ちて”しまう、「お亡くなりになった後」(※1)までを一貫してサポートしています。生活困窮で「自身での備え」が困難な方のために、これらのサポートを無料で行っていることも特徴の一つです。

 

                                                                          

 

       

 

私たちは、元大手葬儀社に勤務していた者が中心となり立ち上げた団体です。現在、身寄りのない方に対して行われる福祉葬や、金銭的理由から直葬でのご葬儀を選択するしかない方々に対し、まるで「モノ扱い」のような、あまりにも尊厳を考える事のないご葬儀が執り行われています。

 

その現状に社員として「何もできない」という悔しさや申し訳なさが、現在の活動につながっています。

 

 

「みとり」の活動を通じて、「孤独死の“現実”」についても、皆さんに知っていただきたいと考えています。  

 

 

「親族でない」と何もできない、という現実

 

「孤独死」の定義は様々あるのですが、基本的には「死亡時の状況」と「故人に関わる人の有無」によって、“その後”が大きく変わります。

 

「身寄りのない方」といっても、本当に誰とも何のつながりもなく一生を送る人はいません。家族や親類でなくとも、日々顔を合わせていなくても、その消息を気にしている方はおられます。

 

もしその方がお亡くなりになれば、お葬式に行きたい、お墓参りをしたい…という方もあるでしょう。

 

ただ、死亡と埋葬に関する情報や、遺品など、その多くが個人情報です。そのため法律や行政の手続き上では「親族か否か」という線引きで、その扱いが全く変わってきます。

親族がおられない方に関しては、普段、ご本人がどれだけ社交的であっても、いくら親しくしていた方であっても、「孤独死」という状況でお亡くなりになった場合、  

 

・どのようにお亡くなりになったのか

・いつ、どこで火葬や埋葬をされるのか(されたのか)

・遺品など故人を偲ぶものはあるか  

 

といったことは何一つ教えてもらえません。

「他人」だから、というだけで門前払いなのです。

 

ただ「どこかもわからない場所に手を合わせるしかない」―――。

 

それが、親族のいない方の「孤独死」の現実なのです。

  

 

 

 ある「孤独死」―― 私たちの決意  

 

当団体は「一般社団法人」として活動を始めました。それには、ある一つの「孤独死」が大きく関わっています。

 

まだ「みとり」としてスタートする前のことです。

古くから親交があり、活動の構想についてもご存知で、常日頃「親戚もないし、自分に万が一のことがあったら後は頼むわ」とおっしゃっていた方が急逝されたのです。

 

ところが、先に挙げたとおり、親族でない個人は「ただの他人」でしかなく、警察に何度通っても、何一つ知ることができませんでした。もちろんお葬式もできず、お骨がどこにあるのかさえ、今もわからないままです。

 

当時、私たちはNPO法人としての立ち上げを考えていました。

けれど、設立までに時間がかかってしまう。その間に、またあのようなことが起きたら。

 

また「何もできない」まま終わってしまう。

 

「せめて法人であれば、身元引受ができる」

一刻も早く設立しなければ。

 

そんな経緯で、「一般社団法人」として、2022年2月1日、「みとり」が発足しました。

 

二度とあの無念を繰り返さない。

それが、私たちの決意であり、活動を続ける原動力でもあります。   

  

 

 

当団体では、特に高齢で生活に困窮されている方や身寄りのない方、生活保護を受給されている方々にサポートさせて頂いています。

 

類似のサポートを行う自治体や他団体も増えてはいます。ただ、そのほとんどが有料サポートで、「本当に生活に困っている方に届かない」のが、実際のところです。

 

今、日々の暮らしに困っている方は、それがたとえ少額であっても、「先の備え」に対する支払いが出来ないのです。

だからこそ、当団体では「無料サポート」にこだわり、活動を続けています。 

 

 大阪府下に限らずお問い合わせは頂くのですが、サポート活動による収入はなく、自己資金での活動には限界があります。

今後、活動範囲をきめ細かくするにも、広げていくにも、皆さまのご協力が欠かせません。

 

また、継続寄付と共に、私たちの活動にサポーターとして賛同していただける方には、サポート活動やイベントへの参加も呼びかけていきたいと考えています。

 

現状はその経費を新たに捻出することも難しい状況です。

この継続寄付をきっかけに、無料サポートの継続と、よりよい活動を届けられるよう、ご支援いただければと思います。

 

どうか皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

日々の活動等はTwitterInstagramでもご紹介させて頂いていますので、フォローもよろしくお願いいたします。

 

 

地域密着型の薬局様に相談窓口をお願いしています。薬局のご利用者のうち支援を必要とされる方に当団体の活動をご紹介いただき、私たちがサポートできるよう連携しています。

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
鈴木敏哉(一般社団法人 みとり)
団体の活動開始年月日:
2022年2月1日
団体の法人設立年月日:
2022年2月1日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

・登録者への見守り活動、食料支援  ・地域包括や事業所等との連携  ・講演活動(民生委員の研修会、地域住民向けイベント等にて) ・認知症サポーター(養成講座修了)  ・中央共同募金会「地域での孤立に気づき、つながり、見守る人材(つながりワーカー)養成および実践活動助成」採択、研修開催

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