豪雨災害で崩壊した参道修復を。重要文化財・舟城神社を未来へ繋ぐ。

舟城神社

目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月28日（金）午後11:00までです。

支援総額

4,150,000円

目標金額 5,000,000円

83%

支援者: 63人

残り: 9日

プロジェクトの支援にすすむ

目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月28日（金）午後11:00までです。

https://readyfor.jp/projects/funaki_jinjya?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social

専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます

シェア
ポスト
LINEで送る
noteで書く

豪雨災害で崩壊した参道修復を。重要文化財・舟城神社を未来へ繋ぐ。

舟城神社

2025年10月21日 14:28

応援メッセージのご紹介｜丹波市文化財保護審議会委員山内順子様

シェア
ポスト
LINEで送る
noteで書く

日ごとに秋も深まり、境内にも静かな季節の気配が感じられるようになってまいりました。平素より、舟城神社の再生プロジェクトに温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

本日は、プロジェクト実施にあたり、丹波市文化財保護審議会委員の山内順子様より頂戴した応援メッセージご紹介いたします。

舟城神社クラウドファンディングに寄せて

舟城神社は神仏習合の時代から牛頭天王（ごずてんのう）が祀られてきました。疫病を退散させるという神であり、また、その名から牛の神さまでもあると地域で信仰されてきたのです。

農業を牛と一緒に行っていた時代、牛は家族のように大切にされていましたから、人々は牛の健康を願い、舟城神社に牛とともに参拝していました。それで、舟城神社の参道は、人と牛が並んで歩けるように幅広く作られているのです。

その大切な参道が、豪雨災害により傷んでしまいました。皆さまのご協力によって参道が修復できれば、牛に感謝やねぎらいの言葉をかけつつ、ともに参拝した光景や人々の優しい心持ちを再び思い浮かべることができましょう。

幸い、豪雨の際にも本殿や神輿蔵などは災いを逃れることができました。本殿には数多くの彫刻があります。これらを見るだけでも時が経つのを忘れてしまいそうなほど。また、本殿前の狛犬は、江戸時代、安政四年（1857）に奉納されたものです。地元の誇る名石工・難波金兵衛（なんばきんべえ）が、「伊助」という銘を入れて彫っています。神輿蔵の屋根の鬼瓦は、他に例を見ないデザインです。まるで、牛頭天王が、疫病の象徴である小鬼を抱えて諫めているように見えます。