ファシリティドッグの寄り添いを未来へつなぐプロジェクト2021
寄付総額
目標金額 10,000,000円
- 寄付者
- 830人
- 募集終了日
- 2021年2月12日
清武琳さんからメッセージをいただきました
2018年に行われたベイリー引退セレモニーの新聞記事から、小学校4年生のときにファシリティドッグの存在を知った福岡県在住の清武 琳(きよたけ・りん)さん(12)。
脊柱側彎症のため、半年に1回、手術で地元のこども病院に入院する琳さんは、その存在を知って以来、自身が入院するこども病院にファシリティドッグ導入を呼び掛けるなどしてきました。
西日本新聞社こども特派員の琳さんは、2019年12月に初代ファシリティドッグ ベイリーを取材し、西日本新聞に記事として掲載されました。
記事は、以下からご覧になれます。
今春、中学校に入学する清武琳さんが今回のプロジェクトにメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。
令和元年12月、ベイリーとアニーに会いました。新聞社でこども記者として活動していたぼくの、ファシリティドッグを取材したい、という夢を、たくさんの人たちが協力してかなえてくれたのです。
ぼくは新聞記事でベイリーのことを知り、ファシリティドッグについて調べ、病院や市長に導入をお願いする手紙を書きました。でも、返事は「導入は難しい」というものばかりでした。いろいろな人の意見を聞き、導入が進まない大きな理由の一つは資金面に課題があること。もう一つは感染症が心配されることだと知りました。
今、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、日本の病院でも厳しい感染予防対策が取られています。そのため、子どもたちが入院している病院でも、家族の面会が制限され、ボランティアの訪問もなくなりました。
ぼくは2月2日から入院していますが、現在は緊急事態宣言が発令中のため、去年よりもさらに面会制限が厳しくなりました。今までの入院中は、付き添いをしている母が昼間仕事に行くことができましたが、それもできなくなりました。父との面会も、手術日以外はできなくなりました。
病院の中のイベントも中止になり、入院している子ども同士の交流もできなくなりました。大部屋では感染防止のためカーテンを閉めなければならず、となりのベッドの子の顔を見ることもありません。以前は入院しているほかの子どもたちと一緒にゲームをしたり工作をしたりしていましたが、それもできなくなりました。お母さんたちもあまりおしゃべりをすることができません。夜の間だけ家に帰ることもできなくなり、困っているお母さんもいるそうです。ただでさえ毎日病気と向き合い、学校にも行けず、つらく寂しいことが多い闘病中の子どもたちは、コロナの影響で、今まで以上に苦しい思いをしています。
でも、こんなにも厳しい感染症対策がとられている中で、ファシリティドッグは活動を続けています。犬から人にうつる病気はほとんどないからです。感染症が心配だから導入できない、と言われてきたのに、皮肉にも感染症に犬が安全だということが証明されたのです。
ぼくは、脊柱側弯症のため、年に2回手術を受けています。手術後の数日間は点滴やモニターや尿管につながれ、痛みで吐き続けることもあります。そろそろ起きてみよう、と言われても、こわくてなかなかベッドから頭を離すことができません。術後初めてベッドの上に座るのは、とても勇気がいることなのです。
数年前、入院中にソフトバンクホークスの工藤監督が病院を訪問してくれたことがありました。ぼくはその前日まで立つこともできませんでしたが、監督に会いたい一心で、自分で歩いて病室から会場まで行きました。監督に会いたい、という気持ちは、強い痛み止めの薬よりもよく効きました。
ぼくは、初めて新聞でベイリーの引退式の記事を見た時、とても驚きました。衛生管理の厳しい病院に犬を入れるなんて信じられなかったからです。でも、記事を読むうちに、ぼくの入院する病院にも犬がいてくれたらどんなにいいだろう、と思いました。
ぼくが工藤監督に会えたのはとても運が良かったからです。たまたまその日、その時間に入院していて、病室から出ることができたからです。
ベイリーはちがいます。いつでも会いにきてくれるのです。手術室まででも付き添ってくれるのです。つらい治療の時に、そばで励ましてくれるのです。
ベイリーと一緒に歩けるならリハビリを頑張れる、という子の気持ちが、ぼくにはとてもよくわかります。無理やり歩かされるのではなく、自分が歩きたいと思うから、歩けるのです。
その日から、ぼくはベイリーに夢中になりました。そして、夢がかなって、ベイリーに会うことができました。ベイリーに会った時、なんてやさしい目をしているんだろう、と思いました。真っ白でふわふわなベイリーの毛並みに触れ、森田さんがベイリーをどれほど大切にしているかわかった気がしました。
アニーももちろんとってもかわいかったけど、ぼくにとってのベイリーは、ほかの犬とは違う、特別な存在です。悲しいけれど、ベイリーにはもう会うことができません。ぼくがベイリーに会うことができたのは、ぼくがこれからも手術や入院を頑張れるように、との神様からのプレゼントかもしれません。
医療崩壊、という言葉が聞こえてくるほど、現在の医療現場は大変な状況です。犬どころではない、と言われても仕方がないのかもしれません。
でも、こんなに大変な状況の中で、家族にも会えず、毎日病気と闘っている子どもたちがいることを、どうか忘れないでください。そして、そんな子どもたちの心の支えとなって活動してくれているファシリティドッグのことを知ってください。
いつだれが病気になるかはわかりません。いつか、もし、自分の子どもや孫が重い病気になったとしたら、入院する病院に犬がいて、やさしい瞳で勇気づけてくれたらいいな、と思いませんか?
ぼくは、日本中のこども病院でファシリティドッグが活動できる日がくることを祈っています。
清武琳
清武さんがファシリティドッグの存在を知るき
今回のプロジェクトを通じて、多くの皆様がファシリティドッグ・プログラムに代表される私どもの活動を応援してくださっていることを実感しています。
残り8日、プロジェクト終了まで引き続き、応援、声援をよろしくお願い致します。
ギフト
3,000円
3,000円
■お礼のメール
■寄附金領収証
※今回のプロジェクトは税制優遇の対象となります。詳細は、ページ概要末尾を必ずご確認ください。
※複数口でのご支援も可能です。
- 寄付者
- 429人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
10,000円
10,000円
■お礼のメール
■寄附金領収証
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※複数口でのご支援も可能です。
- 寄付者
- 306人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
30,000円
30,000円
■お礼のメール
■寄附金領収証
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- 寄付者
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
50,000円
50,000円
■お礼のメール
■寄附金領収証
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- 寄付者
- 24人
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- 制限なし
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- 2021年6月
100,000円
100,000円
■お礼のメール
■寄附金領収証
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- 寄付者
- 10人
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- 制限なし
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- 2021年6月
300,000円
300,000円
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500,000円
500,000円
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- 寄付者
- 5人
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- 制限なし
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- 2021年6月
1,000,000円
1,000,000円
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- 寄付者
- 1人
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- 発送完了予定月
- 2021年6月
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